Archive for October, 2013

Windows Xp 32bit の進化する音-アンセルメのペトルーシュカ

少し前からメモリ増設だ、RAMディスクだ、と一人で騒いでいましたが、メモリの増設は一応やっております。一応というのは、8GB積めるところまだ6GBなので… ですので、現在私のPCは3GBほどメモリがあまっていいる状態で、それをHDDのように使っているわけです。3GB足らずのSSDのようなものですね。でもその速度はSSDとは桁違いの速さです。 とは言っても、この辺のことは昔から言われていることのようですが、ただPCマニアはPCの処理速度の速さが専ら大事ですから、音に関してまったく感知しませんからね、まあ、今更と言うことではないでしょうね。 余ったメモリをRAMディスクにしたからと言って何で音が良くなるのか、と言うことですが、私は複数RAMディスクを作っているんですが、そこに私はプレーヤー兼リッピングソフトの Easy CD-DA Extractor、別のRAMディスクにはオーディオインターフェイスFocusrite Saffire Pro 10i/oのドライバーやソフト、また別のRAMディスクにはPCを高速化するReClockを入れていて再生、リッピングしています。 実は少し前になんと、VoyageMPDが入ったPCをヤフオクで買ったんですよ。6,000円。 でも残念ながらうちのFocusriteはUSBで無かったのでまだ音は聞けていませんで、PCマニアや一部のオーディオマニアが絶賛しているVoyageMPDの音を聞いてやろうと思っていますが、今こうしてRAMディスクにおいて聞いている音と果たしてどうなのか。その辺は、USB-DAC買ってからですが、条件が違うからちゃんとした比較は出来ないかもですね… で、そんなことやって、リッピングしたもの聴いていただこうということですが、聴いていただくCDはDECCAではありますが再発もので2枚組みの廉価版にのようなものでしょうから、本来のDECCAサウンドより音はちょっと硬く薄いのですが、それなりにRAMディスク化の恩恵による進化を感じたので、アップしておきます。 貼り付け用のQuickTimeはWAVで良いんですが、楽器の質感が変わってしまうので、今までのMP3の方も貼っておきます。   ストラヴィンスキー/ペトルーシュカ スイス・ロマンド管弦楽団 エルネスト・アンセルメ 1958 WAV, Ripped in 16bit-44.1KHz MP3, Ripped in 16bit-44.1KHz, Convert to 320kbit/s-44.1KHz   音は初めてですが、今までのこのブログの音と何かが違う、って感じてくれるといいんですけどね。      

Saturday, October 19th, 2013 

あなたの知らない世界…

まずは、バーンスタインのショスタコービッチの交響曲第5番の第4楽章をどうぞ。 どうです? 実はこれコンピューターによる演奏なんですよ。判りました? DTM、DeskTop Music。 これを作った人はクラシックなんて聴かないような輩なんですが、既存の演奏真似てここまで作っちゃうんですよ。これだってまだまだ未完成だろうと思います。 コンピュータ、つまりパソコンで作るってどういうことかわかります? パソコンに入れたDAW、Digital Audio Workstationと言うソフトで作るんですが、まあ、通常良く聞くのがポップスなんかで歌、伴奏とか録音して、それぞれの音をミックスするんですが、そのミックスするソフトがこのDAWと言うもの、と考えていいと思います。 スタジオで録音した音、そのオーディオファイルをDAWに取り込み、切ったり貼ったり、コンプかけたりリバーブつけたりするわけです。 でも聞いてもらったのはそうではありません。 人間が演奏したのをDAWに取り込んで編集したものではありません。 いえ、人間が演奏したと言うのはあながち間違いではないですが、でも違う。 じゃあ何か。 つまり、各楽器の奏法、アタックとかスラーとかスタッカートとか、そう言った断片的なものを実際のプロの演奏家が奏したものを録音し何らかの加工を施した音声ファイルを集めたもの、音源(Virtual Instrument)をPCに取り込んでおいて、DAWに曲の楽譜をピアノロール化したものを取り込み、曲のパートごとに必要に応じて、音源を読み出し選択し、あてがっていって、あたかも、実際の人間が演奏したかのように作っていったものです。 で、その音源で有名なのが私も使っているEASTWEST、とVIENNA でしょう。他にもたくさんありますが、この2つには敵いません。 特にEASTWESTは、ハリウッド映画に良く使われており、えっあれ生演奏じゃないの!!っていうのはザラです。 で、そのEASTWESTにおいて現在最高の音源Virtual Instrumentは、HOLLYWOODシリーズのStrings, Brass, Woodwindsです。聴いていただいたショスタコービッチはこの音源Virtual Instrumentを使っています。 私が使っているのはひとつ前の世代のQLSO-QUANTUM LEAP SYMPHONIC ORCHESTRA シリーズのものです。 この音源は実際のホールにおいて実際の演奏位置で録音されており、そのとき発生したホールの響もその響が消えるまで全て収録されています。ですからちゃんと作ると、本当にホールで聞いているような音になります。これは新シリーズのHOLLYWOODシリーズには無いものです。 で、それで私が作ったものをお聴きください。 ドビュッシーの交響詩「海」から風と海との対話です。   分かっていらっしゃると思いますが、先日アップしたETの動画の音は私が作ったものです。  

Friday, October 18th, 2013 

CDならやっぱりXRCDが良い音、と言うお話し。

残念なのは、タイトルが少なくしかも偏っていること。 Esoteric SACDのようにレーベル超えて出してほしいです。 音は自然で何も問題がありません。 16bit-44.1KHzと言うスペックのハンディなどどこかに飛んでしまいます。 このXRCDの音があまりにも普通でつまらなく、ドンくさく聞こえるようであれば、あなたのシステムは少なくともDAコンバータをもっと良いものにすべきです。 ミュンシュ/ボストンの演奏は、以前紹介したクレンペラー/ニュー・フィルハーモニーとは間逆の演奏。好き嫌いはあるかもしれませんが、このとっつきにくく地味な印象のある曲を、最初のレントから最後のアレグロ・ノン・トロッポまで一気に聞きとおすことができる、爽快で力強い演奏です。     フランク:交響曲二短調 ボストン交響楽団 シャルル・ミュンシュ(指揮) 録音:1957年3月 ボストン、シンフォニー・ホール MP3, Ripped in 16bit-44.1KHz, Convert to 320kbit/s-44.1KHz        

Friday, October 18th, 2013