Archive for December 7th, 2015

調整能力に脱帽! KTさんのマルチシステム!! お礼にグレートジャズトリオだぁ~ !!!

お礼、ってなんのこっちゃ解りませんが…笑 先日のWalz for Debby を際アップした際、KTさんの最新の動画での音、批判したんですが、まあ、なんと、コメントいただいて… 大人のご対応いただき、ガキの私は、ただただ恐縮するばかり、にもかかわらず、記事の内容は本心ですと、最後まで失礼な私なのでしたが、ご本人、お話のとおり、システム調整されまして見事、元の緻密なサウンドに蘇りまして、まあ、大したものだなと思った次第。 例えば、例の「Waltz for Debby」。 前回は、こうでした。 で、調整後がこちら。 どうですか? 良いですよねぇ~ ご本人、少し軽くなったと、気になさっていらっしゃるようですが、今回使ったCDが、「まさかのこれ」、つまりOJCCD盤ね。なので、仕方ないと思います。あれは、こういう軽めの音だと思いますので、そういう風に再生されて、まあ、正解だと思います。 それに調整前にはしっかり聴けなかったバックのブラシロールがしっかり聴こえるようになりましたし。 で、もう一つ、先の記事では触れませんでしたが、実は、ギルシャハムの「Paganini for two」もかけていらしたんですが、正直こちらも???だったんです。こっちの方が重症でしたかね… でも調整後は素晴らしくよくなりまして、こちらです。 ね、倍音領域の音色が聞けるようになりましたね。 パラゴンと同じユニットですよ?! 素晴らしい!! ご本人、ちょっと音が硬質な感じって、おっしゃっていましたが、それが所謂オールドJBLの音なのかなあって思います。 まあ、自分で使ってないので、下手なことは言えませんが、一関のベイシーも音は硬質系でドライな音です。 そこから、ハートマンのしっとりとした声が… ね…   で、短期間に上手く纏め上げたKTさんに敬意を表し、グレートジャズ・トリオ「アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード Vol.2 」をお送りしたいと思います!! なんと命知らずな、とKTさん、お思いになっているはずです。笑 実はKTさんのシステムは、何を隠そう、兵庫県は西宮にあった、あの伝説のジャズ喫茶「Corner Pocket」に入り浸って、完成されたものなんですねえ~。笑 このCorner Pocketの今は亡きご主人が、KTさんのオーディオの師匠であり、Corner Pocketの音が、KTさんのマルチシステムのリファレンスになっているんですね。 まあ、私は、Corner Pocketと言っても、ほとんど知りませんで、「こーなーぽけっと?四次元ポケットだかなんだか知らないけど、ベイシーが最高でしょ?」なんて、思っていましたからね… 昔はね…   で、KTさん、このジャズ喫茶「Corner Pocket」との馴れ初めを、Corner Pocketのホームページに寄稿されています。 …………………………………………………………………………………………………………………………….. (前略) で,その低音(低域)が具体的にどう違うのかというと・・・。 例えばベース。私の愛機では良くて「ヴォン!」或いは「ボン!」ていう感じ。へたすりゃ「ど・ぼーん」などという情けなさ。ベースとバスドラの区別も怪しいもので…。 ご承知のように、例えばピアノトリオで全体を引っ張り、引き締めているのはベースで、これがほんの僅か先に出ていないと全体がスウィングしない。ベースの音が「ど・ぼーん」など論外もいいところ。音に重みが加わらないと、ただただ薄っぺらいものになってしまい、「のり」はでてこない。 JAZZは『リズムは軽く,ビートは重く』が基本。が、ヘタして逆をうつと、全然スウィングしないのよねぇ。 ウ、ウムッ。 私もこれまで、低域には悩まされて、LE15+LE8TからD130+D216に替えてみたり,ウーファーボックスのバッフル板と裏板を4箇所,前後に締め上げてみたり、カーボン板を敷いてみたり・・・。 C.P.の低域はまるで違う。 ベースは唸りを上げて「ブン!ブン!」「ビシッ!ビシッ!」っと決まるわ,音の厚み,重さ=音の力はあるわで,もう嬉しくなって元気一杯! しかも,全然うるさくない・・・・・!!。 例えばグレート・ジャズ・トリオ・アット・ヴィレッジ・ヴァンガード『コンファメーション』を“サービス・ボリューム”で聞かせてもらおう。 「よっしゃぁ~!!」と暴れまくるトニー・ウィリアムスを、ロン・カーターが「おい!・おい!」という感じで必死に追いかけ、ハンク・ジョーンズが「よし・よし」という感じでピアノを弾いていたのが、次第に煽られて・・・という感じの曲なのだが、 […]

Monday, December 7th, 2015