浅田選手のコーチ陣は何をやっているのか!!

そう思いました。

産経の電子版に「浅田不調は遅いソチ入りが原因 元コーチ・タラソワさん指摘」との短い記事が出ていました。ご覧になった方もいらしたのではないでしょうか。

soc14021217300069-n1この中でタラソワは、「ソチ五輪での初演技となった団体戦SPついて、調子が出なかった理由をソチ入りが遅かった点にあると指摘」しています。

私もうっかりしていましたが、浅田選手がソチに入ったのは団体戦SPの3日前だったようで、タラソワ自身は「海外の試合には8日前の現地入りを勧めている」そうです。

そう言われてみれば、いつ現地に入るかって言うのは、非常に重要なことだったと思います。浅田選手だってこれまでの海外試合にはそれなりの時期に現地入りしていたように思います。

私自身素人で3日前で良いのか8日前が良いのか分かりませんが、それでも何故、今回、浅田選手は3日前の現地入りにしたんでしょうね。

まあ、当然、コーチ陣が最終的に3日前で良いという判断だったんでしょうが、前コーチのタラソワは、こういったことに直ぐ気がつくのに、浅田選手の現コーチ陣のこの判断はどうだったのでしょう。団体戦だから…なのか、浅田選手本人に任せたのか分かりませんが、どちらにしても、もし、これほどまでに酷いこの団体戦の滑りが、今後の個人戦の滑りに心技体で影響が出るようなことがないことを祈るばかりです。

ただ、私個人的には、これほどの選手がもし、今回オリンピックでメダルさえ取れなかったら、現コーチ陣には大きな責任があると思います。

浅田選手自身にはプライベートでも大変つらいことがありました。それにジャンプの建て直しや、他にもマスコミ、ジャッジ、もう沢山のことが彼女にのしかかってきていました。

でもね、そういったこと全部引き受けて、心技体にわたってよい方向に導いていくのがコーチのように思いますが、どうでしょう。まあ、なかなかそんな簡単な話ではないでしょうし、コーチも人間ですからね、限界はあります。

であっても、もし、これほどの才能のある選手が、このオリンピックでメダルすら取れないようなことがあったとしたら、現コーチ陣はいったい何をやってきたのか?と思います。

浅田選手のコーチの役割といえば当然、浅田選手にオリンピックで金メダルを取らせることのはず。

演技の出来不出来の原因を、つい選手本人にばかり負わせてしまいますが、選手一人でやっているわけではないんですよね。同じくらいコーチにも責任がある。タラソワの記事を見て、そんなことを思いました。

 

スポーツですから、彼女はアスリートですから、まずは、結果が全てです。

 

それを要求していくのは、フィギュア・スケートのアイドル、真央ちゃんではなく、アスリート浅田真央に対する敬意だと思います。

 

 

 

 

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10 Comments

  1. かや says:

    その前に浅田選手が聞くタイプなのか?という疑問がありますね…

  2. gutsy says:

    かやさん
    確かにね… そんな話聞きますよね。
    想像ですが、そういう人間を扱うには佐藤コーチは人間的に優しすぎるのかな、って思います。
    技術の指導とそういうのって違うでしょうし…

  3. そら says:

    あくまでも、個人戦に焦点を合わせてるんじゃないですかね?
    団体戦でメダル争いできるロシアと違うのでは?

  4. gutsy says:

    まあ、そういう感じなのかもしれませんが、団体戦を捨てているんであれば、勝ちに行っているロシアの選手と違って、個人戦の前の貴重な本番リンクでの滑りですなんですから、もっと冷静にいろんな課題を持って望むのが普通だと思うんですけどね… 特にメダルをねらっている選手であればなおさら。

    それなのに、前の歓声を聞いて急に緊張して駄目でしたぁ~、で今季最低の滑りをするんですから…

    ま、個人戦ちゃんとやってくれればいいんですけどね。

  5. ころ says:

    こんにちは。とおりすがりですが、よろしくお願いします。

    真央ちゃんは、国際試合のときに直前に現地入りするのは、結構いつものことだとどこかで読んだ事があります。直前まで日本で練習して、よい感じのまま、現地入りをする。現地が長いと、だんだん環境の違いが、体調に影響してきて、コンディションが悪くなるとか、何とか・・。それが、本人の思い込みだけなのか、本当にそうなのかは、?ですけど。

    ので、決して団体線を捨てていたのではないと思います。と言うか、日本がフリーに進むためには、羽生君と同様、真央ちゃんが良い成績を残すのが、必須だったわけで、それは連盟からも言われてたと思いますし。シングルでの日本の男女のエースを投入したのは、何の為だったのか、言われなくても本人は想像つくでしょう。

    でも、プレッシャーに弱い・・と言うのは、そうなんだろうな、とは思います。ずっとシーズン中良い成績を出していて、12年、13年の世界選手権では、それまでの良い感じでは滑れなかったし。ここ一番!と言うときに、自爆と言うか。(アボットさんほどではないにしても・・。)羽生君の心臓が、真央ちゃんにあったらなあって思います。大体、今季3Aを完全に成功した事がない(ジャッジが厳しすぎると言う事はあるにしても)と言うのも、6分間練習では軽々と成功していて、本番で転ぶとか、両足着氷とか、回転不足とか、そんな感じです。本番になると、力が出せない・・。

    リプちゃんは、練習の時に、コールされて定位置につき、音楽が始まってからは滑りきる・・と言うような、本番想定練習をたくさんやったと言ってました。そんなのとか、何かが真央ちゃんには必要だとは思います。メンタルコーチとか、専門の方が日本にはいないのかな? 

    それと、佐藤コーチは、中野友加里さん曰く、結構怒鳴るって。練習中は、キスクラの感じとは違って、怖いらしいです。12年のGPFで、腰痛の真央ちゃんに、「骨が折れてても、演技した人がいる。腰痛があってもこれだけできる、どんなもんだいってみせてきなさい」って送り出したって話しもありました。優しくな~い!

    佐藤コーチの話で、中野さんに、認定されない3Aを(無理やり?)あきらめさせて、勝ちを狙いにいった試合で、でも、それが本人の自信やモチベーションに影響してしまったのか、普段失敗しない他のジャンプを失敗してしまって結果が良くなかった経験があるって、どこかで読みました。怖い、強いコーチだけでも、上手くいくとは限らない。それで、真央ちゃんのフリーの3A二つ宣言とかも、即座にダメだしされなかったのだと思います。フィギュアは、メンタルがすごく影響するスポーツなので、コーチはその辺のさじ加減というか、それぞれの選手をよく把握してないといけないし、難しいと思います。

    個人戦では、なんとか、真央ちゃんが「魔物」を克服できるように、祈りたいです。今季ショートは、今までずごく良い成績だったわけで。町田君じゃないですが、ノクターン大飛翔編、頑張れ~。

    長々失礼しました。

  6. gutsy says:

    ころさん

    コメントありがとうございます。
    ころさんは、ちゃんとした真央ファンでいらっしゃいますね。私なんかと違います。笑

    私も日本が団体戦捨ててたとは思っていません。日本がそんな戦略とれるはずもなですよね。
    そういえば彼女は直前に現地入りするタイプだったかもしれませんね。日本で現地時間にあわせた練習をしたりしてそのまま現地入りするとか。

    佐藤コーチの練習中怖いというのは私も聞いたことはありますが、人を指導する上での厳しさって、単に怒鳴るとか無理やり何かさせるとかとは違うと思うんですね。その中野さんのエピソードにもあるように、無理やりやめさせて、その結果、選手の実力が出なく成績を落としてしまうなんてのは、恐らく指導者としてやってはいけないことで、コーチに責任があるんだと思います。現に本人が納得していなかった。
    腰痛での話もそうです。その腰痛がどれほどのものでそういう話になったかは分かりませんが、無理にさせたことが本当にその選手にとって良かったことなのか。問題は本人が何らかの形でも納得するか、しなくてもコーチを信頼していなければ駄目でしょう。していないと中野さんのようなことになる。ま、腰痛でも滑らせるよりは、日頃の練習で、3Aなんて本番でもいつでも最低でも回りきる、100%回れ、という厳しさがほしかったです。その点、ロシアのスタッフは素晴らしいですね。リプニツカヤ選手の話知りませんでした。選手が本番で実力が出せるように皆必死なんですね。その必死さ、そういったところでの厳しさが浅田選手のコーチ、スタッフにあったのかどうか。3A本番で回れないのは、もう選手が本番に弱いからしょうがないと、コーチとして責任感じてないんでしょうかね… ここまで放置している。

    アスリートは取りあえずは本番での結果が全てです。スタッフもね。

    本番で出来ることが実力です。フィギュアスケートでもそうです。
    フィギュアスケートは他の競技より本番に失敗することの多い競技ですが、これからは、本番に実力が発揮できないタイプの選手は評価されなくなるでしょう。男子も女子も。そういう選手はいなくなるんじゃないでしょうかね。

    ホント、ころさんのおっしゃるとおり、メンタルコーチ必要ですね。それに練習でも、本番で実力が発揮出来るような練習をもっとやってほしいですね。もうこれからは、本人の心臓のせいにしているようじゃ、世界に通用しないかもです。

    とにかく、個人戦悔いのない滑りをしてほしいです。実力なりの滑りでプログラムを消化すれば、おのずとメダルはついてくるんですからね。

  7. Anonymous says:

    なんでもコーチの責任にするのはどうなんでしょうね…。
    だいたい真央選手は直前に現地に入ることで有名ですよね。
    それは今の佐藤コーチにつくよりも前からです。
    長く海外にいると食事や水が合わなくて、調子が出ないそうです。

    バンクーバーが終わってから、オリンピックメダリストがジャンプを変えたいと言い出し、それを4年間かけてここまで持って来てくれた佐藤コーチにもう少し感謝された方がいいんじゃないでしょうか?
    ご高齢で、中野選手が引退した後は小塚選手だけと言われてたんですよ。
    真央選手はわりと頑固だと聞きます。
    それをうまくコントロールしてくれてる方だと思いますけどね。
    結果が出ない、それをコーチのせいにしているようにしか見えない記事ですね。
    滑るのは真央選手です。
    厳しいですけど、最終的には選手次第です!

  8. gutsy says:

    匿名さん
    他の記事も読んでくださいね。私は何でもコーチのせいにはしていませんよ。
    それと、私自身は団体戦の酷い滑りが現地入りの時期の問題とは思っていません。
    勝負に対する浅田選手の気持ちが原因だと思っています。
    それは勿論本人と話をしたり身近にいるわけではないので全くの勝手な想像ですが、演技後の表情やインタビューが成績が悪くても、精神的に良いころとは異質な感じを受けたことから、そう感じています。
    選手の成績は選手次第なのは言うまでもありませんが、コーチ、スタッフにも大きく責任があります。

    当たり前です。

    どんな経緯で引き受けたにせよ、引き受けたからには、その選手ごとに求められる、求められるべき目標を達成させるのが使命でしょ?プロなんですし、それが仕事です。もしかしたら、ボランティアで嫌々引き受けたからといっても、それでも引き受けたからには責任があると思いますよ。
    これがもし、タラソワがコーチで本番失敗し、実力が出ず、メダルも逃すようなことがあれば、当然何らかのバッシングがあると思います。タラソワの指導は果たして間違っていなかったのか?!なんてね。今の状態だって言われていたかもしれない。

    日本国内では、世界フィギュアスケート殿堂入りしたからかどうか分かりませんが、佐藤信夫氏の指導について論評することってあまり聞きません。

    >それをうまくコントロールしてくれてる方だと思いますけどね。
    実際何をどうコントロールしたんでしょうね… それが問題です。
    コントロールそのものより、選手に実力以上の+αを出させるように選手の気持ちを乗せないと。
    プログラムコンポーネンツの点が伸びないのは、まさに演技への気持ちの乗り具合の現われだと思います。

    演技に気持ちが入っていない。

    上手いけど型にはまった演技。

    成績云々より、私はそんな浅田選手を見たくないですし、そんな状態で競技生活を終えてほしくないのです。

  9. Anonymous says:

    だから…。
    それがなんでもコーチのせいにしてるっていうんですよ。
    も少し真央選手の力を信じたらいいじゃないですかw

  10. gutsy says:

    あなたは私の他の記事とかコメントの返信とか読んでからコメントしなさい。
    少なくとも、コーチ・スタッフにも選手の成績に責任があると言っているんですよ。
    良い成績ならコーチ・スタッフも評価されてしかるべき。
    そんなの常識。
    議論の余地なし。

    あなたは、日本語の読解力をつけた方が良いです。

    コメントは、こんな詰らん議論する場所ではないです。
    自分と意見が違うと思ったら、他に行って。
    これも常識。

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