U.S. International Figure Skating Classic、もう始まってたんですね。笑 結果は、本田選手が1位発進で、坂本選手は5位でした。 動画上がっている分だけ見ましたが、主要選手、私が期待していたカレンチェン、マライアベルは、まだまだ本調子ではなく低調な演技でした。 そんな中、本田選手が首位発進なのは当然と言えば当然ですが、それより、まあ、このショート、本田選手に関しては何も言うことはないでしょう。 だって、プログラムは、今季使うものではないし、しかも、昨シーズンの使い古し。 ですから、逆に言えば、もっと得点しなきゃ駄目じゃないの？って、ことでしょうかね… 1位といっても、身体が重く、見るからに不調でジャンプ失敗しているカレンチェンと、ほぼ同点ですからね…   スピンステップも加点されず、全体として加点が少なめで、PCSも伸びてませんが、どうせ今季のプロじゃないし、本番じゃないし、って言うことで済ませてよいものかどうかわかりませんが、コンボのセカンドは、アンダーローテでもいいような微妙な回転で、本来、ジャンプはクリーンに跳べる本田選手からすると、これを見ただけでも、なんか、手抜いている？って、勘ぐりたくなります。 が、多分、現地、標高1300mと言うことで、かなりキツイらしいですから、その影響は、大きいんでしょう。 もしかしたら、他の選手もみんなそうなのかもしれませんね…

2017 ロンバルディア杯 女子 終わりました。 結果は、樋口選手は2位、となりました。 連覇はなりませんでしたね。 まあ、案の定、ザキトワが、フリーで巻き返して、逆転しましたけど、昨シーズンと同じプログラムですからね…笑 昨シーズンのプログラムを持ち越すというのは、まあ、勝負の世界ですから、戦略として当然なんですけど、まあ、基本、その選手に余裕がない証拠です。 いろんな意味で、必死、ってことです。 ですからザキトワ選手本人もコーチも恐らく、オリンピックに出るためにただ勝つことを目標にしているんでしょう。 だってね、ロシアのオリンピック枠は、女子は3人。 ほぼ決まりが、 エフゲニア・メドベージェワ アンナ・ポゴリラヤ でしょうし、残り1枠を争う形なんでしょうからね… ショートの出来観てると、新しいプログラムでの彼女、調子自体は良いように思えませんからね… で、樋口選手、そういう相手に、得点的にも、かなり対等に戦えていましたから、ザキトワがショートまともにやっても、それほどの得点差はないですし、順位もそうですけど、地元の優待選手もいる中で、この得点で2位は、自信にしていいでしょうね。   振付、まあまあ、悪くないですね。いいと思いますが、もうちょっと、こう、印象に残るポーズみたいなのが要所要所にあればいいんですが、ちょこちょこ、小粒なポーズが多くて、何やってんだか、このプログラムの焦点が伝わってこない感じはありますが、まあ、こういう動きっぱなしの振付は、最近のトレンドでしょうかね… 今回の女子のジャッジは、基本、テクニカルは、甘いです。 樋口選手の最初のコンボのセカンド、これやっぱり、アンダーローテでしょう。まあ、加点少なめで、その辺評価してますが、他の通常のISUの大会なら、＜、刺さってます。 ステップは、ショート、フリーともにいい感じで、やっぱり彼女は、これくらいは動きまわるステップのほうが、彼女の良さが出ますよね。完成度はまだまだこれからでしょうが、これ以上は雑にならないようにして欲しいです。 今回の大会で、課題が2つ、見つかりました。 まず、PCS、表現のほうはこの程度で、良し、とすること。 これ以上感情込めて演技しないほうが良いでしょう。 特にフリーは、顔芸や感情を込めるよりは、ポーズ一つ一つの完成度を高めていく方向が良いでしょうかね。 彼女の表現は、放っておくと、段々暑苦しくなって、評価マイナスですからね。笑 もう一つの課題はジャンプ。 フリーで、若干加点少ないのは、着氷時、回転が不足気味なためです。 アンダーローテではなくても、着氷時、足がL字を書いているようでは駄目でしょう。 ロシアの選手のジャンプによく加点が付くのは、彼女たちはほとんどこの、L字を書く着氷はしませんから。 どんなに重く、どっこいしょって感じの形の悪いジャンプでも、着氷が綺麗で、しかも、詰まって伸びてないけど無理やり伸ばすランディグ、笑、だからと思っています。 ランディングを気にしてます、伸ばしてます、丁寧にやってます、的ポーズは大事ですね。 ロシア選手はみんな、これです。笑   まあ、今回の大会は、PCSも含め、総じて甘く採点はされていると思いますので、そのつもりでいたほうが良いです。 選手間の差は付いているようですが。地元優待、勇退？選手は別として…笑   とりあえず、樋口選手は、今シーズン、いいスタートが切れたと思います。 今言った課題を確実にクリーアーして、オリンピック目指して、一戦一戦、頑張って欲しいですね。   って、聞いてないか…笑