Archive for January, 2014

もう1つ2つ確認したこと

Blu-ray audioについて確認してたことがあります。 まずは、以前ユニバーサルミュージック・ジャパンに問い合わせた件の追加になりますが、その時は音源のスペックの確認でしたが、今回は、 ①アナログマスターからデジタルに取り込む際、直接PCM、つまり24bit-96KHzで取り込んでいるのか、それとも最初はDSD、つまり1bitで取り込んだ後ダウンコンーバートしているのか? ②例えば、「e-onkyo music」にて配信されている中で、SACDにもなっているクライバーのベト5&7などは、2003年独エミール・ベルリナー・スタジオ制作DSDマスターを使用しているようだが、この演奏のBlu-ray audioの音源もこの2003年独エミール・ベルリナー・スタジオ制作DSDマスターを使用しているのか? それと、上の「e-onkyo music」には ③アナログ録音のものの場合、アナログマスターから直接、また、デジタル録音の場合はデジタルマスターから、起こしたものなのか? 或いは上記にかかわらず、SACDになっている盤だとDSDマスターから起こしているのか? を質問しました。 答えとしては、 ユニバーサルミュージック・ジャパンは、 ①資料がなくて分からないが、恐らくDSDデーターのないものをわざわざDSDにしてからPCMにすることはなく、直接PCMで取り込んでいると思われる。 ②e-onkyoの配信データはユニバーサルの録音部でDSDからコンバートしており、BLU-RAY AUDIOの元データについては詳細な資料がないが、エミール・ベルリナー・スタジオで新たにオリジナルアナログマスターから直接PCMに取り込んだものと思われる。 e-onkyoは、 ③配信元レーベルより情報提供があった場合については極力、配信ページで記載をするが、全タイトルの制作状況について記載できていない状況であり、一律にどうかは言えない。 もし、知りたいものがあれば、個別にメール等でお問合せ頂き、配信元レーベルに聞いてみる。 とのことでした。 再度要確認だと思ったのは、ユニバーサルの回答で、もし本当に、Blu-ray audioが、エミール・ベルリナー・スタジオで新たにオリジナルアナログマスターから直接PCMに取り込んだものであれば、SACDになっていてDSDデーターがあるクライバーの5&7も改めてやり直したということなんでしょうかね… サンプル聞いただけでなんとものいえませんが、どうも1bitっぽいんですよね。笑 ユニバーサルの本家のホームページにあるほかのタイトルのサンプル聞いてもSACDになっているものだけなんか変なんですよ。笑 まあ、気のせいかもしれませんがね…笑   まあ、こういうことですから、DSDマスターからのコンバートされたものと、直接PCMで取り込んだものとではまったく違うものですので、十分おきお付けください。 で、気になったら、販売店に聞くより直接レーベルに聞いたほうが早いと思います。こんな感じで、元データについて聞いてやればハイレゾデータを作るときももっと慎重にやるようになるかもしれませんしね。        

Monday, January 27th, 2014 

ハイレゾ・ファイル、購入したけど…

これですね。 結論から言うと、言うまでもないですが、さすが24bit/96KHz と言った感じです。少なくとも私が所有していてききくらべたCDとは雲泥の差でしょうね。 ←私のはこれ。 2008年リマスタリングものなんですが、実はこのCD、買った当初から音が悪く、現在CD再生は色々自分なりに良くなってきている中でも、いつまでたっても良く鳴らないCDなんですよ。 で、購入した音源は、下にあるように、2011年に改めてアナログマスターから直接24bit/96KHzにコンバートしたもののようで、音も、細かく言いませんが分かりますよね?音が鮮やかで上下伸びてて、きめ細かく、明らかにハイスペックな音です。   ところがですね、音質とは関係ない大きな違いを見つけてしまいまして。 それは、タンホイザーの「ヴェーヌスベルクの音楽」にあたる部分で、ダウンロードした音源で言うと2曲目ですが、そのカスタネットの位置が左右反対なんですね。今回購入した音源は右からですが、CDのほうは、最初左からで、盛り上がったところで、左右両方から聞こえてきます。で、このCDはもともと音が良くないのは言いましたが、どうも金管の定位もはっりきしてませんで、トランペットなんかは強奏のところで左右から聞こえてくる感じなんですね。まあ、システムの調整が不十分なのかもしれませんが… で、そのことをHDtracksに問い合わせたところ、まあ、自分たちは小売なんで、音源は提供元がリマスタリングしたものを売ってるだけなので、分からない、と言うことでした。そりゃあそうかと思い、上のを良く見てみると、リマスタリングはSimon Gibsonと言う方がやっていらっしゃるようで、実はこの方、今回比較した2008年のCDもリマスタリングしてるんですね。同じ奴がやってんだぁ~、って感じですが、じゃあ、リマスタリングやった本人に聞けば早いんで、そうしようかなと思ってはいますがまだ聞いてません。笑 で、本当ならレコード聴けばよいんですが今聞ける環境にないので、ならばということで、現在は、なるべく初期のCDで確かめるべく物色しているところです。   前から言われていることですが、ハイレゾと言ってもその元ファイルが何んなのかが非常に重要ですし、それが小売の段階ではまったく把握していないと言うことです。中には情報が来ているものもあるようですが、基本的には、単にスペックが24bit/96KHzのファイルだということですね。 ハイレゾ音源を購入すると言うことは、こういう怪しげな世界にかかわると言うことでもあって、そういう類のことって、CDのときに散々悩まされたことで、個人的にはもう嫌です。パッケージもないから、提供者、音源の責任者の顔も見えない。 音もね、Blu-ray Audioのときのような感動はないしね。 今の私のシステムの場合、ディスクを再生するからこそ生きる”技”を駆使する、みたいなところがあるので、ファイル再生は、そのファイルをどこに収めようが、電源どうしようが、ディスク再生には敵わないような気がします。   っていうか、ファイル再生のためにHDは何が良い?SSDがいい、電源はこうして、なんてやりたくないしね。   で、話は違いますが、 ましてや、アナログ音源をDSD化するなんて、ね。笑 http://tannoy.exblog.jp/21279100/ ま、人それぞれか… これについてはまた考えてみようかな…        

Friday, January 24th, 2014 

今更ですが、ブルーレイ・オーディオは素晴らしい!!

もうだいぶ前にBlu-ray Audio ドライブを購入してましたが、よく分からなかったのですが、WinのXpではブルーレイってそのままでは認識してくれないようで、色々設定やら何やら弄ってやっと聴けるようになったあと、一応感想でも書こうかと同じ演奏のCDと聴き比べておりました。 購入したのは、MATSHITA SW-5583、パナソニックですね。これ⇒ 日本製。 現在PCについているCDドライブはIDE接続ですが、今回のBDドライブはS-ATAですのでケーブルが違いますので、このままではCDで対策していた電源環境を使えないので、電源はIDE⇒A-ATA変換ケーブルで繋げました。 で、先にも書きましたが、XpではそのままではBDを認識しませんで、ネットで調べてはソフトをインストール、試してみても認識せず、を何度か繰り返しまして、結局プレーヤーは「MPC-HC (Media Player Classic Home Cinema)」を使うことにしました。再生方法は、CDの時と同じようにして…   聴いたのはマーラー2曲。 最初カラヤンの5番を購入し、気を良くして後日ショルティの8番を追加購入。   で、結論としては、素晴らしい!! です。 CDとは別物。当たり前ですね。中に入っているものが違う。 私のDA1は48KHzまでしか対応してませんので、96KHzは聞いてませんが、その程度の条件でもやはり96KHzの情報と言うのは、それが音楽となった時はその数値以上の違いがあると言うことですね。 まあ、日頃ハイレゾ音源購入して聞いていらっしゃる方は今更何を、とおっしゃるでしょうが、パッケージメディア再生こそオーディオと思っている私としては、やっと自分の環境で確認できた、と言う感じです。 実は今現在はその新しい世界を何度も聞き返し、CDと聴き比べてきてますのでイマイチその時の感動をお伝えし切れないのですが、聞いたときの驚きといったら半端ではありませんでした。24bit/96KHzがこんなだとは… アップサンプリングなんてまったく意味のないことだと言うことを改めて確認しましたね。何より音の密度が高く、だから音に重量を感じる。それは、奏者の存在感に通じます。ダイナミックで繊細。こんなにこの演奏には表情があったのかと… BDを聞いた後では、CDの音は一回りも二回りも小さく、つまり表情もダイナミズムも何もかもが、BDの省略版とでもいえそうな音。今までこんな音を聞いていたのかと愕然としてしまいます。これであればもうCDはいらないです。 ただ、オーディオの音としての完成度としては、やはり今の私のシステムではCDのほうが良いです。ソフトも吟味して選んだものですし、何よりドライブが違う。先に言ったよう全てに劣る部分はあるにしても、色んな意味で、CD再生のほうが勝っています。 でも、そのソフトとハードの問題が解決されたら、本当にCDはいらなくなります。   で、ブルーレイ・オーディオがこんなに良いのであれば、食わず嫌いだったハイレゾ・ファイルも購入して聞いてみるか、と言うことになるのが親心と言うものでして、HDTracksから買って見ました。BDと同じものがあればいいんですがないので、CDを持っているカラヤンのワーグナー集Vol.1、EMIのやつね、それを購入しました。一曲あればいいのに、Album only。$17.98の出費。こういうのには躊躇ないんですよね… オーディオマニアの性とはいえ偉いなあ、と自分自身感心しますわ… 聞いた感想はまた後日。        

Sunday, January 19th, 2014