Archive for the 'コダーイ無伴奏チェロ' Category

シュタルケルのコダーイ「無伴奏チェロ」聴き比べ-DSDと

ご無沙汰してます。まだ、オーディオの体制が元に戻っていませんが、HDD交換しOS入れ直したりする中で、オーディオ、DAWに必要なソフト、ファイル以外は保存用のHDDに移す形で、現在C:の1TBにOSとfirefox、その他これまで音とかPC高速化とかに必要ということで入れていた諸々のソフト。D:の1TBにはCD再生ソフトPOIKOSOFT Easy CD-DA Extractor、DAWのCubase Studio4、作曲に使うFinale12のみ。オーディオインターフェイスのFocusrite Pro 10i/のドライバ等はC:に入っていますが、音楽関係ソフトをOSとは分けたかったのをやっと実現しました。メモリは変わらないですが、これはやはり効きます。それとレジストリ。今までもやっていましたが、改めてWindows適正化、高速化するための設定を調べて設定しなおしました。これには参りまして… 今まで私は何を聞いていたのか、まだまだ調整が甘かったと反省しています。まあ、これの行き着くところがUbuntuやvoyageなんでしょうが… 近況でした。 で、聞き比べですが、いつもの「趣味の極道」さんがアップしたYoutbe音源との比較です。使用装置は、Western Electric WE 15-Bホーン{1928}+WE 555×2+ELTUD4181×2+WE 31-A ホーン+WE 594-A←Western Electric WE 41電圧増幅アンプ+WE 42パワー・アンプ+WE 43ブースター・アンプ ←Western Electric WE 49プリ・アンプです。下から入り口ですね。使用ソフトはいつものグッディーズの復刻DSDです。 私の音源は、ブログにも既にアップしていますが、MYTHOSのCD盤でMp3です。これとは別にYoutubeにもアップしている音源がありますが今回はこちらと聞き比べます。 まず、グッディーズDSDhttp://youtu.be/9Z-uKUOcth8  次は私のMYTHOS-CD盤 Ⅰ.コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ(録音:1950年)Ⅱ.コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 ヤーノシュ・シュタルケル(vc) アーノルド・エイダス(vn)PERIOD SPLP510最初期グリーン/シルバー盤及びSPL510からの復刻 Ⅰ.コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ(録音:1950年) Ⅱ.コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 まず、再生云々する前に、復刻のレベルが違うというか。使用した盤の状態も違うんでしょうが、かなり違いますよね。動画の方はほとんどエッジが立っていません。聞き取れない。それだけではないですが、もう復刻のレベルが違う。もしかしたら、まさかWE通すとこんなに丸くなっちゃう、ってことはないですよね。 再生音としてはどうですか?復刻レベルが違うので比較しようがないですが、原音に近いといわれているDSD、どうですか?こうして聴いてみると、DSDの方は音楽の起伏が肌で感じられませんね。音楽が静まりきらない。何かいつも騒がしい感じ。音色の変化も乏しい。一辺倒。  私はそう聴きましたが皆さんは同聴きましたでしょうか。まあ使ったグッディーズの音も悪いんでしょうが、ウェスタンなんかいらねぇ~、って思いましたね。でもね、こんな千万単位の装置を使っているんだからこんな音出しちゃいけません。装置は最高なんだから、最高の音が出て当たり前。なのにだめな音しか出ないのは、ソフトがだめなのか、使ってるの本人が駄目なのかのどっちかです。 こういった装置を使う人は、常にそういう恐怖と緊張の中でオーディオに取り組まなくてはなりません。でなければ単なる、おバカです。      

Thursday, August 29th, 2013 

松脂が飛ぶ!復刻の最高峰 MYTHOS – シュタルケルのコダーイ・無伴奏チェロ

と、まあ少々大げさで今更… と言う方もいらっしゃるとは思いますが..オーパス蔵をはじめ、先日ご紹介した新忠篤さんが復刻したという「ダイレクト・トランスファー CD-R」シリーズなどありますが、このMythosは次元が違います.. と思います。と言いますのも、他のこの盤の復刻聴いたことないので。ただ、1950年録音のアナログレコードの音と考えると、今まで経験した音ではないです。  【レコード通販 カンデンツァ から抜粋】・MYTHOSについて: ある実業家が、その資金力と選択眼で収集した膨大なレコードコレクションの中から、音楽史上意味のある演奏のみを厳選、復刻して、彼の主催する音楽愛好家のクラブで配布していたCD-Rが発端となって誕生したレーベル。それぞれのレコードにあったシステムをその都度組み直して復刻するという、膨大な手間と資金を費やしたその音質は、現在市場に流通するオーディオシステムで、同等の最初期盤レコードを再生するよりも数段優れた音質を実現しているといわれる。当店を含む限られた販路で販売されてきたこれまでのCD-Rも、お客様から大きな支持を受けてきた。 ・MYTHOS レーベルからのメッセージ(CD第4弾新譜発売時に寄せられた物) 「日本市場においてミソスのCDが大きな反響を得ていることを知り大変うれしく思っています。我々のレーベルをお取り扱い頂いている小売店の皆様に深い感謝を申し上げるとともに、日本のリスナーの音質に対する偉大なる探究心に驚いています。さて、いよいよ第4弾となる今回のリリース分から3タイトルずつご紹介することとしました。私に残された時間の少なさと、皆さんに伝えるべく復刻を待っている素晴らしい音源があまりに多く残っている現実を考えると、老体に鞭打って歩みを早める必要があることを感じずにはいられなかったのです。またこの機会に、今まで様々な方から幾度となく聞かれた使用機材の一部をお知らせすることとしましょう。ミソスとしては第6期ともいえる現在使用しているこれらの機材を中心に、さらに様々な機材を必要に応じて加え調整しながら音作りをしています。若いリスナーの方々には想像することが難しいかと思いますが、これらの機材を時間をかけて調整しながら使いこなしていくと、最近の電子機器による音質調整などを遥かに超えた素晴らしい音が現れてくるのです。  アナログ プレイヤー:ノイマン VMS-70(元々はカッティング・マシン)  トーンアーム:オルトフォン RF-297オリジナル  検聴用スピーカー:タンノイ オートグラフモニターゴールド、           ソナスファーベル ガルネリオマージュ  プリアンプ:マランツ モデル1、カスタムチューンモデルどうかこれからもミソスの音を愛してくださいますよう、よろしくお願いいたします。」  ということですが、機材がオーディオマニアであればまあ、金持ちはこのくらいは持ってるだろうな、程度のものと思いますが、良い音出してます。話によると、使用する盤はオリジナルに拘らず、状態の良いものを妥協せず選別しているそうで、機器の調整も念入りだとか。プリにマランツ1を使ったりとヴィンテージ?!笑を使っていますが、この方の良いところは、そういった使用機材特有の音色が単独で再生音に乗ってこないところですね。これは、オーディオ再生にもいえますが、良くない音は、スピーカーが主役の音だったり、パワーアンプに踊らされていたりしている音です。それは球、石関係ないです。もしかしたら、トランスや球背負ってる真空管アンプの方が、パワーアンプの癖がシステム全体を支配していることが多いのではないでしょうか。復刻の場合、パワーアンプは関係ないですが、そういった感じがなく、製作者のオーディオ的センスを感じます。それと、今回お聴きいただくのはCDですが、本来CD-Rに収録されていたもので、そのメディアの質、グレードにも気を使っていますので、音に対する誠実さ、演奏家たちの演奏に対する敬意を感じます。 それに引き換え、新忠篤さんが復刻したという「ダイレクト・トランスファー CD-R」は、一応太陽誘電物のようですが、安いメディアを使っているようです。音にも、その不誠実さが如実に出ていますよね。 音源は以前Youtubeに動画としてアップしたものです。改めてリッピングしてこれよりよい感じのがあるんですが、やはりmp3にするとスケールが小さくなる感じで、Youtubeだと一応WAVでアップしてますので、こちらをどうぞ。 とはいっても折角ですので、改めてリッピングしたものも、カップリングした曲と共に、聞いて下さい。  http://youtu.be/-NTSWrH3kVM Ⅰ.コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ(録音:1950年)Ⅱ.コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 ヤーノシュ・シュタルケル(vc) アーノルド・エイダス(vn)PERIOD SPLP510最初期グリーン/シルバー盤及びSPL510からの復刻 Ⅰ. Ⅱ.   復刻盤としてこの演奏が有名かもしれませんが、シュタルケルのコダーイ-無伴奏のレコーディングとしては、初録音の1948年盤の方が有名です。ディスク大賞か何か受賞しています。  MYTHOS、確かにいい音ですが、ただまあ、今の私の嗜好から言いますと、全てハイエンド系でやって見たいですね。  どなたかお願いしますよ。    P.S.こうして聴いてみると、改めてリッピングしたmp3の方が、こじんまりとした感じにはなりますが、ボーイングの様子が解りますね。            

Tuesday, May 14th, 2013 

シュタルケルのコダーイ”無伴奏チェロ・ソナタ” MYTHOS復刻盤

ご無沙汰しました・・ 前回のオーパス蔵の「ウラニアのエロイカ」はどうも音が納得いきませんでしたので、ならばSP復刻で音質に定評のあるMYTHOS物をということで、今日はヤーノシュ・シュタルケルの伝説的名演、名盤と言われているコダーイの”無伴奏チェロ・ソナタ” を聴きます。 恥ずかしながら、これまでこの演奏聴いたこと無かったんですよね。 コダーイの無伴奏チェロ・ソナタはあまり他の演奏を聴いていないので、この演奏が名演かどうかは分かりませんが、とにかく音が凄いです。この盤の音を形容するのに「松脂が飛び散るほどの・・」といわれますが、正にそれです。 【コダーイ/無伴奏チェロ・ソナタ】 ヤーノシュ・シュタルケル(vc) PERIOD SPLP510最初期グリーン/シルバー盤及びSPL510からの復刻 1950年 リッピングドライブ:PHILIPS CDD3610/85 リッピングソフト:POIKOSOFT Easy CD-DA Extractor PC : Windows XP Pro Core 2 Quad Q6600 2.40GHz AVI作成ソフト:AVIMAKER FLVへのエンコーダソフト:MediaCoder 音声はMP3 【収録曲】 1.第1楽章 Allegro maestoso ma appassionato 2.第2楽章 Adagio (con grand’espressione) 3.第3楽章 Allegro molto vivace シュタルケルはハンガリー・ブダペスト出身ですが、演奏は、以外に冷静で、熱くなるところも決して破綻せず、高い技術に裏付けられた着実な演奏だと聴きました。もう少し土臭いほうがコダーイらしいかな、とも思います。洗練されてますよね。天才肌の演奏。 MYTHOS、これからも聴いていきましょう。 フルトヴェングラーの印象が変わるかもしれませんしね。笑 ★PC音源はメインシステムで聴きましょう。 ★ランキングにご協力いただけると嬉しいです。 にほんブログ村 ★ジャズも宜しくお願いします。La gutsy jazz

Wednesday, January 18th, 2012