今更何を… これが第一印象。 この選手の直近のパフォーマンスに何か見るべきものがあっただろうか。 三回転半は跳べず、跳んだとしても、ただ跳んだだけ。 加点などもらえず。 ふと見れば、他のジャンプもそう。 競技者として参加しているにも関わらず、競技成績に拘れず。 自己批判もできず。 終いには開き直り、ジコマンの展開。 この選手に残るは唯一つ。 頑張る姿を見せるだけ。 “真央の頑張る劇場”の悲劇のヒロインとして。 観客は、真央の敵はISUでJSF、そして憎っくきジャッジシステムと疑わない、真央教の信者たち。 この期に及んで、彼女は、競技者として、何のために滑るのか。 彼女の話を、じっくり、聞こうじゃないか。