Archive for March, 2016

やった!真凛、金だ!! 2016世界ジュニア 女子フリー

2016世界ジュニア・フィギュアスケート選手権、女子フリーが終わって、結果が出ました! 本田選手、優勝です!金メダルです!! おめでとう!!!   フリーで126.87、合計192.98で、共にパーソナルベストの演技でしたね。 まあ、今大会は最大のライバルで強敵のツルスカヤ選手が怪我で棄権で出ていませんでしたから、本当に、優勝のチャンスはあったんですが、それでも、こういう大事な試合で、大きなミスなく、ジャッジによる減点がない、演技が出来たことは、彼女にとって、大きな自信になるんじゃないでしょうか。 もし、ツルスカヤ選手が出ていて、同じくパーソナルベスト出したとして、195.28ですから、金メダルはツルスカヤ選手に持っていかれますが、その差2.3。 2.3なんて、ジャンプで1回転んだらあっという間になくなる点差ですし、全体的に調子悪くてもこのくらいの得点の増減はあるでしょうしね。 それとショート1位のフェディチキナ選手もこれまた練習中の怪我で急遽、棄権しましたが、もし、彼女が出場して、彼女のパーソナルベスト186.38で、それに例えば5点上乗せしても、191.38ですからねぇ~…って、なんちゅう計算じゃ?!笑 まっ、それほど、ジュニアで190点超は、一つの大きな壁であり、目指すべき目標でもあるんだと思います。   そういう意味でも、本田選手、良くやりました… ホント、大きな声じゃ言えませんが、ロシアが強いこの時期に、強敵いないうちに、世界ジュニアで優勝できたのは、日本にとっても本田選手にとっても、ラッキーでしたよね!笑   いやいやいやいや、お二人の怪我の早い回復を、心からお祈り申し上げております…   だた、実際今回のフリーの演技はどうだったんでしょう。 素人なので分かりませんが、スコアーもマイナス評価ありませんし、パッと見ほぼノーミスの演技だったのではないでしょうか。 で、トータルも126.87は、ベストスコア-でしたのでしたので、非常に良い演技だったとは思います。 ただ、その割には、爆発的にこのジャンプが良かった、とか、演技、表現が今までより良くなった、と言うのは無かったですよね。 ある意味、今までとなんら変わりない演技。 ですから、彼女が大きな失敗しなければ、このくらいの得点は出せると言うこと、そういう潜在能力が彼女にはある、と言うことでしょう。 で、ショート、フリー揃えられれば、190点は超える選手なんだと言うことです。 シニアでいえば、200点超えですね。   頼もしい選手です。   が、課題もあります。 今回のフリーのスコアー見ると、マイナスが無い代わりに、加点はそれほど多くないです。 ジャンプなんて10点貰っていませんし、加点も多くなく、パーソナルベスト出した割には、地味なスコアー。笑 実際の演技もそうでしたが、無難な演技だったんですよね。   彼女の滑りは、私の映像から見た印象では、それほどスピードがあるほうではないですし、ジャンプ前の加速もそれほどではない。 ですからジャンプも、評価される綺麗なジャンプではあるんですが、高さスピード、飛距離が断然優れている、と言うわけではないように思います。 ただ彼女の場合、そのスピードを殺さない素直なジャンプなので、踏み切りも自然、空中も綺麗、着氷も自然で衝撃なくスムーズなので流れが生まれます。 言い方変えれば、それ以上でもそれ以下でもない。 必要最小限。 そんな感じかな。笑 だからか、コンボジャンプのときはそれなりにスピード、高さ、飛距離がありますが、シングルの場合、それを跳ぶのに必要なスピード、高さ飛距離にグレード落としちゃう。 ジャッジの評価も、ジャンプ、良い割には実際の加点が、それほどでもない… そんな印象です。 もったいないです。 単独ジャンプでも、これでもか!と言うくらいスピードも高さも飛距離もあるジャンプを見せてほしいです。 男子のように。 でも、それは彼女の今の演技スタイルではないのかもしれませんね。 それは、樋口選手の役目かな。笑   あと彼女には表現するときの体の動き、動作を勉強して欲しいです。 今の表現の仕方では、メリハリがなく、プログラムの世界観が、しっかり伝わりません。 流れのあるジャンプやつなぎのよさ、と言うのと、メリハリが無い、ベタっとした表現と言うのとは違いますからね。     とにかく、真凛、 頼んだ金メダル、本当にとってくれて、ありがとう!   […]

Sunday, March 20th, 2016 

ダメ ! 新葉は5位… 2016世界ジュニア 女子ショート

何がダメって、結果ばかり気にして、演技に集中していない、そんな風に見えましたからね…   mikeさんのご指摘のように、演技構成が、ジャンプを全て後半に持ってきて、最初に、ステップとスピンをこなして、と言うものなので、どうしても、ジャンプまでの演技が正に「こなしただけ」に映ってしまうのはありますが、彼女の場合、それに留まらず、演技全体が、得点発表までのやっつけ仕事的な、「はい、いつもどおり演技しました、さあ、得点見せて!」みたいな、そんな風に感じてしまって、私、非常に印象悪いです。 まあ、今回は特に、キスクラで、自分の演技内容より得点のことばかりで、本当だったら、ジャンプ比重の高いショートで、だからジャンプの失敗など致命的で許されないショートで、その得点源であり武器でもあるジャンプで失敗したんだから、仕方の無い得点なわけで、そんな自分の失敗に腹を立てるのが筋ですが、どうも、映像から聞ける彼女の言葉には、ジャッジが自分の演技に下した評価としての得点を、単なる数字としてしか見れていないような、そんな印象を受けました。 そんなことでは、ダメです。   大体、1位の66.11と言う得点は、ISU公式の自分のパーソナルベスト、あの良かった2015の世界選手権の時の得点より5点も上なわけで、恐らく今の彼女には超えることは出来ないでしょう。   そういう高得点が意味するものはなんなのか、何が違うのか。 そんなこと、コーチがしっかり、指導しているはずでしょうに、この2人の関係、どうなっているんでしょうね…   そんな中で、この演技での唯一の収穫は、PCSが27.11だったことですね。 特に、下3つの 動作/身のこなし(Performance / Execution) 振り付け/構成(Choreography / Composition) 曲の解釈(Interpretation) は、表現力に関わるところですが、今回の演技では、この3要素の彼女の演技に、ジャッジ9人中5人が7点台をつけてくれています。 27.11というのは、ショート4位の得点。 これは、1年前には無かったことですし、今シーズンもなかったです。 本人が、今年は表現力、って公言してましたから、その意識はしっかり持ち続けていたんでしょうね。 音楽、振り付けの持つ世界観を、積極的にしっかり表現しようとしていましたから、これは大きな成長です。   それにしてもです、いいですか、転倒なんて、彼女、ノービス以来ですよ、多分。 彼女のウィキでの戦績を調べてみましたら、2013年アジアフィギュア杯で、アドバンスドノービスと言うクラスで出場した時に、ショート、フリー共に転倒しています。   多分、それ以来ですよ、転倒なんて。   得点云々する前に、因りによってこの大事な試合に、転倒したと言う事実をしっかり考えないと、ダメなんじゃないんですかね!   フリーは、本人の言うように、「しっかり、全部完璧に」決めたとしても、メダルはどうなるか分からないでしょう。 上位のロシアの選手って、堅実な演技で、高得点は無くても、あまり失敗しませんからね・・・ それに、今の私としては、今の彼女に必要なのは、成績よりも、しっかり、着実な、誠実な演技だと思うので。     彼女、コーチ替えた方がいいのかもしれませんね…       このままでは多分、彼女、ダメだと思う…      

Saturday, March 19th, 2016 

悪くは無かった優奈… 8位 2016世界ジュニア 女子ショート

白岩選手は、8位でした…   でも悪くは無かった… そう思いました。   もうパッと見、太った?って思いましたが、目の錯覚と言うのもありますのでどうだろう、って思ってましたが、mikeさんのご指摘で、ああ…やっぱりそうか、と納得した次第。笑 そのせいか、演技全体は今までのとは違って、少々重い感じ。 ジャンプの失敗もそれが原因なのかな…   …………………………………………………………………………………………………………………………… 「今までで一番だった」という緊張感もあって、得点を伸ばすことができなかった。 「頭が真っ白になった」という序盤のジャンプでミスが出た。 「ほぼ勘で飛ぶ形になってしまった」と振り返った。 ……………………………………………………………………………………………………………………………   という、試合後の彼女の話ですが、 でも、私的には、この世界ジュニアの舞台に立つことの嬉しさと、感謝の気持と、謙虚さとが入り混じった、キラキラしたものが、彼女の演技には感じられましたけどね。 「今までで一番だった」と言う緊張感も、何と言うんでしょう、精一杯やろう、ちゃんとやろう、っていう気負いみたいなものがあったんじゃないですかね。   演技は、私的には、振りも深く、丁寧でしたし、オーバーザレインボーのやさしく綺麗な旋律に反応した手足の動きに、このプログラムへの、彼女のリアルな、生な、思いが感じられました。   直近に見たユースオリンピックの時より一回り大きくなったような、太ったとは言え一ヶ月でそんなこと無いんでしょうが…、そんな風に感じました。   今年から、本格メジャーデビューして、その実力が一躍注目されるようになった、今シーズン。 テンションも上げっ放しだったと思いますが、それを支えてくれた、今プログラムに感謝して、悔いのないよう、フリーでは、良い演技を、納得の演技を、見せて欲しいですね。   頑張って、優奈。      

Saturday, March 19th, 2016