Archive for December, 2017

本田真凜の、全日本フィギュア 2017

ここ最近、フィギュアファンは、本田真凜を、なめてますよね。 彼女、ジュニアの頃の下馬評で言えば、彼女がトップだったはず。 それは、アイドル的な人気だけでなく、フィギュアスケーターとしての、トータルな実力があっての評価でした。 それなのに、今現在の彼女への評価は、決してその当時のものではないです。 何故なんでしょう…? 練習しないから? スピン、アホみたいなミスするから? ジャンプ失敗するから? 成績悪いから? まあ、全部、ですね…笑 でも、だからと言って、彼女のフィギュアスケーターとしての能力、実力を低く見る、軽んじる傾向、フィギュアファンにありますよね… そういうフィギュアファンは、結局、演技を観ていない、見ても分からない、って言う人が多かったりします。 ジャッジが付けた得点だけで、判断する。 本田選手は、何一つ変わってはいません。 ってまあ、変わってないのが問題ではありますが。笑     今シーズンの私は、どちらかというと、本田選手に対しては、少々、甘い、かも知れませんね。 それは何故かと言うと、今シーズンのこのショートが、あるからです。 今シーズンの本田選手のこのショート、そして、彼女の演技、非常にいいです。 勿論、腕の動きとか、相変わらずワンパターンですし、真凜節ではあるんですが、恐らく、これまでの彼女のプロ、演技の中で、このプロ、この演技が、一番だと思います。 多分、彼女、音楽を聞いて感じたものを振付に乗せて演じる、って言う、本当の意味でそういう演技が出来たの、初めてではないでしょうか… それほど、私的には、このプロ、音楽は彼女に合っているし、彼女、この曲を選んだ自分にしっかり答えようとしてますね。 それに加え、冒頭のコンボの綺麗なこと… こんなに、しなやかに、流れに乗って、綺麗なコンボを跳べる選手、本田選手だけです。 これだけ見ても、ああ、彼女は、日本女子のトップフィギュアスケーターとして、相応しい、って思います。 このショートの本田選手の良さについては、上の動画内の荒川さんの解説に譲ります。 全く、そのとおりで、私が言うまでもありません。 が、やっぱり、腕の表現がなってませんし、イナバウワーもテキトー、スパイラルの腕の動きもダメ。 全体的に腰高ですから、演技が軽くなりがちで、ですから、表現が浅く、さっぱりした感じになる傾向は、やっぱりありますから、まだ全然良くなるんですけどね…   このフリー、ループの抜けはありましたが、全体として、大きな失敗もなく、まずまずの出来だったと思うんですが、得点は、126.72。 ちょっと低いですよね… 何故かと言えば、ジャンプに加点が付いてない。 何故なんでしょう。 冒頭2本のジャンプだって、悪くないですから、1点台でいいはずですし、サルコーだって、GOE2が一人しかいないって、ちょっと意味が分かりませんね… 宮原選手のあの汚い着氷の低空飛行よりも悪い。 彼女は良いんですよジャンプなんて。 PCSで、+10点、貰えますから。笑 でも、本田選手、そんなサービス、受けられませんからね。 PCSなんか、あのラジオ体操よりも悪い、って…笑 本田選手もそんな良くないですが、あり得ない…笑 このジャッジ、近所のフィギュアファンのおばさんがやってんじゃないんですかね?笑 最近ネットで、本田真凜の評判悪いから、それに沿ってジャッジしてるとしか、考えられないですよ。 演技自体は、シーズン当初よりも、多少は、落ち着いた演技してますが、まあ基本、こういう重い曲は、彼女には合いませんし、まだ彼女には無理でしょうね。 もっと、腰を入れ、呼吸を深くしていくような演技できれば良いんですけどね。 彼女には難しいですかね…   そんな演技でした。   試合後インタビューで、今はフィギュアのこと考えられないって、言っていたようですが、どうするんでしょう。 彼女は、他の選手のように、力を競い合って上を目指す、的な争い、苦手なような気がしますから、もう少し、その辺から距離を置いて、自分なりのフィギュアスケートを目指すくらいに、気持ちを切り替えれば、彼女らしい演技、出来そうですけどね。   どうなんでしょう…   […]

Thursday, December 28th, 2017 

樋口選手の、全日本フィギュア 2017…

今シーズン、樋口選手は、大きく飛躍しました。 正確には、ここ1、2年、でしょうかね、自分のやるべきことを一つひとつ、クリアーしていって、着実に自分自身、試合で勝てる選手にアップデートしていった、そんな感じでした。 トータルとして、フィギュアスケーターとしての格が、上がりましたね。 ただ、ここ、今シーズン後半から少しずつ、最近には余りなかったポカが出るようになり、大事な全日本で、ベストな演技が出来ませんでした… 息切れした… 私には、そんな風に映りました。 気持ち的にね… ただ、それでも、全日本のあの成績であっても、彼女は、オリンピック代表に選ばれておかしくない、成績です。 オリンピック一人目は、全日本優勝者ですから、問題ありませんが、二人以降は、全日本の結果、直近の成績を重視する、などという規定はなかったはずで、本当に、規定に沿って淡々と、総合的に判断すれば、樋口選手がオリンピック代表二人目でも、全く問題のない人選のはずでした。 でも、実際は、直近の成績を重視した、歪んだ判断をしました。 みんなの記憶に新しい、今良かった人をダメっていえない、これだけ盛り上がってるのに、水を差せない、という、素人並みの、幼稚な、判断。 勢いがある人を選ぶのが当然、というでしょうが、それはほとんど、いい訳です。 そんなものは、上の幼稚な素人感情の、裏返しに過ぎません。 試合なんて、やってみなければ、わかりません。 全日本で優勝して無条件で代表になった選手だって、オリンピックで、ポカ、やらかすかもしれない。 結局、大衆並みの低俗な一時の感情に溺れ、樋口選手の実績を無視した、ってことです。 岡島コーチは、代表決める試合でミスしたんだから仕方がない、という感じですが、選手、コーチはそのつもりで試合に臨むべきでしょうが、こと、選考は、別の話です。 何回も言いますが、2人目の代表選考基準には、全日本の成績を重視するとは、一言も書いていないんですよ。 全日本が代表決める試合、って言いますが、それは、優勝者が無条件で代表、っていうことであって、2人目は、全日本の成績は、一つの条件にしかなっていないんですよ、規定ではね。 なんか、以前、全日本で3位になっても代表になれなかった、引退したのが、「全日本重視の五輪代表選考うれしい」などといっているようですが、この人まだ根に持っているようで、以外に、この人、底が浅いんだなあ、って、思いましたね・・・笑 某小塚氏…笑 全日本を重視とか、実績を重視とかではなく、総合的に判断ですよ。   ただまあ、オリンピック代表選考にとって、大事な時期に来て、調子が下降気味でしたし、今までなかったようなミス、したのは事実ですから、選手としてはやはり、反省すべきではあります。     そのミス、最初の2Aですね。 まあ正直、この時点で、彼女の、2位はないな、って思いましたし、代表入りも難しくなってしまった、って思いました… それとは別に、最近の彼女の演技、シーズン当初から比べると、ファイナルの演技もですが、あまり、良いほうではないです。 何というか、振りが小さく、硬く、丁寧じゃない。 決めポーズがいい加減で、強弱に乏しく、流れてしまっている感じですね… 何となく、滑り急いでいるというか、ね… シーズン当初からとは違って、必要以上にジャンプに気をとられているようで。 今シーズンの彼女は、ミス後の大事なコンボをしっかり決められているように、ジャンプは安定してますから、本当は、もっと、振付に気を配っていっても良い状態なはずで、そういう意識であれば、ああいうポカもなくなるように思いますけどね、シロウト的にはね。 それと、彼女、ステップ、変更してますね。 2:47あたりのターン。 ここ、このショートでは、一旦右足付いちゃっていますが、今まででしたら、ここ、右足付かず、左足だけでターンして、後半のアップテンポに入る、例のサンバ風の振りにいくんですよ。 下のは中国大会のショート。 どうですか。 上からで角度違いますが、左足で、クルクルッと2回ターンしてますよね。 もう一度、全日本のを見てください。 一旦右足付いて、逆回転してますよね。 で、よくよく見たら、ファイナルから、この箇所変更しているようですね… どうしてでしょうね… 前の方がクルっていう感じが小気味良かったですし、評価的にもそのほうがいいように思うんですけどね…? まあでも、改めて中国大会と比べても、この全日本は、勢いがなかったですし、切れがありませんでしたね。 明らかに、ノリが悪く、動きが鈍く硬い。 弾けてないですよね。 中国大会のときは、本当にいい演技でした… ロシア大会もね…     彼女、フリーの公式練習で右足首を負傷して、フリーは痛み止め飲んで臨んだそうですね。 その影響がどこまであったのかわかりませんが、ここでも一つ、やってしまいました… これだけでも、見てる側の印象、は、悪いでしょうね… まあでも、今シーズンの彼女の良い所は、それを引きずらずに、演技をまとめられるところでしょう。 […]

Wednesday, December 27th, 2017 

坂本選手、ラジオ体操並みのヘタクソ演技でオリンピック!って、日本女子フィギュアも地に落ちた…

日本女子フィギュアも、こんな演技の選手を選ばなければならないとは、地に落ちたものです。 少し前までは、考えられなかったこと。 彼女の演技は、以前から言ってますが、そう、ジュニアの頃から言ってますが、ジャンプだけ。 表現なんか、ダメな選手です。 以前、コメントくださってたmikeさんとも、彼女の演技、無表情で、鉄火面、って言ってたのを、思い出します。 多分、2年位前のこと。 そんな選手が、まさか、日本の女子フィギュアを代表して、オリンピックにでるとは… あんな演技しかできない選手よりも、素晴らしい演技する選手いくらでもいるのに、全日本で2位だったからといって、ジュニアどころか、ラジオ体操なみの演技しか出来ない、表現能力ゼロの選手を、選ぶって… 笑ってしまいます。 まさに、デタラメジャッジをやってきたフィギュアスケート界を、象徴してます。 彼女の今シーズン後半の高成績なんかは、PCS貰ったからで、確かにジャンプ後半に持ってきて、技術点上げる努力は認めますが、でも、実際の得点からすると、微々たるもの。 ジャンプの坂本、かのように言ってますが、彼女が上位に来たのは、PCSに、バカ盛りされたから。 学校の創作ダンス以下の動作に、しなやかさ、美しさの欠片もない、表現に、PCS8点なんて、2、3年前までは考えられなかったこと。 そんな、シロウト以下のジャッジで、2位にした選手を、挙句に、だからといって、日本女子の代表とする。 あの演技が、今の日本女子フィギュアを代表する演技だ、と言うことですよ。 今まで、フィギュアスケートと言う素晴らしい競技で、氷上で、たくさんの感動を与えてくれた、選手たち、そして、名演技の数々によって築き上げられてきた日本の女子フィギュアの矜持が、この瞬間、完全に、崩れ落ちました… 大会の採点からそうでしたが、実際の演技を観て、考えない、考える能力のない、フィギュアスケート界の人間たち。 フィギュアスケートという競技を、一番分かっていない、その魅力を知らない、その素晴らしさを信じていない、のは、フィギュアスケートに棲む、輩たち、なのかもしれませんね。 その証拠が、日ごろの採点であり、今回のラジオ体操選手の選考です。 2人目の選考条件としては、樋口選手の方が、合致していましたようです。 選考基準には、全日本の結果をより重視するとは、明記されていないはず。 ですから、樋口選手を選んだとしても、説明は付くはずです。 結局、より批判の少ない、安易なほうを取った、と言うことですね。   坂本選手は、オリンピックにおいて、ロシア選手や、オズモンド、他の各国有力選手に混じって、幼稚でヘタクソなラジオ体操を披露することになります。 恐らく、彼女のジャンプのノーミス演技は、賞賛はされることでしょう。 世界的にも今のフィギュアスケートはそんなもんです。 でも、周囲の低俗なファンやマスコミとは違って、実際の選手は、好き嫌いはあるにしても、ちゃんと、フィギュアスケートの演技、してますよ。 主要選手の中では、恐らく、坂本選手だけですね、表現力が、ジュニア以下の選手って。 日本女子フィギュアの歴代のオリンピック代表選手のなかでは、最低ラインの、表現力。 ジャンプ成功したか、失敗したか、でしか、語ることのできない、空っぽな演技。 演技なんてモンじゃない、衣装着て、音楽に合わせ、跳んで、回って、ステップした、ただの4分間。   恥ずかしい、かぎり…        

Monday, December 25th, 2017