もしそうであれば私は、後藤さんを解放したりしないでしょう。 ヨルダンが後藤さんとパイロットの解放を要求してきても、パイロットだけ解放するでしょう。 そして、ヨルダンが喜びに沸く中、今度は日本に後藤さんの身代金として前回の半額一億ドルあたりを要求する。 日本国内は、事件発覚当初と状況が変わってます。 後藤さんを助けてくれと。 この時、日本政府はどうするか。 身代金を払うのは、テロに屈することになるからと、前回同様突っぱねるか、世論が変わってきていると、世論のせいにして、この蛆虫どもの言いなりになるか。 ヨルダンのように人質のカードもない、アメリカのように武力もない、ただあるのは金だけとなれば… 蛆虫どもからすれば、額は減っても最初取れなかった、もしかしたら取る気がなかったかもしれない金を手に入れられたんだから、まあ、今回の人質ビジネスは大成功。 これからも日本人を中心に狙っていこうと、なるだろうな。   勿論そんなことにはなって欲しくはないし、もしそうなったとしても、政府には右往左往しないでどういう結果であろうと、毅然とした態度を示して欲しいです。 日本人はヨルダン人、他の欧米諸国と違って、もっと冷静に対することはできると思うしね。      

「後藤さん開放か？」 と言う報道があるようです。 本当であればよかったと思います。   で、先に記事上げましたが、ふと、考えました。 テロリストを利するのは金なのか、人質を返すことなのか。 どっちなんでしょう。 先の記事では金の方が良かったと書きましたが、果たしてどうなんでしょう… 今や奴らは資金難。 金がなければ、生活も武器もリクルートもできない。 そうなれば確実に勢力は衰える。 一方、人質、例えば兵士20人返したとして、どうなるだろう。 直ぐには影響ないでしょうし、体制にも影響なし。 返したって、空爆で殺せる可能性もある。   そんなことを考えました。   報道のとおり、後藤さん含めヨルダンパイロットが解放されればね… いいけど。      

私は、ここにきて人質交換するくらいなら先に金を払い湯川さんを救うべきだったと思います。 何故なら、ヨルダンに拘束中の死刑囚を野放しにしたら、今後より多くの私たちの仲間を殺すことになると思うからで、また、日本が人質解放に関し、ヨルダンに働きかける様を見せるにつけ、後藤さんがもし解放されても、日本人の人質は使えると、今度はより多くの日本人ジャーナリスト、海外渡航者の命が狙われる危険が増えることになるからです。 それに、湯川さんを犠牲にしてまで、蛆虫に屈しなかったあの姿勢をここで変えてしまっては、湯川さんの死はなんだったんだ、ということです。 日本政府がヨルダンのパイロットと後藤さんを一括しての開放をヨルダン側に要請することで事態をいっそう複雑にしていますよね。 ここに来て、日本政府にはヨルダンにそんなお願い本来すべきではないんですし、する立場にない。 2対2にとどまらず、27人もの人質の解放を要求していると言うし。日本は後藤さんが救われれば、殺人者が世に放たれるのもやむなしと言うことなんでしょうか。 そもそも、始めは日本国内ではあまり後藤さん救出に関し世論は冷静でした。 こういう時日本人は状況をよく理解できているなあ、と感心していましたし、こういう日本国民の反応はテロリストには有効であろうと思ってました。 が、部外者の欧米人が「I AM KENJI」などと、KYな運動をし始めたせいで、日本国内も知らず知らず、後藤さんを助けて、と声を大きくし始めたようで。 こういった運動こそ、蛆虫どもの思う壺なのに。   ここに来て人質交換するくらいなら、湯川さんが殺される前に、先に金を払うべきだったと思います。 交渉は金額の交渉であった方が、どんなに良かったか。   私はここに来ての人質交換は反対ですが、だからと言って、ここで正論振りかざして、テロに屈するなと言って一切譲歩せず、後藤さんらが殺されても、テロはなくならない。 であれば、なんであれ、人の命は助けよう、仲間を助けたいとも思います。   他国の人質交換の話に、うちの人質も入れてくれって言うのは、対テロや状況を考えると、本来はすべき立場にないと思いますが、そうは言っても国としては、当然するでしょうが、 ただね、それは、あなたたちが捕まえた犯罪者を自由にしてやって、って言っているのと同じ。   それに、 湯川さんの死をどう考えたらいいのか… どうして、あの時湯川さんを同じように助けなかったのか… どんな交渉をしたのか分かりませんが。   良いように、蛆虫に踊らされている…   皆さんはどう考えますか…