Archive for October 30th, 2015

さあ、本題に入ろう!ゲルギエフの「春の祭典」を聴いて思う “私のオーディオ観”

大体私が、金もないのに、何故ディナウディオを入れたかといえば、そもそもこの曲のあの部分のあの低音を出すためなんですよね… 「ディナウディオ-Evidenceが凄い、って.. 君にわかるか!?Vol.1」 「ディナウディオ-Evidenceが凄い、って.. 君にわかるか!?Vol.2 一関ベイシー・サウンドを聴け!!」 「ディナウディオ-Evidenceが凄い、って..君にわかるか!?Vol.3 その後、自宅で『春祭』聴くが…」 「ゲルギエフの「春の祭典」、スマホで聴いてみた…エッ?!」 低音、高音とかというのは、もう単純に機械的なところで、公称40Hzって書いてあれば、基本その下は出ないです。笑 クリプッシュのスカラは下40Hzまででしたから、ジャズのベースなんかは、基本聴感上気になりませんし、クラシックだって、60年代、70年代であれば、まあこんなもんかな、と言う感じですからね。   ただもう、ちょっとワイドレンジな高音質盤になると、もう途端に駄目です。 録音が上下伸びている前提で作られていますから、それがでないと、音楽的にも、サウンド的にもパッとしないものになってしまう。   もともと私は、小学校から金管バンド、中高と吹奏楽、大学ではオーケストラに入って、生の楽器の音は、身体に染み付いていますから、オーディオをやる上での「良い音」って、これまで培ってきた、それぞれの楽器の音の「出方」が基準です。 単純にナマの音が原音だとか、ナマの音を出す、と言うのとはちょっと違うかもしれません。 楽器って、それぞれ、構造が違います。 まずは、息を楽器に吹き入れて鳴らすのか、道具を使って鳴らすのか、の違いがありますし、息を吹き入れるにしても、息を吹き入れたあと、どうやって音を出すかのその方法も違っています。 リードと言うものをその息で震わせて音を出すのか、自分の唇を震わせて鳴らすのか、はたまた、息を吹き入れるだけなのか。 あと、楽器のそれぞれの朝顔の向き、どこから音が出ているのか。 木管楽器は、基本的に、音の高低によって、音の出る所は変わってきます。 ので、その響きも変わります。 弦楽器であれば、弓と弦の擦れで音が出る、その強さ、擦れる速さ、角度で、音の強弱、音色が変わりますし、ボーイングの様子、アップなのかダウンなのかも分かります。 ヴァイオリン、ヴィオラは基本、弦の張ってある部分は、奏者の右側に来ますので、ステージの左右では、その響きは変わってきますし、チェロ、コントラバスのボーイングは水平、左右の動きですから、その鳴り方は、ヴァイオリン、ヴィオラとは、自ずと違ってきます。 で、私的には、そういったパラメータが満足できてくれば、自ずと、その音源、演奏の真価が現れてくると信じてやっていますし、そう思うのはそういう瞬間が、これまでの過程でもあったりしたからです。   こんな感じで、私はオーディオの音を聴いていますから、だんだんと、情報をストレートに出す、と言う方向に変わってきましたね… お店をやっていた頃は、一関のベイシーLoveで、どちらかと言えば聴いてくれる人に凄いと言われるような自分の音を出す「オーディオ」をやっていましたが、段々と、オーディオの、音楽の、音源の、その演奏の「本当」を知りたいと思うようになって、散財した(たいした額ではないですが…)ケーブルをはじめ、今の私のシステムになったわけです。 クリプッシュ時代にそうやってましたから、ディナウディオ納品の時最初にその音が出たとき、お店のスタッフの方が、「もっとはやくスピーカー変えればよかったのに…」と言ってましたが、それほど、スピーカーまでの音がそれなりになっていたんだと思います。 つまり、クリプッシュのスカラのような半ヴィンテージなスピーカーで鳴らしてはいたけど、それを現代のスピーカーに変えたとしても、そのままで全くスピーカーに負けることなく、現代の音を一発目から出していたと言うことですね。 それは言い換えれば、アンプも含め、スピーカーまでの音を「作る」と言うことをしていなかったということです。   まあ、ですから、オーディオ的には、今は落ち着いてしまっているので、オーディオブログ的には面白くない。笑 大体、上手く鳴って満足している人の自慢話って、詰まらないですからね。笑 オーディオブログ的には、今はあまり、よろしくない状況です。笑   今の「ゲルギエフの春の祭典」聴きましょう。 改めて、システムは、 ■ Equipment CD Drive: MATSHITA SW-5583 Audio Interface: FOCUSRITE Saffire Pro 26i/o DA Converter: PRISM SOUND DA-1 Power […]

Friday, October 30th, 2015