Archive for the '浅田真央' Category

思えば、真央は、フィギュアの国の、妖精でした…

思えば、真央は、フィギュアの国の、妖精でした…     彼女は、氷上に舞い降り、ひたすら踊り続けました。   その舞は、この世のものとは思えない、夢のような、舞でした。   それもそのはず、彼女は魔法を使っていたんですから…   彼女は、この地で、心無い人々から、たくさんの辛い仕打ちを受けました。   でも、彼女はそんな時も、魔法の力で、全部撥ね退けました。   ある日、真央は、妖精としての使命を終え、この地で、人間、浅田真央、として生きることになりました。   魔法を失った彼女に、今度は、人間として、選手として、たくさんの試練が待っていました。   でも今度は、世界中の真央ファンが、彼女を守ってくれました。     そんな真央も、今は、その、選手としての使命を終え、 人間、浅田真央として、新たな歩みを始めています。     あたたかな、真央ファンの、愛に、 包まれながら…         真央は、フィギュアの国の、妖精でした…                

Wednesday, September 27th, 2017 

“羽生化” した、本田真凜に、足りないもの…

さて、ジュニアのグランプリシリーズが前半が終わって、一段落したところですが、そしたら、ちょうど、「ISU Challenger Series」が始まりますね。 スケジュールはこんな感じだそうです。 初戦はアメリカで、日本からは、本田選手と坂本選手が出場のようで、先日、本田選手の出発の様子がニュースされましたね。 シニア初戦となるそんな本田選手、本田真凜に、足りないもの… 私の記事を読んでくださっている方ならお分かりですね。 本田真凜に、足りないもの… それは、表現力です。 彼女には残念ながら表現力が足りません。 世間一般、マスコミなどが、煽っているほどの、その10分の1 程度でしょうかね… あっても。 そういう傾向は最近加速していて、というより、段々とその実態が明らかになってきた、という感じかもしれません。 今シーズンのプロはショートを変更して未発表、フリーは「トゥーランドット」だそうですが、トゥーランドットの方は、すでにお披露目されていますが、この演技を観ればわかります。 ドリームオンアイスでの演技。 本田真凜のトゥーランドット 投稿者 gutsy-musik どうですか? これが日本の女子フィギュアを代表する表現力の演技です。 観客も本人も大盛り上がりで、幸せなひと時だったのがわかりますね。 で、この彼女の衣装で、これ、2014年にキムヨナがトゥーランドットやったときの衣装を真似ているのではないか、って言う話ありますよね。 多分それ、彼女の最後のプロとして、ショーでやったもので、ホント私それ、まだ見ていなかったんで、改めて観てみました。 All That Skate 2014 での演技ですが、これは毎年やっているようで、この年は、キムヨナの引退ショーのような感じだったみたいで、5月4、5、6日の3日間行われたもの。 次の演技はそのうちの5日の演技。 凄い演技ですね… フィギュアスケートにおいて、表現するとはこういうことです… 深く、そして切れがあって、迷いがない。 ポーズ一つ一つの、つま先から指先まで、精気が漲り、冷静で、熱く、そして、美しい… 彼女の演技は、飄々と楽々とこなしているような評価が、特に日本では多いですが、少なくともこの演技を観れば、それは間違いだとわかりますね。 ここでの彼女は、表現するために、どれほど、身体を酷使し、そのために自らを犠牲にし、音楽、振り付けのために、全てを捧げているか… 身も心も… で、もう一つ、彼女のトゥーランドットを。 これは、3日間の最終日の6日の演技。 キムヨナ現役最後の演技となったんでしょうか… 彼女の、イナバウアーの、なんと美しいことか… この日の彼女は最終日ということもあってジャンプも重く、疲れもあったと思いますが、この日の演技は、先の演技より、しっとりと、より深い演技でした。 そのため、フィニッシュで、音楽に間に合いませんでしたね。 彼女のイナバウアーが美しいのは、その腕の動きと手のひら、指先の動きの繊細さにあります。 それはイナバウアーに限ったことではありませんが、彼女が腕を上げて下ろすとき、指先が、まるで羽のように、腕の動きに合わせ、そのあとからふわっと、付いてくるような動きをするんですね。 ほんとに美しい… 単純なようですけど、実はこれは、中々出来ることではありません。   で、タイプは違いますが、フィギュアスケートで表現するとは、こういうこと、という演技。 浅田真央の「鐘」。 2010 世界選手権の演技。   彼女の凄さはなんと言っても、振り付けの動き、ポーズの、完璧なまでの再現性でしょう。 恐らく、振付師が意図していたもの以上の意味を、その振付から引き出して、演じてしまう。 それはまるで、絵画のような、俗世とは隔絶された、一瞬のできごと。 […]

Monday, September 11th, 2017 

衣装をパクッて表彰台?!の山下選手と、とにかく回転不足の岩野選手 2017 JGP オーストリア大会 女子フリー

2017 JGP オーストリア大会 結果は、   でした。 山下選手は、表彰台としたら得点は低いんですが、まあ、とりあえず、表彰台ということで、ファイナルに向けては、首の皮一枚繋がった、って感じです。   彼女のジャンプは非常にいいと思うので、本当でしたら、もっと得点できるはずだと思うんですが、いつも伸び悩んでいる感じですね… まあ、このフリーは×1.1で点稼がなきゃいけないところで、回転不足で、基礎点3割減に加え減点されていては、まあ、無理ですよね… 跳躍力があって、良いジャンプ跳べるのに、何で後半、これほど回転不足になってしまうんでしょうね、スタミナ不足とは見えないし… 後半、疲れとともに、しっかり最後まで回りきる、っていう意識が薄れるんでしょうかね… それとこの衣装… これなんですかね。 完全に浅田選手のパクリでしょ?! さすがに着物の帯や襟のデザインはないですが、その他色も袖の感じや丈の長さとか、明らかに真似してますよね。 昨シーズンの宇野選手のラベンダーといい、今回の蝶々夫人とこの衣装といい。 この樋口っていうコーチ、浅田選手になんか恨みでもあるんでしょうか? この人のやっていること、ホント、品がないんですよ。 振り付けも、何かしらどこぞの振り付けを集めた感じでオリジナリティーを感じないし、だから、このコーチの振り付けはいつもどれも濁っていて、新鮮な輝きがない。   こんな振り付けと比べるのもおこがましいですが、これが浅田選手の蝶々夫人。 2016年のワールドの演技。 前から言ってますが、この時期の浅田選手の演技は、個人的には私の好みではないです。 でも、今、こうして落ちついて、客観的に観ると、やっぱりいい演技ですね… 好き嫌いで言えば、この演技のように、「浅田真央」個人の感情が演技に出てきていた、このころの彼女の演技は、他の彼女のたくさんの演技の中では、好きなほうではないんですが、いい演技です… って、今更私が偉そうに言うまでもないんでしょうけど…笑 この記事を書くということで、衣装の確認と思って観てみましたが、、この2016ワールドの演技、ジーンときました… それは多分、「浅田真央」という彼女自身の思いが演技に表れていたからこその演技だったと思いますし、好きではないですが、二コルの振り付けと、プッチーニの音楽と、蝶々夫人というテーマと、そして浅田真央、が、完全に融合して出来た、この頃の浅田選手の一つの完成された世界なんだと思います。 もしかしたら、彼女の競技人生において、復帰後の彼女の、一つの頂点といえる、演技、プログラムだったのかも知れませんね… 今更ながらに、そう、思います。     岩野選手は、私は本当に始めてみましたが、ショートは、彼女の表現力と思いっきりのよさが出て、凄く良かったんですが、フリーでは急に大人しく、慎重な演技になってしまって、ちょっと残念でした。 まあ、とにかく、回転不足の嵐。エッジエラーも。笑 でも、キスクラでは、得点見て、コーチとともに納得していましたから、練習のときから、ジャンプが課題の選手なんでしょう。 岩野選手は、柔軟性があって、それを生かした表現が出ますし、何より、演技が明るく前向きで、ホント、良いです。 これから注目の選手ですね。 フリーの鈴木明子さんの振り付けも、女性らしくも、無駄のないシャープな感じで、彼女らしい、良い振り付けでした。     2人とも、頑張って…        

Monday, September 4th, 2017