Archive for July 10th, 2016

リチュアル・ダンス? チェロ・スイート?

って、どうして、恋は魔術師、無伴奏チェロ組曲って言えないんでしょう… この曲は有名で、中でも、「火祭りの踊り」が有名。でも、日本のクラシックファンの中では、この火祭りの踊りのことを、リチュアルダンスなんて、呼ばないですよ。チェロスイートにしてもそう。なんで素直に、バッハの無伴奏チェロ組曲って言わないんでしょう… 勿論業界の人間だったり、演奏家だったりであれば、そう呼ぶかもしれません。だって、譜面に書いてある曲タイトルがそうなってますから。 でも浅田選手は、クラシックファンでもなければ、なんでもないんですから、 ねぇ… 恐らくニコルが、英語で、チェロスイート、リチュアルダンスって言っていたのをそのまんま、言っているに過ぎないんでしょうけど。 こんなこと言うと、またmikeさんに、浅田選手にだけ厳しい、なんて叱られそうですが、でもね、ホント、そう思うんですよね…   でもね、もし彼女が、日本で一般的に通っている邦題を知らないままだとしたら、これ、問題で、この曲がどんな曲なのか理解していない疑いがあります。 チェロスイートというチェロの曲が2曲と、恋の魔術師のうちの一曲なんてこと知りもせず、単に「リチュアルダンス」という曲、火祭りの踊りの曲ということも知りもせず、ね…   まあ、スポーツ選手なんで、そんなこと知らなくてもいいのかもしれませんが、でも、自分が一年間戦っていく、大切な曲なんですからね。 って言っても、全く知らないということはないとは思いますけど、彼女の言葉だけではホント、この人わかってんのかな?????って言うことが多いので。笑 まあ、わかんなくても、それでも、演技は、与えられた振り付けを完璧に再現して見せてきていましたから、まあ、彼女はそういう人なんでしょう。 ファリャ作曲、バレエ音楽「恋は魔術師」から、第8曲「火祭りの踊り」   で、折角ですから、全曲を。 全13曲。 演奏は、アンセルメ指揮、スイスロマンド管弦楽団、メッゾソプラノはマリナ・デ・カバレーン。     まあ、全曲或いは後半を聞いていただくとわかるように、火祭りの踊りは、この曲のほんの一部でしかありませんし、しかも短い。 いくら、ピアノ、オケと雰囲気が違うとは言え、本当に、この一曲だけで、ショート、フリーやるつもりなんでしょうか? 曲のつぎはぎ構成を変えたって、たかが知れているような気もしますが… もしかしたら、フリーのオーケストラバージョンは、後半の女声を入れたり、他の曲が入ってくるような気もしますけどね。     ニコル、大丈夫か…      

Sunday, July 10th, 2016