Archive for December 6th, 2015

ムターが歪(ゆが)んでるぅ~!! ツィゴイネルワイゼン

1992年録音のアンネ=ゾフィー・ムターとジェームズ・レヴァインの「カルメン幻想曲」。 恐らく、グラモフォンがやりだした「4D」録音なるものの最初の頃のCDだったと思います。 歪んでいる、と言うのはちょっと大げさですが、最初聞かせていただいた印象がこれだったので… 以前、時々登場していただいていた方が、アンネ=ゾフィー・ムターのツィゴイネルワイゼンを、しかもSACDでかけていらしたので、このCD私も持っていたので、ハイサンプリングの音はどんなのか確認したく、興味深々で聞かせていただいたのがこれ↓ Speaker: JBL K2 S5500 Ultra High Frequency Tweeter System: JBL UT-405 Pre Amp.: Cello Encore Preamplifier Power Amp.: KRELL KMA-100MK2 SACD Player : DENON DCD-SA1 ビデオは同じQ2HD。 この際、SACDのガラクタ性は抜きにして、ハイサンプリングである、という一点だけに限って、やっぱりCDスペックの44.1KHzには限界があるよねぇ~、なんて話をしようと思っていたんですが、この音はちょっとそういうサンプルとしては使えないなと思った次第。 何が変かって、まず、スーパツイーターの調整が出来ていないのが、一聴瞭然。 で、ヴァイオリンの音色も変だし、サウンドも重く、リズム感がない演奏に聴こえてしまっていて、正直、最初数分も聞いていられなかった。   勝手に聴いといて申し訳ないですが、多分、SACDはもっと良い音だと思います。 で、早速、自分でも音を改めて確認。 久し振りに聞くのでワクワク。笑 以前は、まあ、グラモフォンらしい加工された音で、良い音でしょ?的な感じが漂っていて、大抵こういう録音は、プアなシステムだとまともに鳴らないものですが、私のもそういう音。 で、スピーカーも、日本上陸当初からずっと、お店の人と、良い音だねぇ~、いずれはディナウディオだね、なんて話していて、結局買わず、たくさん寄り道して、ついに手に入れた、このディナウディオで、いや、それだけじゃない、アンプも、DACも格段に良くなった今、果たしてどんな音するのか、楽しみでしたね… で、それかこちら。 【再生装置】  CD Drive: MATSHITA SW-5583  Audio Interface: FOCUSRITE  Saffire Pro 26i/o  DA Converter: PRISM SOUND DA-1  Power Amp: HEGEL H4A Mk2  Speaker: DYNAUDIO Contour S5.4 【録音マイク】  ZOOM Q2HD付属    んー、私のは、再発ものの廉価盤なので、あまり良くはないのかもしれませんが、なんか普通。笑 まあ、ただ、これもある意味、グラモフォンらしい、グラモフォン的、中庸の音。 でも、上の音と、もう歴然と違いますよね… 勿論、この音に関しては、全面的の私の方が良い、とは思いません。 まあ、実際の音は、当然もっと芳醇で、柔らかい、厚みのある音ですが、でも、上のハイサンプリング物に聞けるヴァイオリンのしなやかさ、厚み、空気を含んでいる感じ、高域の伸びと繊細さ、と艶。こういったのは、私の音に不足していますよね。   […]

Sunday, December 6th, 2015