Archive for the 'ディナウディオ' Category

さあ、本題に入ろう!ゲルギエフの「春の祭典」を聴いて思う “私のオーディオ観”

大体私が、金もないのに、何故ディナウディオを入れたかといえば、そもそもこの曲のあの部分のあの低音を出すためなんですよね… 「ディナウディオ-Evidenceが凄い、って.. 君にわかるか!?Vol.1」 「ディナウディオ-Evidenceが凄い、って.. 君にわかるか!?Vol.2 一関ベイシー・サウンドを聴け!!」 「ディナウディオ-Evidenceが凄い、って..君にわかるか!?Vol.3 その後、自宅で『春祭』聴くが…」 「ゲルギエフの「春の祭典」、スマホで聴いてみた…エッ?!」 低音、高音とかというのは、もう単純に機械的なところで、公称40Hzって書いてあれば、基本その下は出ないです。笑 クリプッシュのスカラは下40Hzまででしたから、ジャズのベースなんかは、基本聴感上気になりませんし、クラシックだって、60年代、70年代であれば、まあこんなもんかな、と言う感じですからね。   ただもう、ちょっとワイドレンジな高音質盤になると、もう途端に駄目です。 録音が上下伸びている前提で作られていますから、それがでないと、音楽的にも、サウンド的にもパッとしないものになってしまう。   もともと私は、小学校から金管バンド、中高と吹奏楽、大学ではオーケストラに入って、生の楽器の音は、身体に染み付いていますから、オーディオをやる上での「良い音」って、これまで培ってきた、それぞれの楽器の音の「出方」が基準です。 単純にナマの音が原音だとか、ナマの音を出す、と言うのとはちょっと違うかもしれません。 楽器って、それぞれ、構造が違います。 まずは、息を楽器に吹き入れて鳴らすのか、道具を使って鳴らすのか、の違いがありますし、息を吹き入れるにしても、息を吹き入れたあと、どうやって音を出すかのその方法も違っています。 リードと言うものをその息で震わせて音を出すのか、自分の唇を震わせて鳴らすのか、はたまた、息を吹き入れるだけなのか。 あと、楽器のそれぞれの朝顔の向き、どこから音が出ているのか。 木管楽器は、基本的に、音の高低によって、音の出る所は変わってきます。 ので、その響きも変わります。 弦楽器であれば、弓と弦の擦れで音が出る、その強さ、擦れる速さ、角度で、音の強弱、音色が変わりますし、ボーイングの様子、アップなのかダウンなのかも分かります。 ヴァイオリン、ヴィオラは基本、弦の張ってある部分は、奏者の右側に来ますので、ステージの左右では、その響きは変わってきますし、チェロ、コントラバスのボーイングは水平、左右の動きですから、その鳴り方は、ヴァイオリン、ヴィオラとは、自ずと違ってきます。 で、私的には、そういったパラメータが満足できてくれば、自ずと、その音源、演奏の真価が現れてくると信じてやっていますし、そう思うのはそういう瞬間が、これまでの過程でもあったりしたからです。   こんな感じで、私はオーディオの音を聴いていますから、だんだんと、情報をストレートに出す、と言う方向に変わってきましたね… お店をやっていた頃は、一関のベイシーLoveで、どちらかと言えば聴いてくれる人に凄いと言われるような自分の音を出す「オーディオ」をやっていましたが、段々と、オーディオの、音楽の、音源の、その演奏の「本当」を知りたいと思うようになって、散財した(たいした額ではないですが…)ケーブルをはじめ、今の私のシステムになったわけです。 クリプッシュ時代にそうやってましたから、ディナウディオ納品の時最初にその音が出たとき、お店のスタッフの方が、「もっとはやくスピーカー変えればよかったのに…」と言ってましたが、それほど、スピーカーまでの音がそれなりになっていたんだと思います。 つまり、クリプッシュのスカラのような半ヴィンテージなスピーカーで鳴らしてはいたけど、それを現代のスピーカーに変えたとしても、そのままで全くスピーカーに負けることなく、現代の音を一発目から出していたと言うことですね。 それは言い換えれば、アンプも含め、スピーカーまでの音を「作る」と言うことをしていなかったということです。   まあ、ですから、オーディオ的には、今は落ち着いてしまっているので、オーディオブログ的には面白くない。笑 大体、上手く鳴って満足している人の自慢話って、詰まらないですからね。笑 オーディオブログ的には、今はあまり、よろしくない状況です。笑   今の「ゲルギエフの春の祭典」聴きましょう。 改めて、システムは、 ■ Equipment CD Drive: MATSHITA SW-5583 Audio Interface: FOCUSRITE Saffire Pro 26i/o DA Converter: PRISM SOUND DA-1 Power […]

Friday, October 30th, 2015 

ディナウディオS5.4 のサランネットが届く

私のディナウディオ S5.4は、展示品で、写真のとおり、右サランネットの左下部分が破れており、お店の人は予てから交換しますね… って言っていたものが、やっと入荷したと言うわけです。 発注してから、どんだけかかってんだ??っていう感じですが、デンマークの方々はそんなもんか。笑 で、片方だけなので、一枚だけかと思ったら、2枚来まして、ペアーセットなのか、お店が2枚発注してくれたのか…   まあ、私基本的には、サランネットははずさない主義で、サランネットにはほとんど触らないです。 写真くらいの破れであれば、交換より、その分安くしていただいた方がいいんですけどね。笑 もしかしたら、本国からの入荷時点で、破れていた可能性がありますから、今回は無償だったのかもしれません。 中開けてませんし、新しいのと交換するつもりもないので、このまま保存ですかね…   こういったこと、ちゃんとやってくれるのはやはり、ちゃんとしたお店から購入したからでしょう。 これ、オークションなんかでの個人取引ではそうはいかないでしょう。 安く手に入るとは言え、自分が価値あるものと判断し、ずっと使うものは、多少高くても、お店から、せめて展示品を、購入した方がいいのかもしれません。 ビンボーでもそこんとこ、損得考えないでね。   結局、相場より高く手に入れた、このS5.4と先に買ったHegelを迎え入れた、今のオーディオに対する姿勢って、何となく、襟を正すというか、機器に対して、馴れ馴れしい感じは、ないですからね。      

Saturday, June 13th, 2015 

ディナウディオ対決 !? Evidence vs 俺のContour S5.4

VS物も、そろそろいい加減にせえよ、とお叱りのお言葉が聞こえてきそうですが、今回はホント、お遊びと言うことで。笑 自分でも楽しみな、対決でした。   Youtubeでのハイエンド製品の動画と言えば、勿論、Avshowroomsさんですよね。 アメリカでのオーディオショウに出かけては、取材ときっちり「音」を紹介してきてくれています。 ここが大事なところね。 で、今回は、彼らがVAC(Valve Amplification Company)の真空管アンプの製品を中心としたブースでの様子を音とともに紹介してくれていますが、その時使用していたのがディナウディオのエヴィデンス。多分、プラチナかな。 で、いつもスタッフに話を聞いた後、音楽をしっかり聴かせてくれる。 このようにしっかりスピーカーに対峙して音を聴かせてくれるエヴィデンスの動画って、実は意外になかったりするので、良い機会なので、自分でもここで鳴っているCD取り寄せ、聴いてみることにしました。   曲は、「TALES FROM THE TREETOPS」というアルバムから1曲目、I live in a Treehouse 。 実際この時は、このアルバムのレコード盤をかけたようですので、その辺の違いは、まず、大きいです。 また、音量レベルが彼らの方が高いので、少し下げて聴いた方が、比較しやすいかも、です。   では、まずは、エヴィデンスから。 音楽は、4:15くらいから始まります。   お次が、私のコンターS5.4。   どうでしょう? まず、私の部屋がかなりデッドで、逆にVACのブースの方は広かったので、その辺の音の出方が違いましたし、それと関係してるでしょうが、エヴィデンスの方は、スピーカーの間隔が広いですので、中央で鳴るボーカルの聴こえ方が、違いましたね。 まあ、後はやはり、アナログであることと、このVACのアンプが非常に明るく明快で、瑞々しく聴かせていましたね。 レコードプレーヤーも、動画内で写ってましたが、現代の音の良いものでしょうし、ケーブルだって凄そうなの付いてましたから、電源やら部屋やら、色々改善は必要としても、上には上はありますが、ある意味、このアルバムの一つの回答としてもいいんじゃないですかね… うちのは、お聴きいただいたとおりですが、ちょっと全体に表現が浅いですかね。 でもまあ、この状態で、まだクロック同期とかしてませんからね、もっと良くなる要素大、と考えれば、まあまあ、ですか…笑 装置の値段、グレードからしたら雲泥の差ですからね。   で、もう一つ、同じ曲を、CDで鳴らしたのがありましたので、多分、そちらの方が、比較しやすい、かもです。 ドイツのスピーカー、アカペラのブースです。   こちらは多分、おなじCDでの音ですが、結構、音楽が濃厚ですね。 ホーンドライバーでロードがかかると表情が濃厚になるのか、アンプがそういう音なのか。 で、面白いのが、こうして聞くとやはり私の音って、先に聞いたエヴィデンスの方に似てますよね。 ランクが違っても、同じメーカーですからね。   懲りずにまた、やりますか。笑   と、終わろうと思ったらこんなも、ありました。 この曲の視聴は3:38頃から。      

Sunday, May 10th, 2015