満点のステップ・シークエンス…

先の全日本のフリーで、宮原選手のステップが満点だったのに驚きまして、笑、よくよく見てみたら、浅田選手もこのフリー、ステップで満点だったんですね…
うっかりしてました…笑

で、もう一度改めてみてみました。
 

宮原選手


 

浅田選手


 
といっても、だからといって何が分かるほど専門的な事は分かりませんが、でも、まあ何となく、今まで、もっといい時の浅田選手のステップ良かったような記憶があるので、このフリーの浅田選手も、やっぱり宮原選手も、満点って言うのはちょっと甘いような気がしますけどね…

どうでしょう…

ただ、こうしてみると、やっぱり、宮原選手の方が軽く、スピードと言うか、勢いというか、推進力があるように感じますね。ターンの勢いもありますし、組み合わせも明確ですし…、まあ、よく分かりませんが。笑
そう見ると浅田選手は少々重い、印象。まあ、身体の大きさも体重も違うのでそういう印象もあるのかもしてませんが、ターンの精度というか、明確な感じが、少々不足しているかなって印象はありますが、ステップシークエンスの技というより、振り付けの工夫、演技の面白さは、浅田選手のほうが上ですね。



 
で、例えば2013のワールドの時のステップ。

まあ、いいですよね。
今なら満点でも良いように思いますが、ただ、彼女のこのステップって、勢いというか、推進力が足らないんですよね。
そういうのってこの頃の彼女の演技全般に言える特長だったように思うんですが、スピンもスピードがない。加速していない。
でも、こうして比べるとやっぱり、今のほうが演技に、勢いがありますし、浅田選手の、成長した意思の強さっていうのを、今の演技に感じます。

 

どちらにしても素人には分かりませんが、最近、加点のハードルが下がっている事は確かですね。すぐ満点をつける。PCSも。
そりゃ、以前のように、どんなにやっても、伸び幅が小さくて、評価されない辛い思いするよりはいいですが、でもそうやって、あまり評価を単純にしてしまうと、恐らく、演技も単純になってしまうでしょう。

技、以外に、細かな工夫をしても、それをしなくても、点が変わらないのであれば、当然、段々と、点にならない細かな工夫はしなくなりますよね。
見てるとどうも、PCSにもその辺反映なんてされていませんから。

でも、フィギュアスケートはスポーツですから、それでいいんですが、でも、それだけでは済まないのもフィギュアスケートで、そのいい例が、私としては、羽生選手であり、三原選手です。

 

だから、ジャッジって大事で、フィギュアスケートを面白くもつまらなくするのも、ジャッジ次第、って言う事ですね…

 

ホント、頼むよ…

 

 

 

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2 Comments

  1. 日本を憂う says:

    私は、タラソワプロが好きですが、ステップに関してはローリー振り付けの方がスピードがあるように感じていました。今回のFPも、初戦の頃に比べるとスピードが感じられるように思います。ツイズルなど、彼女の得意な動きを多く取り入れると、勢い感が減るのかな、と思うのですが。ただ、ステップの評価基準にスピードはないので、彼女の良さを取り入れて曲の世界観が表現されていれば良いのかな、と思っていました。点数的にはレベルの取りこぼしがジャンプミスほど響かないですし。

  2. gutsy says:

    日本を憂うさん、

    確かにそうですね。
    そういうところが、タラソワは総じて点が出にくい、って言われるところなのかも知れません。
    ホント、ステップの演技としてはタラソワの方が面白いですけどね。さすがだなって、思います。

    PCSのSSに多少は影響あるかもですね。

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