DECCA SOUND ボックスシリーズの音源についてね。 前回書いたように悪くはないけど、多少軽い、薄い感じの音。 でも決して悪くない。 質問は、 「DECCA SOUND ”THE ANALOGUE YEARS”のリマスタリングの方法をお教えください。例え ば、マスターテープから24bit/96KHzでデジタル化したとか、です。 またその方法はDECCA SOUND ボックスシリーズ全部に言えることなのか。」 その答えは、 「お問合せ頂きました、DECCA SOUND ボックスシリーズにつきまして 今年発売になる第3弾までの3作までBOX発売の為に特別なリマスターは施されていません。」 とのこと。 で、再度質問。 「と言うことは、既存のデジタルデータを使用したと言うことでしょうか? また、既存のものでも色々バージョンがあると思いますが、それがどのバージョンな のかはそれぞれの作品によるのでしょうか?」 またまたお返事いただきました。 「お問合せ頂きました、DECCA SOUND ボックスシリーズに関しまして、 既存のマスターで最良のものを編集者が選んで使用しています。 個別にそれぞれ何を使用しているというデータはございません。」 とのことでした。 アナログマスターから起こしてはいないということです。 デジタルマスターと言うことですね。 ですから、それぞれその当時にどうリマスターしたかどうかでしょうね。 24bit/96KHzでやったのもあるでしょうし。 多分、比較的最近のハイサンプリングでのリマスターものが多いんじゃないかな… ま、どちらにしてもすっきりしました。 皆さんもこういうの気にしたほうが良いですよ。 どういうデジタルデータのCDが、どういう音するのかね。 考えてみれば、全盤リマスターしてたらこの値段ではすまないですよね… 納得。
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ユニバーサルミュージック・カスタマーセンターに聞いてみた
DECCA SOUND 見直した… ”THE ANALOGUE YEARS”
最近は音源ページで音楽聞いてくださる方が増えていると言うことは前にもお話しましたが、で来てくださった方の聴いたものを改めて聴いたりしてもいるのですが、その中で以前買って音が悪いと言うことで手放したDECCA SOUND BOXの中の音源があったりして、今、当時とは雲泥の差であるシステム、と言ってもハードはほとんど違わないのですが、そのシステムでこうして改めて聴いてみるわけですが… これが以外に悪くない… 良い音、と言うわけではないけど、それについて書いた記事と印象は同じではあるけど、少なくとも当時に聴いた音より決して悪くはない。 ほほぉー、 と言うわけで、ちょっと興味が沸きまして、売っちゃったDECCA SOUND また買おうかな、なんて思ってネット見てると、何とそのDECCA SOUND にアナログ録音シリーズが出ているではないですか! 早速、ポチッ。 その名も ”THE ANALOGUE YEARS” で、調べると何のことはない。 もう1年前に発売されてるし。笑 で、早速聴きました。 良いです。 悪くない。 やっぱりアナログ録音の、これぞデッカ・サウンド!っていう時代の音だから余計かもしれないですね… 確かに、全体的に音が微妙に軽く、薄く感じるのは、チープなメディアのせいもあるでしょうし、大量生産の廉価物なので仕方ないところですが、それでも音源がいいのもあるでしょう、音に切れがあります。 それに何しろジャケットがいい !! 以前はジャケットが小さくやっぱりレコードでないとジャケットを楽しめないって思っていたけど、これだけ色彩のあふれたものをまとめてみると、こういう小さいのもまた楽しいわけで。 あの黄金時代のサウンドがオリジナルジャケットと共に、54枚。プラスボーナス曲も何曲も楽しめて、1万円前後ならば、買いでしょう。 で、今日は久しぶりに音を聞きましょう。 DECCA SOUND ”THE ANALOGUE YEARS” の中から、ズービン・メータ指揮で「惑星」から1曲目と2曲目。 火星と金星。 mp3, 320Kbit/s, 44.1KHz アナログらしい素直な音。 演奏も、今聴くとアナログ時代らしい素直なものです。
良かった!PC直りました…. で、復旧祝いにDECCA SOUND の置き土産ワーグナー『指環』をどうぞ
「こういう時は、やっぱりPCなんか使わずにオーディオはオーディオで、って思います…」 って、神妙になったのも束の間、意外に早く直ってしまいました… どうも済みません。 PCによって便利な世の中になったわけですが、でもそのお陰で、PC止まるとオーディオも止まるというアホな世の中にもなったわけで、でも結局のそのPCの情報力によって、無知な私もこうしてPCの復旧ができるようになったわけですから、便利な世の中になった… んですよね??? ただまあ、疲れる世の中になったことは確かです… これまでしなくて良かったこと、しなくて済んでいたこと、しないほうが良かったこと、なんかを、できるからといって何でもやってしまうのが今の世です。 前にもちょっと言いましたが、1ビットのこと考えていたら、何かもう無性にレコードを聴きたくなった、といいますか、レコードというメディア云々というより、昔(私の場合”昔”になってしまいます..)、当たり前のようにやっていた、針をレコードに落として音楽を聴く、こんな当たり前で、シンプルな行為、オーディオを日常として行う、そんな時間がほしい、と思うようになりました。 と言いつつ、じゃあプレーヤーはやっぱLINN LP12のあのセットのやつ… と考えるのも楽しかったりするわけですが。笑 やっぱりオーディオは買うときが一番楽しいですね。それも中古ではなくやはり新品を手に入れるのが一番楽しいし、スリルがある。 「店では良かったけど、こいつ本当に大丈夫か..」 などと思い悩むもいと楽し。 ♪出逢ったころは こんな日が 来るとは思わずにいた Making good things better いいえ すんだこと 時を重ねただけ 疲れはてたあなた わたしの幻を愛したの♪ となることもしばしばですが(笑)、まあ、それもよき思い出、人生にはいろいろあるさ、などと余裕噛ましているあなた、オーディオ的後期高齢者かもしれません。笑 PCの方は、ネットで調べましたら、私の今回のような症状の場合、起動時にF11をクリックし、そうするとブートメニュー画面(起動方法の設定画面)が出るので、そこでハードディスクを指定してあげると起動できる旨の記事があり、それで解決できました。 いつも思うのですが、PC関係のトラブルをこうやって自分で解決していくと、何かしら一歩ずつ大人になっていく喜びを感じ、無垢な少年になった気分になります。笑 実際PCに関しては子供ですからね。 で、今日はタイトルにありますようにワーグナーの「ニーベルングの指環」から抜粋、をお聴きください。 DECCA SOUND の置き土産と言うことで、結局のDECCA SOUND 売っちゃいまして、その前にリッピングしてあったものですが、それほど良い音と言うわけではありませんが、「指環」なんて抜粋でもなかなか聴かないでしょうし、せっかくなので。 大音量でどうぞ。 ワーグナー:『ニーベルングの指環』抜粋 ビルギット・ニルソン(ソプラノ) ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール) ハンス・ホッター(バス・バリトン)、他 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ゲオルク・ショルティ(指揮) 録音時期:1958~1965年 録音場所:ウィーン、ゾフィエンザール 『ラインの黄金』より 1.Scene 4 ”Schwüles Gedünst schwebt in der Luft” 2.Scene 2 Abendlich strahlt der […]