Archive for December, 2014

オーディオは難しいか、それとも簡単か?

ズバリ言おう! オーディオなんて金持ちにはチョー簡単な遊び。 ビンボー人にはチョー難しい趣味。   オーディオなんて簡単だ、って言う例がこれ。 Daniel Hertz のスピーカーとアンプ。 レビンソン本人が来て、Daniel Hertzの免許皆伝をしたとか。 でもお分かりのように、別にこの方が偉いわけでもない。 機械が凄いだけ。 総額100万、200万のシステムでは絶対にこの音は出ませんからね。 ここまでくると、使いこなし云々の差は少ない。 だから貧乏人の私たちも心配する必要はないです。 同じように 【Daniel Hertz】 Speaker System/ M1 Mono Power Amp/ M5 TELIKOS×2、 1Meg Ohms Preamp/ M6  【dcs】 Vivaldi Transport Vivaldi Dac Vivaldi Clock を手に入れればこの方のように、こんな凄い音が手に入ります。 厳密にいれば、この方のように部屋とか電源環境を整えて、ほぼ同じでしょうか。 まあ、お金があっても、専用の部屋を作ったり、電源対策をしたりといったところまでの情熱があるかないかの差はあるでしょうけどね… それでも、オーディオ店に行って、この人と同じようにしてくれ、いえいえ、それ以上にしてくれって言えば、恐らくそうなりますよ。 それに逆に、この人が100万、200万のシステムをこの部屋に持ち込んでも、どうやったって、この音は出ません。 オーディオってそういうものですよ。 ハイエンドの世界はね。   でもね、貧乏人は大変です。 低音がなければ音楽にならないのに、低音が出ない機械使って、工夫して、バランスとって。 ケーブルだってメートル1万円もケチって買えない。 だから本来の音にはほど遠いけど、これまでのオーディオ経験、音楽体験を駆使して、想像力を膨らませて、せめて自分の納得する音を出そうとしているわけですから。 恐らく、そんな皆さんが、この方と同じ機械を使ったら、オーディオってこんなに簡単だったのかって思うはず。 電気流せば低音って出るんだあってね。笑 そりゃそうだよ、そういう風に、何もしなくても出るようにそれだけのもの、作ってんだから。 って、レビンソンは言うでしょう。 dcsの社長も言うでしょう。 「皆さんは何もしなくて、ぜひ音楽を楽しんでください」ってね。 オーディオってそんなものですし、そういう世界で始めて見えてくるものもあるってことです。 […]

Friday, December 26th, 2014 

クリスマスに寄せて… カラヤンの清しこの夜

今年のクリスマスを迎えるにあたり、去年の記事を読み返しました。 あの頃は、そう言えば… とおぼろげに一年前の自分の心持を思い出されます。 あれから一年経ちましたが、世界の状況は何も変わっていないどころか、状況はより悪化してます。 つまり、人間が劣化している。 世界中。 人材不足。 粗悪な指導者たち。 大人が劣化しているから、その子供も当然、ろくなものじゃない。   でも今日はクリスマス。 せめて今日くらいは、いつもより、清らかに…   今年も昨年と同じ思いです。     …………………………………………………………………………………………………………………………….   クリスマスです。 クリスマスは、正にこのシーンの、キリストが誕生したことを喜び、祈る日です。 そのために全て、今日という日があります。 日本では、お祭り的ですが、クリスチャンの国ではとても静粛で、祈りの時。 クリスマスと言うと、私が以前、当時付き合っていた方の影響(お付き合い??)で、教会に通っていた時のことを思い出します。その女性と別れてもその後2年くらいは自分の意思で礼拝に通っていたものです。 結局洗礼は受けず今に至っていますが、大きく私の人生の立ち居地を変えてくれた、貴重な時を過ごしました。 幼稚園もカトリック系の幼稚園でしたし、そういう意味では少なからず、何かお導きがあったのかもしれませんね。 そう言えば、その幼稚園でいつもこの時期キリスト誕生の劇をやるのですが、キリストの誕生を確認する役目の3人の博士のうちの一人をやったことがあります。セリフは確か・・ 「あの星の向こうに・・」だったか、「あの星に向かって・・」だったか・・ 今日聴くCDは、とてもしっとりとした選曲で、ヨーロッパではこの時期こんな曲が演奏会で聞けるのかもしれません。 【KARAJAN PRESENTS “CHRISTMAS” 清しこの夜】 レオンティン・プライス(ソプラノ) ウィーン楽友協会合唱団 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 1961年、ウィーン、ソフィエンザール 【収録曲】 1. きよしこの夜(グルーバー) 2. あめにはさかえ(メンデルスゾーン) 3. われら三人の王(ホプキンズ) 4. あら野の果てに(民謡) 5. もみの木(民謡) 6. ともに喜びすごせ(民謡) 7. あめなる神には(ウィリス) 8. 高き天より(J.S.バッハ) 9. おさなごイエス(民謡) […]

Thursday, December 25th, 2014 

ユニバーサルミュージック・カスタマーセンターに聞いてみた

DECCA SOUND ボックスシリーズの音源についてね。 前回書いたように悪くはないけど、多少軽い、薄い感じの音。 でも決して悪くない。 質問は、 「DECCA SOUND ”THE ANALOGUE YEARS”のリマスタリングの方法をお教えください。例え ば、マスターテープから24bit/96KHzでデジタル化したとか、です。 またその方法はDECCA SOUND ボックスシリーズ全部に言えることなのか。」 その答えは、 「お問合せ頂きました、DECCA SOUND ボックスシリーズにつきまして 今年発売になる第3弾までの3作までBOX発売の為に特別なリマスターは施されていません。」 とのこと。 で、再度質問。 「と言うことは、既存のデジタルデータを使用したと言うことでしょうか? また、既存のものでも色々バージョンがあると思いますが、それがどのバージョンな のかはそれぞれの作品によるのでしょうか?」 またまたお返事いただきました。 「お問合せ頂きました、DECCA SOUND ボックスシリーズに関しまして、 既存のマスターで最良のものを編集者が選んで使用しています。 個別にそれぞれ何を使用しているというデータはございません。」 とのことでした。 アナログマスターから起こしてはいないということです。 デジタルマスターと言うことですね。 ですから、それぞれその当時にどうリマスターしたかどうかでしょうね。 24bit/96KHzでやったのもあるでしょうし。 多分、比較的最近のハイサンプリングでのリマスターものが多いんじゃないかな…   ま、どちらにしてもすっきりしました。 皆さんもこういうの気にしたほうが良いですよ。 どういうデジタルデータのCDが、どういう音するのかね。   考えてみれば、全盤リマスターしてたらこの値段ではすまないですよね…   納得。      

Wednesday, December 24th, 2014