オーディオは難しいか、それとも簡単か?
ズバリ言おう!
オーディオなんて金持ちにはチョー簡単な遊び。
ビンボー人にはチョー難しい趣味。
オーディオなんて簡単だ、って言う例がこれ。
Daniel Hertz のスピーカーとアンプ。
レビンソン本人が来て、Daniel Hertzの免許皆伝をしたとか。
でもお分かりのように、別にこの方が偉いわけでもない。
機械が凄いだけ。
総額100万、200万のシステムでは絶対にこの音は出ませんからね。
ここまでくると、使いこなし云々の差は少ない。
だから貧乏人の私たちも心配する必要はないです。
同じように
【Daniel Hertz】
Speaker System/ M1
Mono Power Amp/ M5 TELIKOS×2、
1Meg Ohms Preamp/ M6
【dcs】
Vivaldi Transport
Vivaldi Dac
Vivaldi Clock
を手に入れればこの方のように、こんな凄い音が手に入ります。
厳密にいれば、この方のように部屋とか電源環境を整えて、ほぼ同じでしょうか。
まあ、お金があっても、専用の部屋を作ったり、電源対策をしたりといったところまでの情熱があるかないかの差はあるでしょうけどね…
それでも、オーディオ店に行って、この人と同じようにしてくれ、いえいえ、それ以上にしてくれって言えば、恐らくそうなりますよ。
それに逆に、この人が100万、200万のシステムをこの部屋に持ち込んでも、どうやったって、この音は出ません。
オーディオってそういうものですよ。
ハイエンドの世界はね。
でもね、貧乏人は大変です。
低音がなければ音楽にならないのに、低音が出ない機械使って、工夫して、バランスとって。
ケーブルだってメートル1万円もケチって買えない。
だから本来の音にはほど遠いけど、これまでのオーディオ経験、音楽体験を駆使して、想像力を膨らませて、せめて自分の納得する音を出そうとしているわけですから。
恐らく、そんな皆さんが、この方と同じ機械を使ったら、オーディオってこんなに簡単だったのかって思うはず。
電気流せば低音って出るんだあってね。笑
そりゃそうだよ、そういう風に、何もしなくても出るようにそれだけのもの、作ってんだから。
って、レビンソンは言うでしょう。
dcsの社長も言うでしょう。
「皆さんは何もしなくて、ぜひ音楽を楽しんでください」ってね。
オーディオってそんなものですし、そういう世界で始めて見えてくるものもあるってことです。
カメラや釣りの趣味はどんなに高価で名品といわれる道具を使っても、それだけでは何一つ結果は出ないですよね。
オーディオは出ます。
上の方の装置でCDをdcsのプレーヤーにセットして再生ボタンを押してください。
誰がやったって、上のような音が出ます。
釣りカメラはそうは行かない。
でもね、オーディオが難しいのは、だからといって、上の方の音が、最高にいい音かどうかは別の話だということ。
好みの問題ではなくて、オーディオが音楽を聴く道具であるとして、このシステムがその音楽を演奏を最高にならしているかどうか、それを聴いて感動するかどうか。
これだけ金かけたんだから感動できないでどうすんだよって思いますが、その辺のところは全く保証されていない。
そんなの当たり前じゃねえか。
いやいや、数千万投じても、せめて出てきた音に関して全ての人が納得できないなんて、どこかおかしい。
音響に関する技術が立ち遅れているのか、それとも行き詰まっているのか、頭打ちなのか。
それとも、音を、音楽を聴く人間の能力が低いのか…
こう書くと、やっぱヴィンテージだね、っていう話では全くなくてよ。
ヴィンテージは骨董品。
銘機のあの音も骨董なんですよ、やっぱりね。
この一年、相当私の音は良くなりました。
機械はほとんど替えなくてこの結果。
替えたのはケーブル、コネクター、電源。
本当はあと、クロックとスピーカーなんだけど、別に今のままでもいいかなあ…って感じでもあるわけです。
そういう音。
オーディオは、波形を如何に正確に伝えるかに尽きる!って勉強した一年でしたね。
散財したけど…笑
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