Archive for December 23rd, 2015

全日本フィギュア! の、その前に…

先のグランプリファイナルでは、男子で演技構成点で10点満点が連発されるという暴挙、….いえいえ、快挙がありましたことは、記憶に、もう、ないかもしれませんが、って、そんなこともないでしょうが、まあ、結弦君のあの演技じゃしょーがないよねぇ~、って変に納得している方も多いと思いますが、まあ、私も、まあね… って思いますが、確かに、技術点は、後半ランディングが詰まったり、不安定になったりあったので、本当の満点演技ではなかったんですが、でもまあ、良くあれだけの高難度ジャンプ構成をアレだけの出来でやりきった彼には、敬意、どころか畏敬の念さえ覚えるのですが、しかし、こと演技構成点のあの10.00がずらり並んだのには、おいおい、ちょっとぉー、って思いました。 演技構成点って、今更いいでしょうが、一応ウィキによると、 スケート技術(Skating Skills, 略記号:SS) 要素のつなぎ(Transitions / Linking Footwork, 略記号:TR) 動作/身のこなし(Performance / Execution, 略記号: PE) 振り付け/構成(Choreography / Composition, 略記号: CH) 曲の解釈(Interpretation, 略記号: IN) です。 改めてみてみると、へぇ~、こんなに、本当にジャッジの連中は見てるんかね???????? 大丈夫かぁー????????????????????? って、大いに疑いたくなる内容なんですが、まあ、本人たちがそう言い張っているので、信じるしかないのですが、素人の私たちは勿論、選手たちもね…   で、先の例の羽生選手の演技での演技構成点ですが、下にありますので見てほしいんですが、私はてっきりスケート技術が一番評価が高いと思っていましたが、実はそうではなく、「 動作/身のこなし」と 「振り付け/構成」が9.96と同点で一番の評価。 スケート技術   9.79 要素のつなぎ   9.64 動作/身のこなし  9.96 振り付け/構成 9.96 曲の解釈 9.93 次が「曲の解釈」ですと。笑 まあ、と言ったって、点数は0.25刻みですからね、ほとんど全員満点みたいなもので、10.00が1人多いか少ないかくらいの差ですけど、でもジャッジ内ではそういう評価の雰囲気があったんでしょうね。   で、私はここで、大いに疑問です。 「曲の解釈」に10点満点はおかしいし、「振り付け/構成」もそんなにいいとは思いませんね。 今回の彼の演技は、高難度ジャンプをほぼ完璧に跳びきった彼の演技の「出来」が凄かったんであって、技術以外の振り付け、曲解釈、表現力は、大したことなかったと思います。 まあ、彼の場合は、表現力ではなく、「熱くほとばしる、若き青春の血潮」ですよ。 以前、こちらの記事で、恐らく彼らしい、若さが出た「陰陽師」を演じるだろう、と書いていますが、その通りの演技でした。 大体演技をよく見てみると、今回の彼の振り付け、大したことやってない。笑 時々、象徴的なポーズが出てくるだけで、映画作品である「陰陽師」の怪しい、温度感のない、血の気のない、それでいて得体の知れぬ恐ろしいほどの力を感じる、ああいう世界を表すための工夫が乏しいです。 どうです? 曲を解釈しているか、ですよ。 それが10点満点だって… 冗談じゃない。 彼のあの演技のどこに、陰陽師のあの世界を感じ、怪しい気持になったでしょうか? 皆無です。笑 […]

Wednesday, December 23rd, 2015