一方、ベストな演技、とはいかなかった白岩選手。 順位的には5位ですが、得点は60.68、3位の本田選手とは3.01。 全然、メダル争いできます！   彼女のショートの自己ベストは、この前のスペイン大会での62.51で、それから比べれば1.83 低いので、当たり前と言えば当たり前ですが、全ての要素がその時より劣ってしまってます。 スペイン大会のショートがこれ。 まず、安定していた冒頭の3Ｆにいきなり！付いちゃったし、ステップのレベルが2から3に上げたものの、レイバック・スピンのレベルを落としていますが、ただ最終的な基礎点が0.8上がっているのは、FSSpフライング・シットスピンのレベルが4に上がったお陰ですね。 ただ、どうしたんでしょうね、冒頭の3Ｆ。 ショートで！って言うのはあまり見ない印象だったんで、過去を見てみたら、過去にショートで！を1回、フリーのコンボのファーストでeが1回あったようです。 まあ、どの選手も、全くないということはないでしょうから、いいんですが、こういう大事な試合で出てしまうと言うのは、嫌ですよね… 演技構成点も、スペイン大会のときより全ての要素で、0.1から0.3落としています。 でもまあ、最終的な演技構成点の得点は、-0.89ですからね、誤差ですね。笑 最近彼女は海外からの評価も高いですが、それはフリーが特にいいからなのかなって、思います。 ですから、成績関係なく、彼女らしい素敵な演技が見たいですね。 でも、折角のチャンスですから、メダル、取れるときには取っておかないといけませんので、頑張ってほしいです。   彼女のフリーのベストは、124.29。 上位5選手の現在の得点と、フリーの自己ベストを合計してみますと、こうなります。笑 　(SP)　　　　(FP PB) 　66.69　 +　126.81 = 193.50 　64.17　 +　120.22 = 184.39 　63.69　 +　123.30 = 186.99 　62.64　 +　122.47 = 185.11 　60.68　 +　124.29 = 184.97 これでいきますと、3位、メダル争いは、0.72 の中に3人混戦です。 銀メダルだって、2.60 の争い。 2.60って、ジャンプ転倒で、すぐその差はなくなりますからね…   頑張れ！優奈！！     あの… そういえば、 以前、mikeさんからのコメントで、「全日本ジュニア」の記事もよろしくって、いただいたんですが、ファイナルで頭がいっぱいの私はファイナルのことだと思って、にもかかわらず「全日本ジュニア、応援頑張ります」なんて返事してしまい、後になって気づきまして… 赤面。笑 まあ、仕方がないと、そのままにしていましたが… […]

さあ！始まりました！！笑 JGP2015 Final 女子ショート。   本田選手、63.69で3位でした。 ただ、順位、得点以上に、非常に伸びやかで力の抜けた、良い演技が出来ました。 そして本田選手、何より良かったのは、とりあえず、この大事な試合で自己ベストを出せたことでしょうね。 彼女の今までのショートの自己ベストは、この前のアメリカ大会のショートでの61.05のようですが、其の時より2.64伸ばしたんですね。 これがその時のジャッジスコアー。 これを見ると、この2.64伸びたのは、演技構成点が伸びたからのようですね。 内容を見ると、全てにおいて、0.4～0.6伸ばしていますが、特に、「Interpretation」曲の解釈ですね、これが、アメリカ大会の6.18から6.93、0.75も伸ばしています。 これまで、一見、表現力の評価が高そうなのに、意外に実際のジャッジの点数には付いてこなかった印象があったんですが、実際、個人的には彼女の表現の仕方は、好き嫌いあるように思っていましたが、ここにきて、この辺に強いロシア選手と肩を並べられるような評価が付いてくるとなると、本田選手、なかなか、強いです。 一方技術の方は、出来としては基本的に、アメリカ大会のときと変わりないんですが、今回、彼女、レイバック・スピンのレベルをレベル4取れていますから、LSp4、基礎点が0.4上がっているのは良かったですね。 ただ、このレベルって、GOEとの兼ね合いもあるそうで、レベル上がっても、今度はGOEが低かったり、と言うこともあるそうなので、レベルは3に抑えて、出来を良くする、と言う戦術もあるそうですが、まあ、本田選手、今回は、レベル3だったアメリカ大会よりも最終的には0.23上げていますから、レベル上げた甲斐があったってことですね。   で、試合後の彼女のインタビューで、フリーはいつも自信あるので…　見たいな話してましたが、私的には以外でしたねぇ～ どうも私は、アメリカ大会でのフリーの崩れたのが印象に残っていて、今回もショートはいいけど、フリーがね…　なんて思ってましたら、真凛ちゃん、フリーに自信満々。笑 あら、そうなの？？ って感じでしたが、確かに、あの思い起こせば、悔しいぃ～あの新葉選手との最終戦で、優勝したガッツポーズ… アレから確かに彼女、勢いが付いたように思います。 本田選手、意外に、かなり、自信家？ 新葉選手よりも、もしかしたら、気が強くて、精神的にもタフかもしれませんね。   現在1位のツルスカヤ選手のフリー自己ベストは、126.81。 本田選手のフリー自己ベストは、123.30。 ショートの差は、ジャスト3.0。 その差は、意外にないです。 が、ツルスカヤ選手の優位は変わらないと思いますが、ただ、彼女意外に繊細で、緊張して、コケるかもしれませんから、本田選手がベストな演技すれば、優勝争いも面白くなりそうです。   頑張ってください。