Archive for November 18th, 2017

考えすぎの三原選手… 2017 GPS フランス大会 女子ショート

2017 GPS フランス大会 女子ショート。 ファイナル進出には、優勝が最低条件の三原選手、64.57で、4位発進です。     三原選手、64点で4位と、少々不本意なショートでしたが、でも演技全体としては、結局、ミスは、冒頭のコンボだけでしたから、演技自体は、悪くなかったんではないでしょうか。 ジャンプの回りきりも良く、着氷が綺麗でしたね。 スピンも、スピードと加速があって、ポジション良く、軸のしっかりした良いスピンでしたよね。 最初のチェンジフットがレベル2なのは、ジャンプ失敗の影響で時間がなく、回転が足らなかったんですかね。 彼女、大会前、 「表現の面では『強い三原舞依』という考えをちょっと置いておいて、新たな考えを頭に意識しながら滑るように心がけています」 というようなことを話していたようですが、何のことだかよく分かりませんが、多少、表現面での演技動作に、思いっきり感、が出ていたように思いますが、これは、彼女の演技全体にいえるんですが、スピード感がないんですよね。 エネルギーの変化、起伏とでも言うんでしょうか。 そういったものがない。 ジャンプやスピンとかのテクニカルな部分と、振付を演じるときの表現動作と、あとつなぎの部分、みんなそれぞれ演技の中での役割があって、面白みも違うでしょうし、難しさも違うでしょうし、ですから、それぞれに臨むときの意識や身体の使い方も、当然違ってくるはずなんですが、彼女の演技観ていると、それが全部同じに見えるんですね、境目がない。 例えば、上の動画の、1:19辺りで、スピンに入るところ。 その前のジャンプからつなぎを挟んでスピンに入っていますが、これが、漫然とダラッとスピンに入ってますよね。 他の選手でしたら、ここは、ここからスピンです、っていう感じで、スピードを上げて、スパッと、入る感じですけど、彼女の場合は、何となく入ってる。笑 ジャンプもそう。何となくジャンプに入っている。 彼女の場合、そういったことが例えば、ジャンプが演技に溶け込んでいる、っていう風には、見えないんですよね。 ダラッと、メリハリがない。 多分それは、彼女の演技全体に、スピードがないんでしょうね。 前にも言いましたが、スピードはないけれど、スケーティングが滑らか。 その滑らかさの中で演技しているので、演技はスムーズなんですけど、とろい感じ。 何かスローモーションを見ているような感覚。 ですから、技固有の魅力も、表現動作の魅力も、つなぎの意味も、それぞれの存在が、こちらには伝わってきませんから、彼女の演技は、私には、全く、つまらないんですよね… これって結局、三原選手が、物事を感覚で大きく掴み取って、それを理解し自分のものにしていく、そしてそれを、ズバッと、私たちに表現する、という意識がないというか、できていないんだと思います。 ジャンプも表現も、頭で考えて、自分はどうすべきか、どうしたら、もっと良くなるか、って、同じレベルで考えている。 演技動作、表現も、「強い三原舞依」がどうの、とか、新たな考えを頭に意識しながら、とか、頭で考えて、結局彼女は、音楽を、振付を肌で、感じ取っているのか、味わっているのか… 私は、フィギュアスケート、やったことありませんから詳しいところは分かりませんが、技の精度を上げるには考えることは必要でしょうし、それに見合った身体も必要でしょう。 それに加え、フィギュアスケートは、音楽を感じなければいけませんし、振付を演じていかなければいけない。 技、音楽、振付、そして衣装… これら全く違った要素が、同時に行われ、融合し、でも、それぞれに魅力が最大限に発揮され、最後には、他のスポーツにはない、一つの、時間、空間が生まれる。 三原選手は、頭で考えているうちは、本当の魅力ある演技は、出来ないでしょうね…   三原選手、フリーは得意、というような言い方してますが、得意というより、ジャンプが多いので、ということは、点を伸ばせる要素が多いので、フリーはショートより、他の選手の上行きやすいから、好き、ってことでしょう。笑 まあ、揚げ足取るのはやめにして…笑   フリーも、頑張って!        

Saturday, November 18th, 2017 

よかった!優奈 !! 2017 GPS フランス大会 女子ショート

2017 GPS フランス大会 女子ショート、終わってます。 結果は、 です。 白岩選手、やっと、らしい演技、ジャンプ、でしたね。 66.05という得点も、まずまずでしょう。   このショート、終始スピードのある滑りで、ジャンプもその中で決めていって、本来の彼女の滑り、できました。 まあもともと、ジャンプ決まらないながらも、滑り自体、演技自体は、今シーズン入ってからもずっと悪くはなかったですから、あとは、ジャンプ、って感じでしたからね… 彼女の良い所は、スピードある中でも、しなやかな演技が出来るところで、演技動作のふり幅も大きく、とても説得力のある演技が出来るところですね。 意外に、という言い方もあれですが、曖昧さのない演技ですよね。 前回大会で、演技前に、自分に言い聞かせるために、下を向いていたのを、お母さんから指摘されたのも、良かったようです。 が、そんなちょっとしたことで、ジャンプ、良くなるものなんですね…?笑 ジャンプの回りきりも、回転不足ぎみ、というものではなかったですし、スピンもスピードがあって良かったです。 ステップはレベル取れていないようですが、加点が少ないのは、このステップの振付の問題もあるようにも思いますが、完成度が低いですかね… しっかりエッジにのって、ステップ、ターンの技を決めていく、見せていく、っていう感じがなく、ただ何となく、やり過ごした、って感じでしょうか。 この辺は、三原選手のステップの方がいいですから、この辺が、今後の彼女の課題でしょうかね。 PCSは、もう一歩、得点上がらないのは、振付の問題です。 やっぱり、この振付良くないです。 ピントがぼやけていて、フランス音楽の、ドビュッシーの優しく、洒落た、アンニュイな感じが全く出てないですし、ですから、彼女の良さ、演技力が全く生かされてませんね。 とっとと、ジェフリーは首にしたほうがいいです。 彼、振付師の才能、ないです。 まあ、PCSは、フリーではもう少しいいでしょう。   今後は、この位の出来をベースとして、一戦一戦、実績を作っていって欲しいですね。   それにしても、イケメンコーチ、白岩選手の得点良かったんで嬉しそうでしたけど、近所の兄ちゃんじゃないんですから、もうちょっとこう、なんか、ないんですかね… なんか、素朴に、良かった良かった、って感じで。笑 逆に、悪いときはなんかは、何かアドバイスやら、話しかけるわけでもなく、ジーと黙ってるし。 ま、色んな若い女子選手抱えてますから、彼なりに気を使っているんでしょうけどね…   白岩選手、フリーも頑張って、200点! が、無理なら、195以上を目指して欲しいですね。   がんばれ!        

Saturday, November 18th, 2017