Archive for December 28th, 2015

ひたむきさが戻った、浅田選手 2015全日本フィギュア 女子フリー

ショート5位と出遅れた浅田選手は、フリーで131.72の2位の得点で、結果3位になりました。 Mao Asada – 2015 Japanese Nationals FS 投稿者 japanskate 131.72というのはちょっと意外でしたが、と言うのはもうちょっと低いと思っていましたので… ジャッジスコアーを見ると、引かれるところはしっかり引かれている。 でも、コレオとステップの加点が高いですが、これは彼女はいつも評価が高い要素ですけど、今回は特に出来が良かったってことでしょう。 国内戦ですしね。 冒頭、いきなり崩れていましたから、ああ、また…って思ったんですが、こうやって得点を積み重ねられたって言うのは、解説の荒川さんも言っていましたが、後半ジャンプミスなく、マイナスされなかったっていうのが大きかったですね。 それと何より、後半の3連続にしっかり加点をつけた、ことでしょうね。10.59ですよ。唯一の10得点。 4位の本郷選手との差が0.47ですから、このジャンプに限らず、ジャッジの誰かが、GOEを1ポイント減らしていたら、彼女のメダルは、なかったです。 まあ、逆に、本郷選手も、ジャッジ数人が、GOE1ポイント高くつけてくれば… っていう話ですけどね。笑 でもそれも、勝負ですから、メダル獲れてよかったんだと思います。   微妙なんでしょうが、今回始めて、彼女の蝶々夫人の演技、悪くないと思いました。 振りの動作に血の気があるというか、演技に、ひたむきさを感じました。   もともと、彼女の演技で何が凄いかって、よくよく考えてみると、ジャンプじゃないんですよ。 確かに全盛の頃はジャンプもバシバシ決めていましたが、だからと言って、それが良くて彼女を応援してたわけじゃないんですよね… 振り付けに媚びず、曲に頼らず、ただただ、氷の上で、その振り付けを自身の肉体を使って、私たちに見せてくれる。 その完璧さに、私は心奪われていたんですよ。   でもね、恐らくもう、それは見ることが出来ないのかもしれません。   まず、今大会で言えば、体が絞れていない。 体調不良とか色々あって、練習不足なのかもしれませんが、やっぱり、年齢もあるでしょうから、体作りは大変でしょうし、でも、競技の場に出るからには、今のあのような体系では、思うような動作は出来ないと思います。 もっともっと、身体をつくらないとなぁ~、って思いました。 ジャンプの失敗とかも、メンタルの部分もあるでしょうが、それもこれも、体が出来てくればかなり解消されるような気もしますけどね。   コーチは何やってるんでしょう??   佐藤コーチについてから、彼女、あまり、良くないです。 メンタルなんて、もう何年もそんなこといっていて、何にも解消されていない。 下種な勘ぐりですが、コーチ料だって貰っているんですよね??? 何か、成果ありました? その分の仕事しろ!なんてアホなことは言いませんが、以前にも言いましたが、このコーチの責任、大きいと思います。 勿論、人を育てる話ですから、そう明確に成果が出る代物でないことは分かっていますが、こういうのは、浅田選手が良いといってんだからいいでしょ?っていうので、本当に良いんでしょうかね…   何にしても、彼女を取り巻くもの、人、音楽、振り付け、ファン、マスコミ、世間?とかに、彼女をがっちり支え、守って、鼓舞する力がない、ように感じてしまうんです。 それは、ただ彼女を心配して応援する、思いやって、見守るだけではないと思うんですよね…   正直、批判もされなくなったら、競技者としては、終わりです。     速球で鳴らしたエースだって、晩年、変化球中心の交わすピッチィングに変えて10勝するんです。   ジャンプの真央も、”フィギュアは、ジャンプだけじゃないのよっ!” て、ジュニアの子たちに見せてあげれるような演技、してほしいです。   […]

Monday, December 28th, 2015 

貫禄のV2!宮原選手 2015 全日本フィギュア 女子フリー

宮原選手、抜群の安定感と表現力で、見事優勝です! Satoko Miyahara – 2015 Japanese Nationals FS 投稿者 japanskate もう、私なんかが記事にする必要もないので、あれですが、本当に、彼女に何があったんでしょう?笑 ウィキによると、7歳くらいまではアメリカにいたそうですし、一昨年くらいに、あのランビエールに表現の指導を受けたんだそうですね。 そういう一つ一つが、実は彼女の表現する力の糧になっていたんでしょう。 なんて今私言っていますが、これまで彼女の演技は、派手好きの私からしたら地味で、堅実な演技をする選手くらいにしか思っていませんでしたから、昔から彼女の魅力を見抜いていたファンの方からしたら、何言ってるの?って感じでしょうけど… 全くそのとおりです。笑 でも実際今季になって、彼女自身も、表現を積極的に、思いっきりするようにしたっていってましたから、そういう意味では新生”知子”の誕生の年、ですね。 彼女が変わったんじゃなく、もともと内に秘めていたものが、花開いた、ってことでしょう。   流れるような曲の、流れるような振り付けは、振り付けとして表現するのって、実は難しくて、得てして、ただ腕を”ふにゃふにゃ”しているだけになりがちですが、それどころか、終わってみればあっという間で、終始、彼女のため息に包まれた4分10秒でしたね…   上の動画での、3分02秒辺りの、「投げキッス」のような仕草も、変に演出じみて押し付けがましくならないところは、本当に、彼女の持つ品のよさから来るものでしょうし、彼女の演技力の高さを感じます。     優勝、おめでとう!      

Monday, December 28th, 2015 

やっぱり悔しいよね、真凛…

調子が良いはずの本田選手、調子、上がりませんでしたね… Marin Honda – 2015 Japanese Nationals FS 投稿者 japanskate   調子が、というより、気持が入っていないよう思いました。 気持が乗っていないというか…   演技後のインタビューでは、ショートでミスして、フリーでノーミスしなきゃって、緊張したって言ってました。 全日本でいつか優勝したい?っていう質問に、今の自分では全然届かないって言ってましたけど、私は彼女は、国際大会にも通用する総合力を持っていると思っているので、今回の大会だって、優勝は無理としても、表彰台は絶対狙えると思っていましたけどね… ショートのミスで気持が萎えたというか、飄々としていられなくなっちゃった、かな。   でも、ショートのミスがそんなに気になっていたとすると、ショートのキスクラでのあのはしゃぎ具合は、空元気だった?笑 あまり、彼女、悔しさを人には見せたくないタイプみたいですからね…   でも、フリーでのキスクラでの、瞳いっぱいの涙を、一生懸命、抑えようとしていた彼女を見てほっとしました。   去年は会場で見ていた夢の初舞台…   やっぱり、悔しいよね…     頑張れ、真凛。      

Monday, December 28th, 2015