Archive for January 9th, 2015

昔ダメで今OKなCD、カラヤンのニューイヤー

カラヤンの唯一のニューイヤーコンサートのCD。 「ニューイヤーコンサート’87」   そう、今年始めにアップするのやめたCD。 何故突然? という感じですが、実は最近はあまりお邪魔してませんが、「クラシック音楽ぶった斬り」というブログがあるんですが、皆さんご存知の方も多いんじゃないでしょうか、そこの最近の記事にこのCDのことについて書かれてあったので、 「そうだよねぇ~」 と思い、聴き直していまして、で、また例のごとくCDセットしたまま放置していたんですが、ホント、このCD良く鳴るようになりました。 ま、こういうことはほぼ全てのCDにもいえることではあるんですが、特にこのCDはもう音だけじゃなく映像も見てるわけですし、同じ会場で同じオケで何回も聴いているライブ録音ですからね、会場ではこんな感じって言うのが、結構想像できたりするわけです。 ですから以前はこのCDに関しては不満が多かった… 基本的にグラモフォン特有の乾いた音で、だからなのかウィーンフィルのあのしなやかな弦の音が出ない、ラッパもなんか乾いていてロータリーのあのやわらかくこもった感じの音が出ない、だからサウンド全体がブレンドされていなくて、あの狭いムジークフェラインザールの密度の高い響きが全然ない。 これ、ウィーンフィルじゃねぇ!! ってね。笑   でもそれがどうでしょう、やっとそんな感じが聞けるようになりました。 嬉しいね…   オーディオやってて良かったって思う瞬間ね。   バトルも良いし…   ただまあ、今回の音がそんな音を再現できているかは、検討の余地ありかも、です。 結構しっかりリッピングできてはいるものの、自分のシステムではちょっと音がきつく鳴ってはいるので。 とは言え、それもスピーカーの限界なのかもしれませんが…   【カラヤン “ニューイヤー・コンサート’87” 】 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 キャスリーン・バトル(ソプラノ) 1987年1月1日、ウィーン・ムジークフェラインザール 1. 喜歌劇「こうもり」序曲(J.シュトラウス2世) 2. ワルツ「天体の音楽」op.235(ヨーゼフ・シュトラウス) 3. アンネン・ポルカop.117(J.シュトラウス2世) 4. ワルツ「うわごと」op.212(ヨーゼフ・シュトラウス) 5. ポルカ「観光列車」op.281(J.シュトラウス2世) 6.ピチカート・ポルカ 7.アンネン・ポルカop.137 8.ポルカ「雷鳴と電光」作品324 9.ワルツ「春の声」作品410 10.ポルカ「憂いもなく」作品271 11.ワルツ「美しく青きドナウ」作品314 12.ラデツキー行進曲 作品228 で、実はこのCDに関しては昔のブログLa sUcalaでも記事にしてまして、その記事は現在のこのブログにも移植してあります。 ま、折角なので、ここで再掲しておきます。 ……………………………………………………………………………………………………………………………… 2012年1月2日投稿 カラヤンのニューイヤー・コンサートを聴きます。 今年のウィーンフィルのニューイヤーコンサートは既に日本時間で昨日の夜行われましたね。 […]

Friday, January 9th, 2015