実は、今シーズン、樋口選手は絶好調です！笑 って、まあ、実は… なんて私が言うこともないんですが、今年の彼女、ホントにいいスタート切れてるな、って見てました。 足が痛いだのここが痛いだの、ジャンプが不調だの、何だの、って言うことがなく、じっくりスケートに取り組んでいる、取り組める、いい環境状況が、今の彼女にあるようで、彼女のインタビューなんかの言葉を聞いていると、何かしら、清々しさを感じますね。 いいな、って思います。 昨シーズンは、フリーで日本歴代2位となる145.30点、というオマケを付けて終えられたのも良かったんでしょうね。 私的には、そういった、歴代何位などという得点の高さには、全く意味がないと思っていますので、彼女が145点とったというのはほとんど興味がなくて、それより、本来の自分の実力を試合で出せた、ということが、後の試合での演技の自信になりますから、そこに意味があるでしょうね。 それに、彼女、何かなんか言っても、プログラム曲、振付に、恵まれていると思います。 まあ、もうちょっと何とかならないか、って言うのもありますが、でも、オリジナリティーのある選曲と振付が多いですから、その点は、いい感じかなって思います。 今シーズンは、ショートが、ジプシーダンス、フリーでは007のスカイフォール、ですけど、とてもいい選曲だと思います。 ショートのジプシーダンスは、レオン・ミンクス作曲のバレエ「ドンキホーテ」中の曲で、勢いのある非常に盛り上がる曲で、スピードとパワーのある彼女のよさが出そうな曲です。   フリーの007は、キムヨナのあの、といっても、スカイフォールはとても洗練されたかっこいい曲なので、全く違いますし、振付にもよるでしょうが、彼女の演技をよりシャープで、スマートに見せてくれそうな曲ですよね。 テレビで流れた演技の断片からすると、サントラ中の「コモド・ドラゴン」という曲は使っているみたいです。     って、もう実際は、大会でやってますから、もう見てる方も多いでしょうが、中々動画がなくて、私、まだ見てないので、どんな感じか、楽しみですね。     国内大会は見ていないので解りませんが、ショーなんかでの演技観ていると、演技の完成度は別として、よく身体が動いていて軽そうですよね。上の演技観るだけでも、ああ、調子よさそう、って思います。 ジャンプも安定してて、しっかり回り切っていて、きれいな着氷ですから、良いですよね。 彼女、プログラムには比較的恵まれていますが、残念なことに、衣装がちょっと、微妙です。 この、エキシの衣装にしたって、ちょっとスカートのすそが長いと思いますし、スカート部分の色が変わるところをもう少し上にすれば、もっと、体形をカバーできると思うんですが、これだと、ちょっと胴長短足に見えますよね。 こういうの、彼女の衣装に多いので、色も、曲にあってないような、ね… そういう意味では、デザイナー変えたほうが良いかもですね。 あまり、フィギュアスケートを解っていないような、樋口選手のことを考えていないような、ね…   まあ、実際は、彼女、PCS余り伸びないと考えると、五輪は微妙ではあるんですが、それもこれも、ジャンプしだいですからね。 今季の曲だと、何となく、PCS、伸びそうな気がしないでもないし…笑 でもまずは、ジャンプ。 ジャンプ全て、GOEオール2点を貰うのがベース、くらいで考えていかないと、駄目でしょう。 彼女自身、自分はスピードが武器、って言ってますから、期待できます。 樋口選手の良いとことは、自分をしっかり、客観視できて、自己評価が出来るところですね。 そういう選手は、成長しますから。 まあ、私たち一般人もですけど…   まずは、Lombardia Trophy　。     注目ですね。