Archive for November 19th, 2017

頑張った白岩選手は、6位… 2017 GPS フランス大会 女子フリー

2017 GPS フランス大会 女子。 ショート66.05で好スタートを切った白岩選手は、フリー、127.13で、6位となり、最終も6位でした。 順位は6位でしたけど、これまでの試合の出来、得点を思うと、127.13という得点は、彼女、頑張ったな、って思いますね… まあ、私が勝手に目標にした、合計195以上というのはなりませんでしたが、それはつまり、フリーで130を目指す、という意味があったんですが、あと、3点ですから、3点なんて、PCSでいくらでも変わる程度ですからね。笑 3.00÷1.6÷5=0.375 つまり、PCSの5項目、それぞれで、ジャッジの1人から2人が、最小単位の0.25を気まぐれで、プラスしてくれれば、それでもう、PCSの得点に3点反映されてしまうんですよ。笑 ホント、笑っちゃいます。笑     このフリー、彼女はとても集中してましたね。 っていいますか、本来、このプロ、難しいんですよ。 何がって、スピンやジャンプの後に決めポーズが来たり、最後もね、ジャンプで終わりですからね… しかも、音楽の場面がころころ変わって、それを演じ分けなければなりませんし、つなぎも、結構凝ったポーズしたりしてますから、ジャンプのタイミングを計っていたり、スピン後の動作が遅かったりしたりすると、もう、次の決めポーズに後れを取る。 このフリーは特に、ジャンプに集中できていた分、つなぎへの動作が、遅れ気味でしたかね… スピンのレベルのためには、規定の回転数回る必要あるのに、それをやっていると、次に来る決めポーズに間に合わない、けど、スピンのほうが、当然優先ですから、決めポーズがずれる。 紀平選手のときもそうでしたが、トムディクソンのプロ、全体のプログラムの効果をしっかり考えていて、悪くないんですが、こんな感じで、難しい。笑 白岩選手、このフリーのPCSの得点そのものは、大会全体として甘めですが、シニアデビューの年の2戦目で、PCS63.27は、とりあえず自信にしていいのではないでしょうか。 「底知れぬポテンシャル」を持った天使、のPCS64.10と、同じですからね。 しかも、その天使、ノーミスに近い、ジャンプ跳んでいるのに、このPCSですからね… 自分たちが理解できない音楽、振付や大げさな演技には、点を付けないジャッジが、あの難しいプロを、評価しているんですから、白岩選手の演技に、感じるところあったんでしょう。 ショートでも言いましたが、この位の演技をベースに、今のこの心持を忘れず、一歩一歩、上を目指して行って、欲しいですね。   白岩選手、それと、三原選手、 ふたりとも、   お疲れ様でした。        

Sunday, November 19th, 2017 

ほぼノーミスの三原選手は4位… 2017 GPS フランス大会 女子フリー

2017 GPS フランス大会 女子フリー、終わりまして、最終結果が出てます。 三原選手は、ほぼノーミス演技で、フリー、137.55で、5位。 最終的には202.12で、4位、という結果でした。 フリーは、上位選手、みんなそれぞれ、ミスなく、って、肝心のオズモンド転倒してますが…、結果としては、得点的には、130後半から140点での争いになりましたから、それなりにレベルが高いフリーになりました。 そのせいもあって、三原選手、137点でも5位、ということで、多少組み合わせに泣いた感は、ありますね。     ただ、今の彼女に問題なのは、表現力のなさ、その素質のなさ、ではなく、ジャンプへの加点が伸びない、ことでしょうね。 ほぼノーミス演技で、やったーと、さぞかし良い点と思いきや、自己ベストにも及ばない。 その点の伸びないのをPCSに求めているようですが、スコアー見れば分かりますが、このフリーでは、ジャンプへの加点が、上位に食い込むには、若干少なめで、GOEの評価も、+2より、0、+1の方が多く、しかも、評価がまばら。 それでも、テクニカルでの加点が10点近くもあるのは、スピンステップで、貰っているから。勿論、ジャンプでも貰ってますから、決して悪くないんですが、マスコミがアゲまくるほどには、天使でもなく、「底知れぬポテンシャル」があるわけでもない、わけですね。 演技内容は、まあ、厳密にはノーミスとは言えず、3連続で、最後詰まってしまってますから、あれ、減点でもいいくらいでしょうね。 ただ他のジャンプは、着氷も綺麗でしたし、いい感じでしたが、後半のジャンプ、加点が少ないですよね… テクニカル以外の表現的なところは、演技最初からスタミナ切れか?、と、錯覚するような、もさっとした演技なのは、いつもどおりで、何も観るべきものはないです。 これで、三原選手は、ファイナルはなくなりましたので、オリンピックには、全日本での優勝が、必須になったか? と、思っていましたが、このフランスで、樋口選手のファイナル決まりませんでしたし、ツルスカヤの先の大会の出来を見ると、ちょっと、樋口選手の上行きそうで、樋口選手のファイナル行き、かなり厳しくなりましたから、そうなると、そういう意味では条件は同じですから、全日本2位でも、可能性は十分ありますね。 その辺余り細かく見ていないので、良くわかりませんが…   ただ、このように、今シーズンの彼女の評価、ジャンプの評価、国際大会では、それほど高いものではありません。 多分、この辺りが彼女の本当の実力なんだと思います。 現在の自己ベスト、2017の国別での採点は、まああれ、お祭りのネタ、おまけだった可能性はありますね。笑 そもそも、国別なんて、お祭りですからね。笑 まあ、それを大事にして、それを目標にするのはいいですが、そういう状態って、気持ちが内向きになって、競技者としてはあまりよくないような気はしますけどね… でも、オリンピックへの勝負は、全日本、国内大会ですから、その評価も、国内目線でやりますから、その評価も、変わるでしょうね。 多分、同じ演技しても、得点、上がりますよ。 私はそう見ていますから、彼女が、オリンピック代表候補有力なのは、変わらないでしょう。 私としては、宮原選手と、樋口選手に行って欲しいですけどね。 ファンや応援しているから、というのではなく、ふたりの演技の方が、三原選手の演技より、日本代表として、ふさわしい演技だと思うからです。 それと、三原選手では、オリンピックでのメダルは無理ですが、宮原選手は未知数としても、少なくとも樋口選手であれば、十分、可能性はあります。   どうなりますか…        

Sunday, November 19th, 2017 

樋口選手のファイナルが微妙…

あ~ぁ… オズモンド、何やってんだー あの転倒さえなければ、あなた順当に、2位以上だったのに… で、ソツコワが予定通り、3位だったのに… ご覧のように、ファイナル、6人中、5人は決まりで、ソツコワが、その5人の中に入ってしまいました… 樋口選手のファイナル行きの条件の一つ、ソツコワが、フランス大会で、3位以下、というのが崩れてしまったんですね… ですから、このフランス大会での樋口選手のファイナル行きは、なりませんでした…泣 アメリカ大会までおあずけ、です… しかも、争うのは、現在3位で11ポイント持っている、ツルスカヤとアシュリー。 で、樋口選手に、一発で勝つには、2人とも、優勝しかないんですが、仮に、2であった場合、それぞれ、樋口選手と、得点争いになるんですが、アシュリーが2位であれば、先の大会で、183.94でしたから、現在、樋口選手は、合計419.69で、その差、235.75。つまり、2位だった場合、235.76以上の得点でないと、アシュリーは樋口選手には勝てないわけで、この点は、まず無理でしょうから、この場合はいいんですが、問題は、ツルスカヤが2位の場合で、彼女、先の大会で3位だったものの、得点は、210.19でしたから、419.69-210.19=209.50 で、アメリカ大会で、2位だったとしても、209.51以上であれば、得点で樋口選手を上回ってしまいますから、可能性としては十分、あり、なんですよね… しかも、2位どころか、優勝もありえますから、樋口選手、大ピンチです。 こうなったら、まず、宮原選手に、優勝してもらって、ツルスカヤの優勝は阻止してもらって、得点勝負に持ち込むしかありませんね。 ですから、私は、最初に、樋口選手が、3位になった時点で、ファイナル行きは難しい、って言ってたんですよね… さすがに、他の大会での優勝はないとしたら、最高2位ですし、3位2位で、順位ポイント24では、マスコミが言っていた、昨年がそうだったから、即ファイナル有力、っていう話は、ないんですよね… まあでも、このフランスで、オズモンドが、転倒さえしなければ、樋口選手のファイナル決まっていたんですから、予想は間違ってはいなかったんですが、まあ、現実は、何が起きるか分からない、ということですが、 それにしたって、   オズモンド、何やってんだよー!!        

Sunday, November 19th, 2017