Archive for March 20th, 2016

こういう優奈も悪くない… 2016世界ジュニア 女子フリー

2016世界ジュニア、白岩選手は、結果4位でした。   今こうしてフリーの演技で、改めて彼女を見ますと、やっぱり、少々太ってますね… 前回記事に書きましたが、んー、本当に、一回り大きくなったかも… まあでも、仕方ないですね、この時期の体の変化はね…   ただ、個人的には、今回の演技悪くないと思うんですよね。 勿論、シーズン当初、グランプリシリーズの頃の演技と比べると、もう本当に体が重い、そんな演技だというのが良く分かるんですが、ただそういう身体的な変化だけで考えると動作が重く鈍くなった演技、ってことになるんですが、でも見方を変えると、とても落ち着きのあるしっとりとした演技、にも思えてくるんですよね。 グランプリシリーズの頃の演技がこれです。↓   ね、この頃の演技を見ると、ああやっぱり彼女の演技の魅力って、こういう可憐で、小気味のいい滑り何だよなぁ~、って思いますが、でも、今大会の演技を見ると、この体の重さ加減が、逆に、落ち着きとしっとりさ、に変わり、中間の「悲しみのクラウン」なんか、今までの彼女には無い、深み、みたいな魅力も感じましたけどねぇ… ああ、多分彼女、シニアにいって、もうちょっと大人の女性になった時、もしかしたら、こんな演技するのかもなあー…なんて、思いました。笑 こういう彼女も、悪くないな、と。   でも、このフリーの演技では、指先の繊細な表現が蔑ろにされています。 上のGPSの演技ではちゃんと指先まで神経が通った表現してましたけど、このフリーではそれが無くなっているんですよね。 体の変化と指先の表現は、別でしょうから関係ないと思うんで、そこはしっかり維持して演技していかないと。   ショートの時は、ハンガリーの観客の反応も今ひとつでしたが、フリー終わって、たくさんの拍手してくれていました。 やはり今シーズンの彼女の魅力は、フリーでの、クルクルッと回る小気味良い、安定した気持ちのいいジャンプと、可憐で且つ品があって、キュートな演技ですから、ハンガリーの人たちにも彼女の魅力伝わったのかなと思うと、嬉しいですね。   そんなこんなで、シーズン後半、思うような演技できなかったかもしれませんが、でも、本当に良い演技、私たちに見せてくれました。     ありがとう!       そして来シーズンも、素敵な演技、       よろしくね。      

Sunday, March 20th, 2016 

ダメでなかった新葉… 2016世界ジュニア 女子フリー

樋口選手、まずまずのフリーの演技で、表彰台です! 演技は、見た目、ほぼミスなくといっても良いくらいで、スコアー見て、三連続に!付いてるのが分かるくらい、ダメでなかった、ダメどころか、得点125.65は、パーソナルベストですからね。 ただ順位的には正直、彼女、表彰台は無理と思っていましたが、ショート1位の選手が棄権したこともあり、まあ、棚から牡丹餅、ですかね… この辺は、本田選手のときとは逆で、もし、ショート1位のフェディチキナ選手が出ていたとして、彼女がパーソナルベスト出したとするとフリー120.22、ショート66.11+120.22=186.33 樋口選手の合計は183.73ですから、フェディチキナ選手には届かないと言うことになります。 まっ、その差僅か2.6ですから、やってみなくてはわからないレベルですけどね。 でも、フリーでパーソナルベスト出しても、表彰台微妙だったのは事実なわけでして、それ程、ショートは大事ってこと、ショートでのジャンプ失敗は致命的だってこと、しかも得意で得点源のコンボのミスは、有り得ないと言うこと、身に沁みてほしいですが、まあでも、今シーズン当初は故障で、グランプリファイナル出られずで、苦しんできたんですからね、全日本と全日本ジュニアと本来の調子と演技と成績が戻ってきて、そしてこのシーズン締めくくりの世界ジュニア、フリーでパーソナルベスト更新する演技が出来たんですから、終わってみれば、何やかや言っても、今シーズン、彼女、自分の目指す演技、出来てきたんではないでしょうか。 前回記事で、樋口選手は、結果を求めすぎと書きましたが、彼女の実績からすると、ジュニアとは言え、結果が求められるって、彼女なりの自覚があるのかもしれませんね。   であれば尚更ですが、これだけの演技をして、本人も手ごたえを感じたにもかかわらず、得点が、それに見合っていない、評価が今ひとつ、と言う事実を考えて欲しいです。 まあ、多分本人もその辺、不満に感じていると思います。 だから、PCSを伸ばそうと。 素人なのでなんともあれですが、単純な話し、樋口選手のジャンプに、何故ジャッジみんなが、GOE2点つけてくれないのか、ですよ。 羽生選手の3Aはほぼ満点つけるのに、何故、樋口選手にとっては簡単な2Aは、いつも1点も貰えないか、です。 そういった単純なことだけど、根本的なところの点検をもう一度やる、その辺が必要なのかなぁ、って思います。 単に何点だった、2位だった、1位だった、ではなくてね、おじさんは、そう思います。 まあ、素人に言われなくてもやってるでしょうが… 羽生選手の3A-GOE 2.71   樋口選手の2A-GOE 0.57   まあ、上の場合、ジャッジの問題、っていう話もありますが…笑   どちらにしても、何だかんだ言っても、今シーズン、終わってみればそれなりに結果が付いてきたシーズンでした。 そしてこの一年、表現力に心を砕いて、しっかり演技していたこと、徐々に実を結んでいます。   よかったね!     銅メダル、おめでとう!       そして、お疲れ様…      

Sunday, March 20th, 2016 

やった!真凛、金だ!! 2016世界ジュニア 女子フリー

2016世界ジュニア・フィギュアスケート選手権、女子フリーが終わって、結果が出ました! 本田選手、優勝です!金メダルです!! おめでとう!!!   フリーで126.87、合計192.98で、共にパーソナルベストの演技でしたね。 まあ、今大会は最大のライバルで強敵のツルスカヤ選手が怪我で棄権で出ていませんでしたから、本当に、優勝のチャンスはあったんですが、それでも、こういう大事な試合で、大きなミスなく、ジャッジによる減点がない、演技が出来たことは、彼女にとって、大きな自信になるんじゃないでしょうか。 もし、ツルスカヤ選手が出ていて、同じくパーソナルベスト出したとして、195.28ですから、金メダルはツルスカヤ選手に持っていかれますが、その差2.3。 2.3なんて、ジャンプで1回転んだらあっという間になくなる点差ですし、全体的に調子悪くてもこのくらいの得点の増減はあるでしょうしね。 それとショート1位のフェディチキナ選手もこれまた練習中の怪我で急遽、棄権しましたが、もし、彼女が出場して、彼女のパーソナルベスト186.38で、それに例えば5点上乗せしても、191.38ですからねぇ~…って、なんちゅう計算じゃ?!笑 まっ、それほど、ジュニアで190点超は、一つの大きな壁であり、目指すべき目標でもあるんだと思います。   そういう意味でも、本田選手、良くやりました… ホント、大きな声じゃ言えませんが、ロシアが強いこの時期に、強敵いないうちに、世界ジュニアで優勝できたのは、日本にとっても本田選手にとっても、ラッキーでしたよね!笑   いやいやいやいや、お二人の怪我の早い回復を、心からお祈り申し上げております…   だた、実際今回のフリーの演技はどうだったんでしょう。 素人なので分かりませんが、スコアーもマイナス評価ありませんし、パッと見ほぼノーミスの演技だったのではないでしょうか。 で、トータルも126.87は、ベストスコア-でしたのでしたので、非常に良い演技だったとは思います。 ただ、その割には、爆発的にこのジャンプが良かった、とか、演技、表現が今までより良くなった、と言うのは無かったですよね。 ある意味、今までとなんら変わりない演技。 ですから、彼女が大きな失敗しなければ、このくらいの得点は出せると言うこと、そういう潜在能力が彼女にはある、と言うことでしょう。 で、ショート、フリー揃えられれば、190点は超える選手なんだと言うことです。 シニアでいえば、200点超えですね。   頼もしい選手です。   が、課題もあります。 今回のフリーのスコアー見ると、マイナスが無い代わりに、加点はそれほど多くないです。 ジャンプなんて10点貰っていませんし、加点も多くなく、パーソナルベスト出した割には、地味なスコアー。笑 実際の演技もそうでしたが、無難な演技だったんですよね。   彼女の滑りは、私の映像から見た印象では、それほどスピードがあるほうではないですし、ジャンプ前の加速もそれほどではない。 ですからジャンプも、評価される綺麗なジャンプではあるんですが、高さスピード、飛距離が断然優れている、と言うわけではないように思います。 ただ彼女の場合、そのスピードを殺さない素直なジャンプなので、踏み切りも自然、空中も綺麗、着氷も自然で衝撃なくスムーズなので流れが生まれます。 言い方変えれば、それ以上でもそれ以下でもない。 必要最小限。 そんな感じかな。笑 だからか、コンボジャンプのときはそれなりにスピード、高さ、飛距離がありますが、シングルの場合、それを跳ぶのに必要なスピード、高さ飛距離にグレード落としちゃう。 ジャッジの評価も、ジャンプ、良い割には実際の加点が、それほどでもない… そんな印象です。 もったいないです。 単独ジャンプでも、これでもか!と言うくらいスピードも高さも飛距離もあるジャンプを見せてほしいです。 男子のように。 でも、それは彼女の今の演技スタイルではないのかもしれませんね。 それは、樋口選手の役目かな。笑   あと彼女には表現するときの体の動き、動作を勉強して欲しいです。 今の表現の仕方では、メリハリがなく、プログラムの世界観が、しっかり伝わりません。 流れのあるジャンプやつなぎのよさ、と言うのと、メリハリが無い、ベタっとした表現と言うのとは違いますからね。     とにかく、真凛、 頼んだ金メダル、本当にとってくれて、ありがとう!   […]

Sunday, March 20th, 2016