Archive for the 'ジョン・ウィリアムズ' Category

変プロから名プロへ… 宮原選手の2016-17 フリー・プログラム

変プロ… それは、宮原選手の今シーズンのフリーのプログラム。笑 “惑星~スターウォーズ”   何が変て、もう曲の継ぎ接ぎが、大胆、って言うか強引というか… 思いっきりがいい、こういう編集は日本人ではなく、やはり、トム・ディクソン、アメリカ人ならではでしょうね。 使用している曲も、ホルストの惑星、そしてスターウォーズ。笑 スターウォーズですよ。笑 そんな超有名曲を、エキシではなく、競技会で滑ろうって言うんだから、え?どうしちゃったの?って、ね。 で、編集もバッサバッサ。笑 ここから、あそこに行っちゃう? ってカット&ペーストの嵐。笑 さすがに最初聴いた時は違和感ありましたねー。   でもですね、このバッサバッサ加減が何とも中毒になるんですよね。 何回も見たくなる。笑 で、何回も見ているうちに、それがたまらなく刺激的で、やめられなくなる。   勿論、この惑星使いーの、スターウォーズ使いーの、大胆カットしまくりの、この変プロは、よーく考えられたもので、ただ今回は面白くやってみました、っていうものではないでしょう。 まず、彼女の演技、非常に分かりやすいですよね。 曖昧さや、繊細さ、そういった昨シーズンの彼女の演技に見られた味のある表現ではなく、単純明快、激しいと頃は激しく、しっとりするところはしっとりと。 中間がありません。 実は見ているほうも判りやすく安心してみていられますし、やっている宮原選手も演技しやすいのではないですかね。 表現しやすい。 ですから、表現することへのエネルギーはそれ程要らない、ジャンプに集中できる。   そう、何回かこの彼女の演技を見て、今シーズンの宮原選手のフリーのプログラムは、ジャンプのためのプログラムかな、って、そう思いました。   で、そういうプログラムなんですから、演技はもっと単純に、明快に、思いっきり緩急つけた演技をして欲しいです。 難しく考える必要なんかないです。 だって、音楽はジョンウィリアムズですよ。 何の問題もありません。 与えられた振り付けを、音楽から感じ取ったそのままに、ふり幅大きく、大胆に演じれば、それで良いはずです。 強くて、優しくて、男らしくて。 そんな、レイア姫のように演じて欲しいですね。   曲は、ホルストの惑星の方は、順に、金星(平和をもたらすもの)、火星(戦争をもたらすもの)、木星(快楽をもたらすもの)が使われていますが、あまり難しく考えることなく、レイア姫のような女性が、宇宙を旅する中で、悪と戦い、そして孤独ながらも、優しく、情熱的に、宇宙の平和を祈る… そんな感じかなって思いました。   最後、木星で終わるのか、っと思いきや、スターウォーズの多分フィナーレの曲の最後の♪ダンダンダンダンが出てきて、最後ダーンかと思いきや、急にジャン!!! で終わって、中々驚かされましたが、多分、ここ最後の最後まで細かく継ぎ接ぎしてます。笑     この、一見変プロが、名プロへと成長し、また、私たちの元に帰ってくることを祈って…   スターウォーズから、レイア姫のテーマ。        

Thursday, August 11th, 2016 

「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」日本公開記念!初期三部作を聴く

「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」 確か今日18日、18時30分公開なので、今、上映中。笑 私、こうしてブログなんぞ書いているということは、観にいっていないということですね。 こういうのは落ち着いてから観る方で、聖子の私が行った武道館ライブのDVDも既に発売になっているんですが、まあ、すぐ見ちゃうと楽しみがそれで終わっちゃうんで、まだ、買ってませんが、それと同じでしょうか。 でも、早く観たいですね。   でもですね、このジョージルーカスのスター・ウォーズもそうですが、他のスピルバーグ映画の面白さって、実は、ジョン・ウィリアムズの音楽あってのものなんですよね… スターウォーズにしたって、あの音楽があっての、スターウォーズですよ。 で、今回の新作は、初期の三部作の最後の「ジェダイの復讐(帰還?)」の約30年後が舞台だそうで、なんか、やっと話が本筋に戻った、って感じで、ここ何作かのそれ以前の話は、私的には、おまけのようなものでしたからね… まあ、コアなファンはそんなこと決してないんでしょうが、一般のファンはそういう方多いんじゃないでしょうか。   そういうことで、最新作見る前に、音楽で簡単に復習しましょう、ということで、家にあった初期3部作の音楽の抜粋もののCDがありましたので、聴いていただきたいと思います。 まあ、今のシステムでどう鳴るか聴いてみたいだけなんですけどね。笑 「Star Wars Triology」   演奏は、オリジナルのジョンとボストンポップスではなくて、ユタ交響楽団の演奏で、指揮は、ヴァルージャン・コージアンという人。 ジャケットもなんかイラストで、っぽくないので期待しないで買ったんですが、ブックレットを見たら、実際の映画のシーンの写真があったりして、結構ちゃんと企画されたのもでして、演奏も、オリジナルのような貫禄、風格はないですがその分、ローカルながらも勢いのあるライブな感じの演奏で、なかなか楽しめる一枚でした。   こんな感じです。 こんなに画像張っちゃうと、スマホで見る時、重くなってしまいますね…   では、ジコマン録りですがお聴きください。 スクロールする時は一旦ポーズにしてから行ってください。   「スター・ウォーズ」 1. 20世紀フォックス・ファンファーレ 2. メイン・タイトル 3. レイア姫のテーマ 4. ヒア・ゼイ・カム   「帝国の逆襲」 5. 小惑星の原野 6. ヨーダのテーマ 7. 帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)   「ジェダイの復讐」 8. イウォーク族のパレード 9. ルークとレイア 13. 森林での闘い 14. フィナーレ     […]

Friday, December 18th, 2015 

I Love E.T.

突然ですが、私はI Love E.T.です。 以前にも書きましたね。 実は前からやろうと思っていた動画を作りましたので、見ていただこうと。 大したものではありませんが、折角ですので以前の記事に追加しての記事にしました。 そのとき紹介した音源は割愛してあります。 音は依然作っていたもので、まったくの未完成なんですが、この演奏でどうしてもやっておきたかったので、作ってみました。 当時の記事からどうぞ。 ————————————————————————————————————————————————— 新年になりました。 2012年、今年も宜しくお願いします。 今年最初に聴くのは、私が一番好きな作曲家、ジョン・ウィリアムズの映画音楽です。 まあ、どれもこれも皆さん、何回もお聴きになっているでしょうけど、やはりここは、私が一番好きな音楽で、と言うことです。笑 作曲家としてラヴェル先生を尊敬しているとお話しましたが、ジョン・ウィリアムズが一番です。 作曲技法とかそういうのはラヴェル先生ですが、そういうところから離れて、純粋に音楽について語るとき、私にとってジョン・ウィリアムズが最高です。 勿論、映画作品との絡みもあるでしょうし、私はスピルバーグの映画が好きなのでなおさらでしょうが、もういつ聴いても琴線に触れっぱなしで・・ 今回聴く中では、「E.T.」、「オールウェイズ」、「未知との遭遇」です。 「E.T.」は言わずもがな、ですね。 エリオットがETを見送る場面で二人が抱き合うシーンでのカンタービレ、ETが一緒に、というけどエリオットが地球に残ると言って、ETが光っている指先をエリオットの頭に当て、「I’ll be right here~いつもここにいるよ」と言いい終わると力強い金管が・・ ETが迎えに来た仲間と宇宙船に乗り込み、一瞬静かになり、ぼわ~んと宇宙船が浮き上がり、ETのテーマが静かに始まり、次第に夜空遠くになっていくと、そのメロディーも美しく変奏され次第に大きくなってくると、突然宇宙船が虹に!!。と同時に金管のファンファーレ!そしてフィナーレの最終部、エリオットのアップに、ティンパニの♪ダン↑・ダン↓・ダン↑・ダン↓・ダン↑・ダン↓・ダーン”が力強く鳴り響き、最後の一音、オケの「ダーーーーン」が終わると同時にエリオットのアップもパッと消える・・   いや~、素晴らしいです。笑 最後のエリオットのアップとともに奏されるティンパニによって、エリオットがETと出会い色々経験する中で、明らかに一回り大きくなって、宇宙に友人を持った一人の人間として、確固とした生きる意志を持ったと言うことが、しっかりこちらに伝わってきます。 こんなことしてたら、切りが無いですので(笑)、この辺で。 「オールウェイズ」、「未知との遭遇」はまた別途、サウンドトラックとともに、やりましょう!笑 この頃のスピルバーグ作品には、「愛」がありました。 「愛」と言っても、スピルバーグの場合、具体的に、これこれ見よがしな描き方はしません。 何と言うのでしょう。 「私たちには愛が足りない、この世には今愛が大切だ。だからこんな愛を描きました。こんな愛の形もあるよね」ではなくて、見終わって、自分の中にあったはずの愛情をふっと思い出させてくれる、そんな作品ばかりでした。そして、ジョン・ウィリアムズの音楽にも愛が一杯で・・ 以前書きましたが、これを聴いて死んでもいいという曲ばかりです。 みんな、私の宝物です。     またやると言いながらやっていませんが、ジョン・ウィリアムスは最高です。 最近は効果音でできてるような曲が多くて面白くないです。 それもこれも、個人的にはハンス・ジマーが悪いんだと思っています。笑 スコア、音符を書かない曲。   ところで、埋め込みようのプレーヤー新しくなりましたがお気づきでしたか?同じJWplayerなんですが、動画アップするために久し振りにサイト除いてみたら新しくなっていましたので、早速導入しました。音は多分こちらの方が良さそうで、今後はmp3もこれで行きます。 で、これはなんと、動画にしなくても、動画のような再生ができるんですよ!音源貼り付ける身としては大変ありがたい機能です。感動ものです。笑 乞うご期待!です。      

Friday, October 4th, 2013