Archive for October, 2011

カール・ベームのブラームス"交響曲第2番" 1956 ベルリン・フィル

今日は、カール・ベームのブラームス”交響曲第2番”をお聴きいただきましょう。 お聴きいただくのは、1975年のウィーンフィルとの演奏ではなく、1956年のベルリン・フィルとの演奏です。 どちらかと言うとこちらのほうが名演とされています。 この盤は、「legendary DG sound of the 1950’s」のBOXからの1枚です。 今後、このBOXから少しずつ紹介していきたいと思います。 この前の、ザンデルリンクのベートーヴェンPコン3も、このBOXからのものでした。 この演奏は勿論レコードで発売されましたが、音楽之友社が「レコ芸名盤コレクション」シリーズでCD化し、その後、新たにリマスタリングされ、2004年にヒストリカル・シリーズとして輸入盤初CD化されたのが、今回お聴きいただくものですね。 ちなみに、吉田秀和氏が「世界の指揮者」のバルビローリの中で、バルビローリ・ウィーンフィル盤を酷評していますが、その代わり絶賛したのがこのベーム・ベルリンフィルのモノラル盤です。 お聴きください。 【ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 作品73】 カール・ベーム指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1956年12月、ベルリン リッピングドライブ:PHILIPS CDD3610/85 リッピングソフト:POIKOSOFT Easy CD-DA Extractor PC : Windows XP Pro Core 2 Quad Q6600 2.40GHz AVI作成ソフト:AVIMAKER FLVへのエンコーダソフト:MediaCoder 音声はMP3 【曲目】 第1楽章 Allegro non troppo 第2楽章 Adagio non troppo (#14:58~) 第3楽章 Allegretto grazioso (#25:35~) 第4楽章 […]

Saturday, October 29th, 2011 

シューリヒトのモーツァルト "リンツ"&"プラハ"

今日もモーツァルトの交響曲です。 交響曲第36番リンツと第38番プラハ、 カール・シューリヒトの指揮です。 この演奏、宇野氏絶賛の演奏です。笑 名演かどうかはおいといて、 とにかく速いです・・ お聴きください。 【モーツァルト/交響曲第36番ハ長調 KV.425「リンツ」、交響曲第38番ニ長調 KV.504「プラハ」】 カール・シューリヒト指揮 パリ・オペラ座管弦楽団 1961年11月(リンツ)、1963年6月(プラハ) リッピングドライブ:PHILIPS CDD3610/85 リッピングソフト:POIKOSOFT Easy CD-DA Extractor PC : Windows XP Pro Core 2 Quad Q6600 2.40GHz AVI作成ソフト:AVIMAKER FLVへのエンコーダソフト:MediaCoder 音声はMP3 【曲目】 交響曲第36番 ①第1楽章adagio-allegro Spiritoso ②第2楽章andante ③第3楽章menuetto ④第4楽章finale: Presto 交響曲第38番 ①第1楽章adagio-allegro ②第2楽章andante ③第3楽章finale: Presto どうですか? 速いでしょ?笑 シューリヒトらしい贅肉をそぎ落とし、必要なことだけを語りつくした演奏とでも言えば良いのでしょうか。 そういう意味で、これまで私はこの演奏とても好きでしたね。 とても即興的な演奏ですしね。 でも、久しぶりに今回聴きましてちょっと印象が違いました・・ 何故こんなに速くする必要があるのか・・ 今まではそこが魅力的に感じていたんですがね・・ これまでよりオーディオシステムもグレードは大幅にアップして今までよりも確実に演奏の本来の姿を聴いているはずですから、今まで勘違いな音をしていたんでしょうか・・ それとも私が年を取ったんでしょうかね・・笑 この演奏ではパリ・オペラ座管弦楽団がちょっと指揮に付いていけなくアンサンブルが乱れる場面がありますが、そのため一般的にはオケがヘタ、もっと上手いオケだったら・・という評価が多いのですが、私も以前はそう思っていましたが、今聴き返してみるとそうでなく、シューリヒトのテンポが速すぎるんですよね。 ちょっと尋常じゃないですもん。 […]

Wednesday, October 26th, 2011 

ブルーノ・ワルターのモーツァルト "交響曲第40番"

今日はモーツァルトを聴いていきましょう。 ブルーノ・ワルターの指揮で、交響曲第40番です。 使用したCDは、 ←これですね。 これまで何回も聴いてきましたが、こうして今の装置で聴いてみると印象が違いますね。 これまでは直線的で大雑把な演奏だと思っていたんですが、そんなことはなかったんですね・・ ところで、たま~~に、ホントにたま~に覗く「クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~」と言うサイトがあるのですが、以前Voyage MPD環境で音源をアップしていると勘違いした(2011/6/7)、あのサイトです。笑 そこでも最近この演奏をアップしているようなので、折角ですので聴き比べてみてください。 こちらです。 で、私の音源です。 【モーツァルト/交響曲第40番ト短調 K.550】 ブルーノ・ワルター指揮 コロンビア交響楽団 1959年1月 リッピングドライブ:PHILIPS CDD3610/85 リッピングソフト:POIKOSOFT Easy CD-DA Extractor PC : Windows XP Pro Core 2 Quad Q6600 2.40GHz AVI作成ソフト:AVIMAKER FLVへのエンコーダソフト:MediaCoder 音声はMP3 【曲目】 第1楽章 Molto Allegro 第2楽章 Andante 第3楽章 Menuetto Allegretto 第4楽章 Allegro assai いかがでしたか?笑 結構違うものですね。 ここでの音質の話はアナログではなく、デジタル領域での話ですので、個人的には好き嫌いの問題ではなく、正しい再生はどうなのかということだと思っていますので、良いか悪いか、の判断になると思っています。 まあ、皆さんで判断してください。笑 このサイト主さんは、PCにお詳しいので、OSやレジストリなどPC環境を極限まで無駄を省いているようですので、そのようにすると、こういう音になるという見本ですね。 例えば、Windowsで音楽を再生する場合、タスクマネージャーの「プロセス」タグ内にある”explorer”を削除することで、よりクリアーな雑味無い見通しのいい音になるのですが、勿論、このサイト主はやっているようですが、私は敢えてしていません。何故やらないかと言えば、それと引き換えに音楽が死んでしまうからです。 […]

Sunday, October 23rd, 2011