Archive for October 27th, 2016

昌磨くん、君に”ラヴェンダー”は、百年早い…

女子フィギュアでは、紀平選手がトリプルアクセルや8トリプルを成功させたり、本田選手が何か何か言いながらファイナル進出だったり、三原選手がシニアデビューで表彰台だったり、何より、浅田選手が膝故障で、練習にも影響が出て、色々心配な日々が続いている最中、ふと男子に目をやれば、宇野選手が中々調子良いという。 で、今年も相変わらずのコーチが振り付けて演じているようだが、と見てみれば、ん? なに?ショートは “ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲” だ? “ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲” って、あの “ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲” か? 映画「ラヴェンダーの咲く庭で」の一曲、通称、「ラヴェンダー」。 それを、君がやるって? 誰の断りを得て? このラヴェンダーには、浅田真央の不滅の名演があるって知っての不届きか? 唯一、このラヴェンダーをやることを許されたのは、町田樹、彼だけ。 それを、こんな程度の振り付けで、羽生まがいの、表現力とは程遠い、ジャンプを除けば、ジュニアレベルの幼い演技で… https://youtu.be/MEKnFuhlCug 君の演技はいつもワンパターン。 どんな曲も、いつも同じエナジーで、突っ走る。 羽生結弦に見た、若き血潮、って言う代物。 それを表現力と勘違いして… そして、 タラソワの振り付けのパクリにも及ばない、中身の無い振り付け。 この曲、そして過去の名演技に対する畏敬の念が感じられない振り付け。 緊張感の無い振り付け。   毎回、このポーズがあるけど、これは一体なに?   2008年、世界選手権での浅田真央の演技。 この時、浅田真央は数えで18歳。 君はいくつだ? 18歳だろ? ほぼ同い年だ。 なのに、君と浅田真央との演技の、この差は、なんだ? 演技全体に亘って、作品としての完成度が、まるで違う。 いや、君の場合は、完成度云々を語るレベルの演技ではない。 君の血の通ったジャンプ、演技は、羽生結弦より好きだ。 君にうらみは無い。 しかし、 この差は大きい… この差、なんだと思う? 教えてあげる。   浅田真央は、この曲、この振り付けに、身も心も全て捧げているんだ。 そう、一切の全てを…   君はこの演技で、この曲に、己の全てを捧げているか? ジャンプに現を抜かし、成績に現を抜かし、曲を、振り付けを演じることを忘れていないか? 表現なんて、今自分にあるもので、ちゃちゃっと、と済ませていないか?   だからだ、 そんな君が、この”ラヴェンダー”をやるなんて、百年、いや、千年、早いんだ。   そして、振り付けた、樋口美穂子さん、 あなたがこの曲に振付けるのは、一万年、早い… まずは、 […]

Thursday, October 27th, 2016