Archive for December, 2016

フィギュアスケートは、素晴らしい!!

この一年、フィギュアスケートって… って色々考えた一年でしたね…   フィギュアスケートって、スポーツの中でも、採点競技の中でも、選手のパフォーマンスの内容を楽しめる、多分唯一のスポーツだと思うんですね。 今の演技は面白かった、面白くなかったって、いう風に見られるスポーツって、多分他にない。 体操、新体操でも、基本、技を楽しむのであって、その演技の良し悪し、出来不出来、得点、結果が全てで、白井選手のように、新たな技が出来るというのもありますが、それも成績が伴わなければ基本、見向きもされないですしね。 新体操だって、音楽振り付けは、重要ではないですよね。 大体衣装のあるスポーツって他にありましたっけ?新体操のほかは、ないですかね… でも、そのフィギュアスケートだって、音楽なし、振り付けなし、ただ、スピンして、ジャンプして、ステップして、その良し悪しを競うだけの競技だったら、どうでしょう。 衣装もなしで、決められた、レオタードか何かで。 まあ、少なくとも、私は見ませんね。 所謂今のような、フィギュアファンなんかも、いないでしょう。 でも、実際は違います。 実際のフィギュアスケートというスポーツは、音楽も振り付けもあるし、衣装も綺麗。 音楽、振り付け、衣装、って言ったら、バレエと一緒です。 いくらスケート靴を履いている、舞台は氷の上とは言っても、ジャンプ、スピン、ステップするためだけに、音楽は要りませんし、振り付けもいりませんし、衣装も要りません。 でも、それら全てがあるのが、フィギュアスケートであって、思い思いの衣装を身にまとい、音楽に合わせて、振り付けを演じ、音楽を表現する… フィギュアスケートは、それをする事が自ずと求められているスポーツであって、これはもう、否応なしです。 ですから、そういうスポーツにおいて、思い思いの衣装を身にまとい、音楽に合わせて、振り付けを演じ、音楽を表現する… この事に対するしっかりとした評価をしていなければ、本来、フィギュアスケートと言う競技として、フィギュアスケートというスポーツとして、成り立たないはすなんですね。 フィギュアって言ったって、スポーツだから、などと、分かった風な事を言って、表現する事を軽く、胡散臭く見る人もいるようですが、そうではなくて、あなたの好き嫌いに関係なく、残念ながら、フィギュアスケートは、もう、始めからそういうスポーツなんですよ。 使用している音楽について語り、振り付けの良し悪しを語り、衣装の美しさに魅了され、ジャンプの凄さに感動し、華麗なステップに心踊り、今の演技はどうだった、音楽は表現できていたか、ジャンプは失敗しなかった、面白かった?つまらなかった?今の演技好き?嫌い? それがフィギュアスケートというスポーツなんですよね。 その時、その時代によって、トレンドはあるでしょうが、そういう、フィギュアスケートのコアは、何一つ、変わる事はありません。   ですから、私たちファンは、そんなフィギュアスケートが持つ力を信じて、迷うことなく、フィギュアのど真ん中を、楽しんでいきたい、そう思います。   選手の皆さんも、ジャッジも、関係者の人たちも、迷ったときは、何故、フィギュアスケートは、音楽があって、振り付けがあって、衣装を着るスポーツなのか、もう一度原点に帰って欲しいなぁ、って思います。     ま、そんな事を考えた、一年でした…笑       今年一年、皆さんには、本当にお世話になりました。 ありがとうございました。     また来年も、どうぞ、よろしくお願いします…      

Saturday, December 31st, 2016 

満点のステップ・シークエンス…

先の全日本のフリーで、宮原選手のステップが満点だったのに驚きまして、笑、よくよく見てみたら、浅田選手もこのフリー、ステップで満点だったんですね… うっかりしてました…笑 で、もう一度改めてみてみました。   宮原選手   浅田選手   といっても、だからといって何が分かるほど専門的な事は分かりませんが、でも、まあ何となく、今まで、もっといい時の浅田選手のステップ良かったような記憶があるので、このフリーの浅田選手も、やっぱり宮原選手も、満点って言うのはちょっと甘いような気がしますけどね… どうでしょう… ただ、こうしてみると、やっぱり、宮原選手の方が軽く、スピードと言うか、勢いというか、推進力があるように感じますね。ターンの勢いもありますし、組み合わせも明確ですし…、まあ、よく分かりませんが。笑 そう見ると浅田選手は少々重い、印象。まあ、身体の大きさも体重も違うのでそういう印象もあるのかもしてませんが、ターンの精度というか、明確な感じが、少々不足しているかなって印象はありますが、ステップシークエンスの技というより、振り付けの工夫、演技の面白さは、浅田選手のほうが上ですね。   で、例えば2013のワールドの時のステップ。 まあ、いいですよね。 今なら満点でも良いように思いますが、ただ、彼女のこのステップって、勢いというか、推進力が足らないんですよね。 そういうのってこの頃の彼女の演技全般に言える特長だったように思うんですが、スピンもスピードがない。加速していない。 でも、こうして比べるとやっぱり、今のほうが演技に、勢いがありますし、浅田選手の、成長した意思の強さっていうのを、今の演技に感じます。   どちらにしても素人には分かりませんが、最近、加点のハードルが下がっている事は確かですね。すぐ満点をつける。PCSも。 そりゃ、以前のように、どんなにやっても、伸び幅が小さくて、評価されない辛い思いするよりはいいですが、でもそうやって、あまり評価を単純にしてしまうと、恐らく、演技も単純になってしまうでしょう。 技、以外に、細かな工夫をしても、それをしなくても、点が変わらないのであれば、当然、段々と、点にならない細かな工夫はしなくなりますよね。 見てるとどうも、PCSにもその辺反映なんてされていませんから。 でも、フィギュアスケートはスポーツですから、それでいいんですが、でも、それだけでは済まないのもフィギュアスケートで、そのいい例が、私としては、羽生選手であり、三原選手です。   だから、ジャッジって大事で、フィギュアスケートを面白くもつまらなくするのも、ジャッジ次第、って言う事ですね…   ホント、頼むよ…      

Thursday, December 29th, 2016 

3連覇の宮原選手と三原選手ですが… 2016全日本フィギュア女子フリー

もう終わった事になってしまいましたが、一応2人の感想も…   世代交代… その急先鋒的存在なのが、宮原選手で、じゃあ、その交代させられたのは誰?っていう事ですが、まあ、浅田選手という事なんでしょうが、浅田選手の場合は、自分のファンからも、自業自得などと言われてしまうくらいですから、なんというのか、自滅した感がありますから、私的には、宮原選手に対しては、世代交代という言葉は浮かばないんですね… 彼女の持っているジャンプだって特段、素晴らしく、目を見張る、ものではないですし、表現もやっと何とか形になってきてるレベルと思いますし、ただ、彼女の演技の丁寧さと安定感と、基本に忠実なところが評価に繋がっていると思ってます。     もう、選手自信もコーチも試合後言っているように、このフリーは良くなかったですね。 ジャンプにスピードがありませんでしたから、コンボではファーストで詰まって、そこで流れが止まってしまってましたね。 流れがありませんでした。 それと、、このステップ。 満点ですよ?! はぁ?? これ、満点のステップなんでしょうか?? そりゃ、じゃあ、満点じゃない説明しろ、って言われても素人なので出来ませんが、本当に、これ以上のステップはない、と断定していいんですか?そういうステップだったんでしょうか? ??????????? 最近の彼女のPCSも、やりすぎです。 まあ、今回は多少抑えられているようですが、 下3つの、 動作/身のこなし(Performance ) 振り付け/構成(Choreography) 曲の解釈(Interpretation) に9点はおかしいです。 身のこなしなんて、あんながちがちの腕の動きだけでも、減点対象ですが、恐らく、スケーティングが滑らかなので、その上手さによる身体の動きのスムーズさを評価しているんでしょうけどね。 ただ、彼女の演技と評価を見るに付け、フィギュアの表現って言ったって、所詮スポーツでの話で、芸術ではないですからね。 勿論選手はスポーツ選手、審査するのもスポーツ人間。 宮原選手程度の演技動作、表現動作でいいのかもしれませんね。 でも、得点としての評価は、それでいいでしょうが、まあ、現にそうなっていますが、世界のフィギュアファンは、宮原選手の演技、表現はそんなには評価してませんしね。今だって、評価尊敬されるのは、ロシア選手のような表現が出来る選手ですよ。 だからこそ、そういう中でも、ファイナルで、2位になったってことは、凄いな、って思いますけどね。     三原選手は、去年病室から見ていた全日本で表彰台、そして世界選手権出場、凄いですよね。 良かったって思います。 ただ、前にも言っていますが、私、彼女の演技、面白くありません。 ジャンプも表現も… ジャンプは上手に跳んでいて、いいんでしょうけど、ただそれだけ、振り付けの演技も子供っぽいし、表現力はジュニア並み。 スパイラルもエッジ替えるときなんですかね、何時もよろけるし。 まあ、PCSも、そのように低く評価されていますし、その上で、表彰台のって世界選手権に選ばれたのは、良いと思うんですが、まあ、彼女の演技見るときは、ホント、純粋にスポーツとして。 んー、まぁ..正直あまり見たいと思わないですかね… でも、あの程度の表現力しかない選手が日本代表として世界選手権に行くわけですから、今、シニアは、谷、ですね…   という事で、まあ、なんというか、イマイチ気持ちの晴れない全日本、ではあったんですが、でも、樋口選手、ジュニアの選手たちが、其々落ち着いて成果を出していましたから、そこが明るい材料ですかね…   まあ、彼女たち次第でしょうけど、世代交代は、多分、これからですよ…   って言いますか、そうならないと、面白くないですからね…   期待しましょう。      

Wednesday, December 28th, 2016