2017 JGP ベラルーシ大会 女子 終わりました。   結果は、荒木選手が、2位！で、滝野選手は、5位という結果になりました。     荒木選手は、スタート前、ちょっと緊張しているかな、って感じでしたが、でも、冒頭からコンボへ、すんなり決めていきましたから、ショーと同様落ち着いていましたね。 その後は、殆ど心配するような場面は、なかったです。 その、氷捌きといいますか、演技度胸と言いますか、彼女は、中々ですね…笑 フリーは彼女は、ショートと同じ出来の演技だったと思います。良かったです。 それでも点が伸びなかったのは、ジャンプに加点が付かなかったからですが、演技後半、×1.1のジャンプからは疲れからか、全て回転が不足がちで、着氷が乱れて流れもありませんでしたから、加点が付いていませんね。 特に、本当でしたら、2A+3Tは比較的跳びやすいコンボのはずでしょうから、ここで×1.1で、10点には乗せたいところでしたけど、ファースト、セカンドとも、着氷乱れてしまってますし、しかも、セカンドの3Tは、アンダーローテでもいいくらいですかね… それでも、彼女は、いいですねぇ～。笑 本当は、PCSもっと貰える選手だと思いますが、このフリーのようなプログラムでは、彼女の良さは出にくいでしょうね… このプロ、キャシー・リードのようですが、こういう、一本調子で緩急がハッキリしないプロは、PCS伸びませんね。 振付も音楽と合っているようないないような抽象的なものは、形は綺麗で、選手がどんなに上手く演じても、ISUのジャッジには、理解できませんから、選手の評価も下がってしまいます。 ホント、当たり前ですけど、振付、プログラムは、大事です…   荒木選手、今後期待の選手です。     滝野選手、冒頭コンボのセカンドが2Tになったり、エッジエラーでの減点あり、2Aの抜けあったり、でしたね。 とりあえずノーミス、と言うわけには行きませんでした。 ここまでに彼女の演技、評価見ていると、なかなか彼女のジャンプに加点されないんですよね…　どうしてでしょう？？ やっぱり、スピードが足らなくて、流れに乏しいからなんでしょうかね。 着氷も不安定な印象ありますからね… もう少し筋力が付いてくれば、ジャンプも安定してくるのかもしれません。 わかりませんが…笑 それと、改めてこのプロ見てみますと、これ、余りよくないですね。 ジェフリー・バトルのプログラムのようですが、これは駄目でしょ。 最初から最後まで、ダラッとしてメリハリがないから、彼女の演技もそんな風に映ってしまう。 多分選曲が悪いですね。 この曲を使うにしても、もっとメリハリのある部分を使って、緩急、盛り上がりの部分、選手の演技の見せ場、そういうのを全体として考えて構成していかないから、こんなプログラムになってしまう。 ジェフリー・バトル本人の演技みたいに、何となくメリハリなく、インパクトにかけるような、ね…笑 彼、音楽を感じ、それを形にするセンス、ないかもね…   ちなみに、「レ・ミゼラブル」は、デヴィット・ウィルソンもやってます。 そう、2012/2013のキムヨナ。 2013の世界選手権のフリー。   このときのキムヨナの得点がどうのとか、別として、これこそが、振付だと思います。 同じレ・ミゼラブルでも、デヴィット・ウィルソンが使ったのは、作曲家が違うものなので、自ずと雰囲気は違ってきて当然ですが、彼がこの曲で、キムヨナにどういう演技をしてもらおう、彼女の長所をどう活かそう、どうしたら彼女の魅力が最大限に発揮させて上げられるか、それをホントに最小限の振付で、やってのけてますよね… 技と、音楽と、振付とが一体となった、プログラム。 選手の実力、魅力を何倍にもする、振付、プログラム。   滝野選手、ファイナルは厳しいですが、ショートのプロは良かったですし、演技も彼女の実力が伝わるものでしたので、来シーズン、ジェフリーはクビにして、プロを変えて、新しい彼女、期待したいですね… って、まだ今シーズンありますが…笑   2人とも、お疲れ様。       […]