Archive for August, 2017

2017アジアンオープン、白岩選手と坂本選手…

アジアンオープン、正式には、「Asian Open Figure Skating Trophy」。 アジアスケート連盟が主催しているとのことで、参加国はアジア地域だけですので、日本選手としては、優勝もしくは表彰台独占が当たり前の大会で、選手としては、順位よりも、演技内容と得点が重要になってくるでしょう。 結果は、以下のとおりでした。 まあ、シーズン最初だから仕方がない、いろいろ課題を見つけて本番にむけて、って、ところでしょうが、それにしても、ちょっと得点低いですね… 坂本選手も白岩選手も、シニアに上がって見劣りするような選手ではないので、シーズンはじめとは言え、まだ若い選手なんですから、徐々に、なんて考えはなくしたほうが良いと思いますけどね… 白岩選手の今年のフリーは、私的には、変プロです。笑 何故って、フィギュアの振り付けに展覧会の絵はないです… まあ多分、初めて聞く方であれば、サウンドとして聞くでしょうから良いんでしょうけど、純粋にクラシック音楽として全曲を聴いていてこの曲のイメージが固まってしまっている私からすると、ないです。笑 そもそもこの曲は、作曲したムソルグスキーの亡くなった知り合いの遺作である絵画を元にそれぞれの絵の特徴を表現して書かれた音楽、複数の曲からなる組曲なので、ですから、曲にはハッキリとしたイメージが、あって、それを無視した振り付けは、私には見ていて、違和感だらけでして… で、まあ仕方ないんですが、この実際の振り付けも、特に、曲が表している絵画を表現したものではないですし、使われれたアレンジもあまりよくないですし、後半、3:28からは展覧会の絵ではない、何か別の曲をくっつけて、しかも終わりがなんとも盛り上がりが中途半端で… 誰がやったか知りませんが、何故、このプロを彼女にさせなきゃいけなかったのか… 彼女の良さが振り付けからは感じられませんね… 話によると昨シーズンやる予定だったらしいですが… 演技は、そんな振り付けでも、彼女はしっかり付いていっていますが、まだそれで精一杯って感じで、体調変化の影響がまだあるのか、前半、回転不足とられてしまって、そうなると点は伸びません。 冒頭のコンボ、映像見ると一見、回っているように見えますが、演技後のスロー再生をフルスクリーンで見ると、やはり着氷時のつま先が回りきっていないですね… まあ、得点はジャンプの回転不足や加点が少ないので伸びませんでしたが、身体の動き自体は悪くないと思いますので、願わくば、振り付けを彼女が演じやすいように変更してほしいです。 そうすれば、技術面も表現面も、演技全体をもっとすっきり、スリムにして、振り付けの妙ではなく、演技全体に彼女の良さが滲み出るような演技が観られると思うんですよね。 そんな彼女の演技、また観たいんですけどね…   坂本選手のフリーも、変プロですかね…笑 振り付けは、ブノワ・リショー。 この手の振り付けは、彼女にはまだ早いですね。 話によると、三原選手もこのブノワ・リショーの振り付けだとか。 まだ彼女の今年の演技観ていないのでどんなものか解らないんですが、何でしょうね、まあ、どちらかといえば表現力のない選手ほど変わった振り付けをしたがるんでしょうかね…? まあ、コーチ陣が、心配してのことでしょうが… 結局、振り付けがどうであっても、坂本選手の武器は、ジャンプなんですから、PCSが低いのは、彼女の場合、気にする必要はないです。 そこで2点、3点上げることに苦心するより、こういう大会でもしっかりジャンプミスなく、GOEオール2点つけれるジャンプをそ揃えるようにしたほうが彼女にとっては近道だと思うんですけどね。 そういうジャンプ跳んでいれば、PCSなんて自然と上がっていきますよ。 歴史が証明してます。笑 坂本選手はとにかくジャンプ。 世界一のジャンプを跳ぶ!! これに尽きます。   2人とも、頑張れ!        

Thursday, August 31st, 2017 

2017 JGP初戦、滝野選手は3位で、松岡選手は5位 オーストラリア大会 女子フリー

まあ、相変わらず今更ですが、もう今日30日には第2戦オーストリア大会始まっちゃいますからね。一応記事にしておかないと… 滝野選手が3位表彰台!で、松岡選手が5位という結果でしたね。 正直この2選手の演技今までほとんど見てきていませんでしたので、今回はじめてしっかり見ましたかね-… 滝野選手は、今15歳、ジュニア2年目で、グランプリシリーズ初参戦ということのようで、昨シーズンは全日本ジュニアで6位、全日本で14位だったようです。 で、じゃあ、ということで、その全日本の演技観ましたが、良いですね。 全体的に荒削りといいますか、フィギュアスケートの技術、演技としての緻密さ、丁寧さというのは不足がちなんですが、その代わり何より大事な音楽を表現することがしっかり出来ていますし、その彼女の能力の高さがわかる演技でした。 それもただ闇雲に、表現してますアピールをするだとか、大人の演技を真似する、というものではなく、ちゃんと彼女自身を通過した表現の出来る選手だと思います。 2016全日本フィギュア 女子フリー 滝野莉子 投稿者 gutsy-musik このくらいの年齢で、このような小柄な選手ですと、体が硬いということはないはずなのに、演技がしなやかでなく、硬く、ですから表現も、ごつごつした感じになって、その辺が表現が幼い、というようになりがちだと思っていましたが、彼女の演技はそんなことはないです。腕も身体全体がしなやかで、ですから表現もスムーズですし、手先、指先の表現もしっかり出来ています。 フリーのプログラムは、昨シーズンと同じ「レ・ミゼラブル」ということで、まあ、2年やってもいいプロであると思いますし、多分、ジャンプ他、技術面に集中しようということなのでしょうかね。 このフリーの演技全体の印象としては、私的には、昨シーズンの全日本のほうが良かったですね。 勿論、ジャンプ失敗も少ないですし、得点も上がってはいますが、やっぱり表現がおざなりで、そのせいか、演技全体に精彩さが不足気味。 全日本での彼女の良さが出ていませんね。 今時は、この時期にはある程度、技術的なことはクリアーしていかないと、シニア行ってからでは、ほかに戦うものが増えてきますから、技術の向上って難しいようにも運ですがどうなんでしょう… 本人も課題にしているようですが、やはり、全体にスピードがなく、スタミナも下半身の筋力も不足気味でしょうかね… その辺が課題でしょうか。 ただ、表現する上での身体のしなやかな使い方は、彼女の目標である宮下選手より上ですから、そこは自身もって良いでしょう。 彼女は技術だけ、というより、表現も含め、全体でレベルアップしていったほうが本人も楽しく、成果が出るのかな、なんて思いましたが…   松岡選手も初めてでしょうか。 少々時間がないので簡単になってしまいますが、やはり、ジャンプとび易いといわれる今の時期に、回転不足が多いというのは、ある意味致命的なんでしょうか… 演技全体としては流れるような感じでそつなくまとめているようなんですが、表現はまあ、年齢なりという感じです。 ただまあ、スピンが良いですからね… スローで観てもスローに観えない…笑 演技のタイプとしては、三原選手的でしょうかね… コーチは、樋口選手のコーチのようですが、大丈夫でしょうか…笑 彼女悪くはないので、これからのコーチ次第のような気がしますね…   2人とも、課題をひとつでもクリアーして、次も頑張ってほしいですね。        

Wednesday, August 30th, 2017 

フィギュア愛、より、選手愛 で…

というわけですから、フィギュアのニュースは殆どチェックしていませんでしたから、今、フィギュアは何やってるの?って感じで… で、久しぶりにニュースとかチェックしていましたら、樋口選手が何かの大会で優勝しているし、8月始めころには、もうアジアンオープン終わっているし…笑 まあでも、お許しください。 なんせ、私、この4月から、人生、生活を白紙状態からやり直しって感じなわけで… でも、そんな中でも、フィギュア関連ニュース見ていると、選手それぞれが、もうすでにそれぞれの課題を見つけて、自分の目標に向かってスタートしているわけで… 私がどうであろうと、選手たちは、今季も変わらず元気で前向きにいてくれる。 そんな選手たちのコメントを見ていると、ホント、なんか、ありがとう!って、感じですね。笑 私は演技の好みもハッキリしてますし、フィギュアスケートの演技はこうあるべきって言うのも、見るだけ素人なりに、ありますし、それに基づいて、大会の演技は評価しますから、それぞれの選手のファンの方には不快にお思いの方もいらっしゃると思いますが、でもね、本当は、私の好みがどうであろうと、大会での成績よければ良いんだと思いますし、それが苦労してきた選手への何よりの労いだと思いますし、演技だって、選手それぞれ能力と個性があるわけですから、大会でそれを発揮できたらそれでいいんだと思います。 私、何かなんか言ってますが、これが、大前提なんですよ。笑 でもね、それだけで、競技会、演技を観ていては面白さは半減ですし、語り合うことなんて出来ませんし、何より、昨シーズンよりもっと、ってがんばっている選手に対し失礼、って思いますから、これからも、しっかり、選手たちの演技を観ていかなければっ!、っと、思いも新たに、ということです。   スポーツは、それが競技として、私たちが目にするには、それぞれ、組織が必要です。 組織があるから大会が開けますし、それにスポンサーが付き、賞金が出て、選手たちに収入が入ります。 組織があるから、国からの助成も受けられ、それによって、選手たちの競技生活が支えられることにもなります。 でも、組織があると、必ず悪いことをする人間が出てきます。組織には必ず権力が生まれるからですね。 余程、その権力を持った人間が、慎重に事を運ばなければ、自然と競技に対する組織の目は、曇ってきます。 我らが、フィギュアスケートの組織、ISUは、どうでしょう。 フィギュアスケートを見る目、曇ってないでしょうか? 私は、今のジャッジシステムで、良いと思います。 問題はそれを運用する、人間の心が問題なんですね。 4回転の基礎点を下げるとのこと。 「(芸術や表現との)バランスのいい選手が勝てる競技でなくてはいけない」 ほほぅ、中々、いい心がけ、と思いきや、その代わり、GOEの最高点を上げるとのこと。笑 結局、今の大会でおきているジャッジの問題を、まるで解っていない。 今のジャッジにGOEをより多く与えたら、より怪しげな採点が増えるだけでしょう。 GOEで救済… 全く意味がない…   まあ、もう、そんなこんな話は聞き飽きたので、もうどうでもいいんですよね。 採点のことを思うと、もうフィギュアスケートは…って思ったりもしますが、選手たちは、とにかく、昨シーズンより今シーズン、って言って頑張っているわけで、結局それが全てかなって、思います。 結局そうやってがんばっている姿が、好きなわけですからね…   今はまだ、記事を書くのが、重いんですけど、そんな選手たちに引っ張られ、何とか頑張って、いこうかと…     フィギュア愛、というより、選手愛 … ですね…        

Monday, August 28th, 2017