Archive for December 31st, 2016

フィギュアスケートは、素晴らしい!!

この一年、フィギュアスケートって… って色々考えた一年でしたね…   フィギュアスケートって、スポーツの中でも、採点競技の中でも、選手のパフォーマンスの内容を楽しめる、多分唯一のスポーツだと思うんですね。 今の演技は面白かった、面白くなかったって、いう風に見られるスポーツって、多分他にない。 体操、新体操でも、基本、技を楽しむのであって、その演技の良し悪し、出来不出来、得点、結果が全てで、白井選手のように、新たな技が出来るというのもありますが、それも成績が伴わなければ基本、見向きもされないですしね。 新体操だって、音楽振り付けは、重要ではないですよね。 大体衣装のあるスポーツって他にありましたっけ?新体操のほかは、ないですかね… でも、そのフィギュアスケートだって、音楽なし、振り付けなし、ただ、スピンして、ジャンプして、ステップして、その良し悪しを競うだけの競技だったら、どうでしょう。 衣装もなしで、決められた、レオタードか何かで。 まあ、少なくとも、私は見ませんね。 所謂今のような、フィギュアファンなんかも、いないでしょう。 でも、実際は違います。 実際のフィギュアスケートというスポーツは、音楽も振り付けもあるし、衣装も綺麗。 音楽、振り付け、衣装、って言ったら、バレエと一緒です。 いくらスケート靴を履いている、舞台は氷の上とは言っても、ジャンプ、スピン、ステップするためだけに、音楽は要りませんし、振り付けもいりませんし、衣装も要りません。 でも、それら全てがあるのが、フィギュアスケートであって、思い思いの衣装を身にまとい、音楽に合わせて、振り付けを演じ、音楽を表現する… フィギュアスケートは、それをする事が自ずと求められているスポーツであって、これはもう、否応なしです。 ですから、そういうスポーツにおいて、思い思いの衣装を身にまとい、音楽に合わせて、振り付けを演じ、音楽を表現する… この事に対するしっかりとした評価をしていなければ、本来、フィギュアスケートと言う競技として、フィギュアスケートというスポーツとして、成り立たないはすなんですね。 フィギュアって言ったって、スポーツだから、などと、分かった風な事を言って、表現する事を軽く、胡散臭く見る人もいるようですが、そうではなくて、あなたの好き嫌いに関係なく、残念ながら、フィギュアスケートは、もう、始めからそういうスポーツなんですよ。 使用している音楽について語り、振り付けの良し悪しを語り、衣装の美しさに魅了され、ジャンプの凄さに感動し、華麗なステップに心踊り、今の演技はどうだった、音楽は表現できていたか、ジャンプは失敗しなかった、面白かった?つまらなかった?今の演技好き?嫌い? それがフィギュアスケートというスポーツなんですよね。 その時、その時代によって、トレンドはあるでしょうが、そういう、フィギュアスケートのコアは、何一つ、変わる事はありません。   ですから、私たちファンは、そんなフィギュアスケートが持つ力を信じて、迷うことなく、フィギュアのど真ん中を、楽しんでいきたい、そう思います。   選手の皆さんも、ジャッジも、関係者の人たちも、迷ったときは、何故、フィギュアスケートは、音楽があって、振り付けがあって、衣装を着るスポーツなのか、もう一度原点に帰って欲しいなぁ、って思います。     ま、そんな事を考えた、一年でした…笑       今年一年、皆さんには、本当にお世話になりました。 ありがとうございました。     また来年も、どうぞ、よろしくお願いします…      

Saturday, December 31st, 2016