2017 JGP ラトビア大会 終わりました。 で、結果は、紀平選手、銀！ 何とか、やっと、これで、ファイナルに繋がります。 いや～良かったです、ホント…   正直、何となくですが、冒頭の3A、失敗するかもな、って思っていまして、そこから崩れて…なんて思っていましたが、3A失敗は予想通りになってしまいました… が、得点聞いて、あれ？以外に落ちてない、って思って、技術点見ると、69点ですから、フリーの出来、技術点の評価の目安としては70点をまず超えるかどうか、でしょうから、3A失敗転倒、であれば、恐らく3点の減点に転倒1点減点ですから、それで70点に近い点が付いているってことは、そんなには悪くはなかったって思いましたね。 でも、合計180点ですから、普通に考えたら、メダル争うには、ちょっとキツイ得点ですからね… 後続の選手の演技中、「転べ！」って、叫んでいたのは言うまでもありません。笑 そんな努力の甲斐あってか、結構みんな転んでくれました。笑 ごめんなさいね…   やはり、3Aに限らず、冒頭の得点源になるような大技を失敗、しかも転倒、なんてやってしまうと、どうしてもその後の全てのジャンプが非常にプレッシャーがかかってしまって、そう、見ているほうも、ですから、結構普通に跳んでいても、なんかあまりよくないんじゃ、ってずっと見てしまうんですが、このフリーでは、彼女、冷静に、崩れませんでしたね。ショートのジャンプ続けて失敗したのを、しっかり修正できてます。 ただ、このフリーでのジャンプの評価は伸び悩みました。 やっぱり、冒頭の3A失敗したことで、その後のジャンプは、当然ですけど、慎重になってしまって、スピードに乗れていませんで、勢いに欠け、ですから、ランディングも少なめで流れに乏しい、でしたかね… フリップはオール2点貰ってますが、そのジャンプと加点があまり付いていないジャンプを見ると、良くわかりますが、やっぱり、フリップはジャンプに勢いがあってランディングもスーッと伸びてますからね…　他は普通にジャンプしたって感じで、着氷時に氷面削ったり、回転不足気味だったりで… そういう意味ではやっぱり冒頭3Aはリスクあるんですが、でもしっかり認定されれば、今回のように、-3でも、得点5.5ですからね… 2Aを、後半跳んでも、相当加点付かないと、5.5 いきませんからね。 最後、曲に演技終了が間に合いませんでしたが、冒頭のジャンプ以外、途中ジャンプ失敗もなく、スムーズに演技できたと思っていましたから、最後、曲に間に合わなかったのが不思議だったんですが、確かに、ステップあたりに来ると遅れ気味なのか、少し急いでステップ踏んでいるのがわかりますし、4：19の曲中のシンバルと、飛び跳ねる動作が一致するはずが遅れてしまってズレていますからね…　この時点では、もう後はスピンだけですから、挽回は中々出来ないでしょう。 でもなんで、遅れたのかなって思いましたが、多分やっぱりジャンプのタイミングが少しずつ遅れていたのかもしれませんね。助走にスピードがなかったとか。 でもそうすると、このプログラムって、ジャンプのちょっとしたタイミングの違いでも、曲に合わせていくのが難しくなる、って言うことなんでしょうかね… そう思うと、結構難しいプログラムなのかも知れませんね… 紀平選手のジャンプ能力を前提にしたプログラム。 もしかしたらこの振り付け、昨年のフリーやった、トム・ディクソンですかね。 3：02あたりの決めポーズもそれっぽいし、曲のカット割りもスムーズで違和感全くなく、音楽と、振り付けと、技との調和が取れていて、ですから、プログラムが音楽が持っている、表情の移り変わりを、しっかり表現できていますからね。 で、相変わらず、PCSはデタラメで、このフリーもSS以外8点でしょう。 まあただ、最後のステップとスピン。 そういうことですから、曲に追われての演技でしたから、この2つは本来の彼女の出来ではなかったと思うんですが、ショートと同じように、結構評価されていますから、紀平選手のこのレイバックとステップの評価は、固まってきてますね。 それは素直に喜びましょう。笑     でもホント、ファイナルに繋がりそうで、良かったです…     がんばれ、梨花。