Archive for October 20th, 2015

さて、良い音はどれでしょう? ~ ウラッハのクラリネット五重奏曲 リッピング編

あなたの思う、”良い音”はどれでしょうか?   って、また比較?って感じですよね。 人の音聴くって意外にエネルギーがいるものですからね。 ましてや比較なんて、実際疲れます。 なのでお暇な時にでも…   曲は、モーツァルトのクラリネット五重奏曲。 ウェストミンスターの名盤、レオポルド・ウラッハの、あの、演奏のものです。 今日はその、第4楽章のリッピングした音を聴いていただきます。 比較する音は、著作権がが切れた、クラシックの古い音源をリッピングして、ネットで公開している2サイトの音源です。 もう、お分かりでしょうが、この2つの音より自分の音のほうが、まともだと、私は思っています。笑 ただ、こういった類の音、皆さんはどう思うのか? 使ったディスクが同じかどうかは不明ですが、リッピングによってこうも音が違うものであると言うこと、感じてもらえればと思ったわけです。   ではどうぞ。   まず、私の音から。 平成7年再発の1600円日本盤です。   FLAC 16bit/44.1KHz   他の音源。 FLAC 16bit/44.1HKz   mp3 128Kbps/44.1KHz   まあ、私の音もたいしたことないですが… 何が違うと言えば、クラシック音楽になっているか、いないか、のレベルです。 あとの2つ、クラシック音楽になっていませんし、弦楽四重奏の音になっていない。 つまり、楽器の音色を感じられないと言うことですね。 ハーモニーがないんですよ。笑   あとの2つは、すっきりくっきり、音がクリアーでにじみがありません。 でも、ただそれだけ。 多分、普通にピュアオーディオやっている方、レコードを聴いている方であれば、分かっていただけるかと思いますが、でも、意外に、日頃レコードしか聴かない人のほうが、デジタルははっきりくっきりが良いんだ、そういうものだ、と言う傾向があるかもしれませんね。   だから、リッピングは、事程左様に、慎重にやらなくては、音楽にとって、まずいことになるということです。   音のクリアーさに心奪われ、音楽の足元を、見失わないように、気をつけたいものです。   それはデジタルも、アナログも、同じです。   その音楽、その演奏は、唯一、なんですからね。      

Tuesday, October 20th, 2015