Archive for the 'ゲルギエフ' Category

納品前、怒涛の投稿。ゲルギエフの「春祭」を聴く !!

タイトルが大げさですが…   でもまあ、実際そうですしね…笑   ゲルギエフ指揮の春の祭典。 この盤は、私にラ・スカラに限界を感じさせたものです。 スペック的にこの録音に追いついていないと… 特にあのグランカッサの音。 あの低音をうちのシステムから出すために次のスピーカーを、と考えたようなもので、今度来るディナウディオS5.4には、必ず、絶対にあのグランカッサ出してもらわなければなりません。 出なければ返品です。笑 顔洗って出直して来い、ですな。   でもまあ、うちのシステム、スカラをはじめ、良くここまで頑張ったって思いますよ。 自画自賛はあまりしたくないんですが、でもそれでも良いんじゃないかな… だって、うちで鳴ったこの春祭って、少なくとも店で聴いたどの再生音より良いんだから。 あのグランカッサは出てないけど、この演奏が好きになりましたからね…   こういうグロテスクな再生は、恐らく、オールホーンでしか出ないでしょうね。 唯一無二のスピーカー。   Klipsch La Scala        

Sunday, April 26th, 2015 

いつの間にか10年以上も昔の・・・ ゲルギエフのストラヴィンスキー”バレエ《春の祭典》”

本当にいつの間にかです… 今日聴くゲルギエフの春祭は1999年録音。発売時は、宇野功芳は絶賛するわ菅野沖彦はベタ褒めだわで、大変話題になった??(ホントか??笑)演奏です。確かに、当時の私のシステムではまともに再生できず、その真価は聴くことが出来ませんでしたが、凄い音が入っていそうな音ではありましたね。演奏も、これまでの多くの演奏が手をつけなかったアプローチでもって、野性的であったり、数学的であったり、というのとは違う春祭の世界を聴くことが出来たように思います。ただまあ、その頃の私はより自然で、ダイナミック、野性的な舞踏音楽としての演奏を好んでいましたので、このゲルギエフの演奏はあまり好きではありませんでしたが… 以前、旧ブログでもアップした演奏ですが、音も良くなっていると思いますので、再度聴いてみましょう。   【ストラヴィンスキー “バレエ《春の祭典》1947年改訂版” 】 ? Ripped in 24bit-192KHz 【Personal】 ワレリー・ゲルギエフ指揮、キーロフ歌劇場管弦楽団 【Take】 Side1.第1部 大地の礼賛 Side2.第2部 生贄の儀式 ■録音:1999年7月、バーデン・バーデン Side1.   Side2.   こうして改めて聴くと、この演奏良いですね!ゲルギエフには私辛口なんですが、って、あんたは何でも文句言っているじゃないか!!って? …… そうですね…(笑) そんな私ですが、この演奏は見直しました。以前は、作為的で好きでなかったんですが、音が良くなった今聴くと、その作為的と思っていたことが、音楽をする上での工夫であり、それが生き生きとしているため、演り古されたこの曲に、新たな血が巡り、新たな命が宿った、そんな瞬間を味わったよう感じです。この演奏は、純音楽的、バレエ音楽的とも違う、絵画的演奏です。それは舞台でのバレエの様子のような具体的な映像ではなく、場面場面によって移り行く色合いを感じると言ったほうがしっくりくるような類のものです。 この「春の祭典」は計算され尽くした音楽です。ですからこの演奏のように、冒頭のバスーンのソロから最後のトュッティーまで工夫を凝らした演奏の方が合っているのかも知れません。ただ、それはこの演奏のように高いレベルでの完成度が必須であり、この演奏の成功は、ゲルギエフの腕があってのことでしょう。 ただ、録音は、こういったゲルギエフの仕掛けを余すことなく拾い上げる必要があったとは言え、少々不自然です。グランカッサを意識しすぎです。(笑)   で、折角ですので、旧ブログの音源もお聴きください。 悪くないけど、結局この音は音が滲んじゃっているんですよね。     ★PC音源はメインシステムで聴きましょう。    

Saturday, August 18th, 2012 

ゲルギエフノ春の祭典 全曲版 アップしました

4月2日のゲルギエフノ春の祭典は第一部のみでしたが、全曲アップしましたので改めてお聴きください。 ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」 ゲルギエフ指揮、キーロフ歌劇管 -PHILIPS-

Sunday, April 3rd, 2011