Archive for the 'アナログサウンド' Category

ジャズはアナログだ!!って誰が決めた?! XRCDで”Meets The Rhythm Section”

お前が生まれる前からそうなんだよ!!って感じですが、アナログの場合、再生に大きな課題があるのは、レコードやられている方ならお解かりですね。でも音はともかく、ジャケットがね、やっぱりいい!やはりパッケージメディアを楽しむと言うオーディオにとって、レコードはかけがえのないもの、オーディオとしてこれ以上の楽しみはないのかもしれません。ジャズに限らず全てのジャンルに言えます。 世の中が1ビットなどと言う粗悪品を流布し、そのうちマルチビットが高級品になる日もそう遠くない?!などとほくそ笑む私ですが、やっぱりアナログを大事にしなくては、とそろそろレコードをまた始めようかと思っているわけです。 もしやるとしたら、プレーヤーはどうしようか、と言うことですが、LINNの45万円のセットがありますよね。カートリッジまで全部つきのあれ。あれ良さそうです。これです。 Majik12、マジック12と言いますね。基本的に私はLINNの音嫌いなんですが、このプレーヤーの音は良いです。グレード上げていけるんですが、最高300万円だとか… パッと見変わらないんですよ。笑 でもThorensのリファレンスも買えちゃうんじゃないかっていうんだから。素晴らしい。いいねぇLINN。 一方、CDでもアナログに匹敵、或いは超えるかも!というサウンドが聴けます。 それがXRCDですね。一時期ちょっと興味が薄れてきていたんですが、1ビットのこと色々見てきて、改めてXRCDのやっていること、そしてその成果が音として、音楽として聴くことが出来ると言うのは、今更ながら有り難く思うわけです。 大事にしなくては、と思います。 で、今日はそれを聴きましょう。 もう定番中の定番。アート・ペッパーのミーツ・ザ・リズムセクション。 1曲目と最後の曲の軽快な曲2つ。 Art Pepper/Art Pepper Meets The Rhythm Section 1. You’d Be So Nice To Come Home To 10. The Man I Love Art Pepper(Alto Sax), Paul Chambers(Bass), Philly Joe Jones(Drums), Red Garland(Piano), Lester Koenig(Producer), Roy DuNann(Engineer) 録音:1957年1月19日 ジャズはアナログだ!って言う人は、雰囲気ではなく、この音より完璧に良い音を出さなくてはいけませんよ。アナログらしい音とかではなく、再生音として。 話はそれからです。

Saturday, May 11th, 2013 

音量に注意!!驚異のアナログサウンド!ドラティーの”1812年”

現在私のドライブは比較的盤傷に強い「MATSHITA CR-594」が接続されておりますので、この機会に傷が多くこれまでリッピングが出来ずにいたものをまとめてリッピングして、ご紹介していきたいと思います。 その第一弾は、これ。”MERCYURY LIVING PRESENCE”シリーズから、レコード発売当初から、大砲の実音入りと評判だったアンタル・ドラティー&ミネアポリス交響楽団のチャイコフスキーの”1812年”とロンドン響とのベートーヴェン「ウェリントンの勝利」です。 まあ、とにかく大砲がかなりの迫力で、これが1958年の録音とは驚きです。この頃のマイクの限界もあったと思いますが、低音がそれほど伸びてはいないものの、オーケストラにしっかりミックスさせ、しかもダイナミックに明確でリミットされた感じは微塵もなく捉えられた大砲の音は、大したものです。 ヘッドフォンやイヤースピーカーご使用の方は、音量には十分にお気をつけください。 【チャイコフスキー “大序曲「1812年」 他“】? 【Personal】 アンタル・ドラティ指揮、ミネアポリス交響楽団(1)、ロンドン交響楽団 (2)、ミネソタ大学ブラスバンド(1) 【Take】 1.チャイコフスキー/大序曲「1812年」op.49 ,2.ベートーヴェン/戦争交響曲「ウェリントンの勝利」op.91 ■1958年(チャイコフスキー)、1960年(ベートーヴェン)   TAKE1- TAKE2-   24bit/176.4KHzでリッピングした後のMP3へのエンコードですが、今回はPOIKOSOFT Easy CD-DA Extractorで出来まして、良い形でお聴きいただけて良かったです。以前、POIKOSOFT Easy CD-DA Extractorでエンコードできなかったのは、ファイルに問題があったのかもしれません。   それにしてもベートーヴェンはこの時代に面白い曲を書きますよね。やはり彼は時代を先取った現代作曲家だったんだと思います。そこら辺がモーツァルトにはないところです。まあ辛うじて晩年のシンフォニーにそれを感じますけどね。     ハンガリー人のドラティーはいつも骨太の音楽を聴かせててくれます。 皆さんのシステムでは、ちゃんと鳴りましたでしょうか…     ★PC音源はメインシステムで聴きましょう。  

Saturday, August 18th, 2012 

ライナーのローマの松、ローマの噴水

今日は、フリッツ・ライナーの名盤、オットリーノ・レスピーギの交響詩「ローマの松」「ローマの噴水」です。XRCD(SHM-CD仕様)でお聴きいただきます。 「トスカニーニの名盤をさえ凌駕するライナー&シカゴ響・絶頂期の圧倒的な迫力。オーケストラ・ホールに響き渡る充実の演奏を迫真のサウンドで再現する名録音。」 と、CDの帯にあります通り、音良し、演奏良しの正に本ブログにふさわしい一枚と言えるのではないでしょうか。笑 ただ、残念なのですが、PCの調子が悪く(メモリ不良??)、本来の方法でのリッピングが出来なかったため、実は私的にはベストな音ではありません。ただ、いつまでも未更新というわけにもいきませんし、とりあえずアップさせていただきました。 申し訳ございません。 PC安定しましたので本来の形でリッピングしなおしました。 交響詩「ローマの松」  ・・・・・・  0:00~ 1. ボルゲーゼ荘の松 2. カタコンブ付近の松 3. ジャニコロの松 4. アッピア街道の松 交響詩「ローマの噴水」  ・・・・・・ 21:18~ 1. 夜明けのジュリアの谷の噴水 2. 朝のトリトンの噴水 3. 真昼のトレヴィの泉 4. 黄昏のメディチ荘の噴水 フリッツ・ライナー指揮、シカゴ交響楽団、1959年、シカゴ、オーケストラホールでのRCA録音。 リッピングドライブ:PHILIPS CDD3610/85 リッピングソフト:POIKOSOFT Easy CD-DA Extractor PC : Windows XP Pro Core 2 Quad Q6600 2.40GHz AVI作成ソフト:AVIMAKER FLVへのエンコーダソフト:MediaCoder ファイルサイズは53.2MB。 音声はMP3です。 レスピーギ/交響詩「ローマの松」「ローマの噴水」 -JVC XRCD2-SHM- いかがでしたか? 奇をてらわず、堅実に音を構築し、決して破綻しないバランス感覚の優れたライナーらしい演奏だったと思います。 録音もRCAらしい、非常に練れたサウンドで、XRCD+SHMにより更に透明感が増したように思います。 XRCDは本当に良い仕事してくれています。感謝、感謝・・・  SHMも、他のCD、カラヤンのドヴォ8で、ノーマル輸入版と比較しまして、効果大です。が、少しスッキリしすぎと感じるかもしれませんので、音的には好き嫌いがあるかもしれません。 あと、問題はマスタリングの際の使用マスターでしょうね。 DECCAは日本にも本国と遜色ないものを送っているようなので良いのですが、他は実際聴き比べないといけませんね。 とは言え、ノーマル国内版ならSHMを選んだ方が良いように思いました。 ただ、先にも言いましたように、今回聞いていただいた音は、本来の私の音ではありません。 […]

Saturday, April 16th, 2011