Archive for February, 2014

ありがとう、大輔 !!

高橋選手。 お疲れ様でした。 思えばトリノの時、オリンピック本番で、ジャンプを飛べば転ぶ、飛べば転ぶで、見ているこちらの方が切なくなったのを覚えています。でもそのジャンプには迷いがなく、素直に飛んでいて気持ちよいほどでした。が、同じくらい気持ちよく転んでましたけど。笑 あれから数年経ち、あの長い髪がぴんぴんはねていた若者が、知らないうちに少しずつ大人の階段を上っていたようで、なのに、ジャンプの安定感も増し、これからという時の再起不能の怪我。でもテレビに映るリハビリに苦しむあなたは、それでも私にはそれほど暗くは感じなかった。スケートもう出来ないかもな、と思いもしたけど、でも何故か大丈夫かなと…  リハビリを終え、その後のリンク上でのあなたの苦しみは、私には知る由ももなく、文字通り想像を絶するものだったのではないでしょうか。 そして復活。 再起不能だったはずなのに、オリンピックで日本男子初のメダル。 あなたがどれほどの努力をしたかは、結果を見れば分かりますが、結果が出なくてもその努力は変わらず、でも、結果が出て、良かった。 報われて良かった…   もう、オリンピックは目指さないかもといっていた気がしたけど、目指すことを決めてくれ、良かった、と思いました。 そしてそして、本当に最後のオリンピック。 調子が上がってきた矢先の怪我もあって本調子には程遠くて、一度は絶望だったオリンピックでした。 だから、本当は、成績なんかより、オリンピックという晴れ舞台で、もう一度あなたの滑りを見られるだけで良かったんです。 だから、それが叶って、私は幸せです… 演技は勿論、点数的にはもっともっと出来るはずでした。でも、フリーの冒頭、4回転を失敗した後、予定していた4回転でなく3回転に切り替えましたね。多分あなたは、無理をしてこれ以上自分とかけ離れた演技をするよりは、今自分が出来ることを心を込めてやろうと、その時思ったのではないでしょうか。 実際は、4回転2度飛ぶ選択はなかったようですね。 あなたのファンに対する愛、自分の演技を見ている人たちへの愛を感じました。 それはこれまでのあなたの姿そのものでした。 私はそれほどのコアなフィギュアスケートファンではありませんが、それでもこうやってフィギュアスケートに接することが出来たのは、今こうやって振り返ってみると、高橋選手がいてくれたからなんだと思います。 彼はいつも日本フィギュアスケートの、ある意味、精神的な支柱、支えだったように思います。彼がいたから、日本でフィギュアスケートがここまで愛されたんだと思います。 男の私が言うのもなんですが、競技の世界に彼がいないというのは、本当に寂しいです…笑 大きい声じゃ言えませんが、こうやって振り返って、改めて彼がこのオリンピックでどんな思いで滑ったんだろうか、演技を終えた時の彼の表情を思い出すにつけ、泣けてきます… 彼の素晴らしさは、正直なところ、誠実なところです。 きつい時はインタビューでも正直に「きつい」と言える。 辛い時は正直につらいと言える。 彼の苦しみは、彼を通過することで、私たちにはその何分の一にも減ってしまっている。 だから、彼と接する私たちはいつも優しい気持ちでいられるんだと思います。 いい奴ですよ。笑   とにかく、高橋選手、お疲れ様でした。   そして大輔、ありがとう!!        

Saturday, February 15th, 2014 

「9対1」なんですけどね…

そうなんですよ。 ブログのポイントの割り振り割合が、ね、ピュアオーディオが90%でフィギュアスケートが10%にしてるんですけどね、それでもピュアオーディオでOUTポイントが、こうなってしまっています。済みません。 でも、それもそのはずですよ。フィギュアスケートのランキング見ていただくと分かりますが、私今OUTポイントで25位でポイント数がなんと37134ポイントなんですよ… で、注目記事ランキングでは2位になっちゃってるんで、ちょっと驚いています。 まあ旬の話題ですから、こういうことになるんでしょうけどね。ありがたいことです。   そういうわけですので、しばらく目障りでしょうがお許しください。 その内、スーッといなくなりますんで。笑   オーディオのほう更新できないのは、最近ブルーレイオーディオが良くないからなんですが、というのも、使っていたブルーレイ用のプレーヤー「Media Player Classic」が私のPCでうまく機能しなくなったからなんですね。 音が出ない。 こーデックやらなんかがおかしくなっているようなんですが、今回はもうまったく駄目です。で、仕方ないんで、他のでやってみているんですが、まあこれかなあ~、って言うのが「4Videosoft Blu-ray Player」って言うのなんですが、まあ、いい感じなんですが、どうしても音が薄いというか、立体感がないというか、「Media Player Classic」にあったブルーレイで聞く意味を感じられないんですね。恐らく「4Videosoft Blu-ray Player」のほうがソフト的には優秀なんでしょうが、んーって感じで…   ブルーレイ・オーディオは素直にハードプレーヤー使ってみようかなって思う、この頃です。        

Thursday, February 13th, 2014 

浅田選手のコーチ陣は何をやっているのか!!

そう思いました。 産経の電子版に「浅田不調は遅いソチ入りが原因 元コーチ・タラソワさん指摘」との短い記事が出ていました。ご覧になった方もいらしたのではないでしょうか。 この中でタラソワは、「ソチ五輪での初演技となった団体戦SPついて、調子が出なかった理由をソチ入りが遅かった点にあると指摘」しています。 私もうっかりしていましたが、浅田選手がソチに入ったのは団体戦SPの3日前だったようで、タラソワ自身は「海外の試合には8日前の現地入りを勧めている」そうです。 そう言われてみれば、いつ現地に入るかって言うのは、非常に重要なことだったと思います。浅田選手だってこれまでの海外試合にはそれなりの時期に現地入りしていたように思います。 私自身素人で3日前で良いのか8日前が良いのか分かりませんが、それでも何故、今回、浅田選手は3日前の現地入りにしたんでしょうね。 まあ、当然、コーチ陣が最終的に3日前で良いという判断だったんでしょうが、前コーチのタラソワは、こういったことに直ぐ気がつくのに、浅田選手の現コーチ陣のこの判断はどうだったのでしょう。団体戦だから…なのか、浅田選手本人に任せたのか分かりませんが、どちらにしても、もし、これほどまでに酷いこの団体戦の滑りが、今後の個人戦の滑りに心技体で影響が出るようなことがないことを祈るばかりです。 ただ、私個人的には、これほどの選手がもし、今回オリンピックでメダルさえ取れなかったら、現コーチ陣には大きな責任があると思います。 浅田選手自身にはプライベートでも大変つらいことがありました。それにジャンプの建て直しや、他にもマスコミ、ジャッジ、もう沢山のことが彼女にのしかかってきていました。 でもね、そういったこと全部引き受けて、心技体にわたってよい方向に導いていくのがコーチのように思いますが、どうでしょう。まあ、なかなかそんな簡単な話ではないでしょうし、コーチも人間ですからね、限界はあります。 であっても、もし、これほどの才能のある選手が、このオリンピックでメダルすら取れないようなことがあったとしたら、現コーチ陣はいったい何をやってきたのか?と思います。 浅田選手のコーチの役割といえば当然、浅田選手にオリンピックで金メダルを取らせることのはず。 演技の出来不出来の原因を、つい選手本人にばかり負わせてしまいますが、選手一人でやっているわけではないんですよね。同じくらいコーチにも責任がある。タラソワの記事を見て、そんなことを思いました。   スポーツですから、彼女はアスリートですから、まずは、結果が全てです。   それを要求していくのは、フィギュア・スケートのアイドル、真央ちゃんではなく、アスリート浅田真央に対する敬意だと思います。        

Wednesday, February 12th, 2014