Archive for June 16th, 2013

ゲルギエフの「春の祭典」、スマホで聴いてみた…エッ?!

そういうわけですから、今現在ヘッドフォンがないんですよね… 普通でしたらこういうスピーカーの調整の時は、ヘッドフォンで正しいバランス、定位、位相等を確認するんですが、それができない。まあ、全くないとはいえませんで、私、メインのシステム以外ではスマホで聴くことが多いんですが、まあ、それでも良いか…とスマホにイヤーフォンをくっつけて、今回の問題の「ゲルギエフの「春の祭典」の冒頭から4:42のグランカッサの音」を聴きました。   あぁ… 私のスマホはSony Ericsson のXperia IS12S です。イヤーフォンは、ビクターの多分 HA-FXC71で5、6000円 だと思います。   全体としては別に良い音ではないんですよ。まあ、このクラスのイヤーフォン並みだろうなあ、と言う音なんですが、例の冒頭から4:42のグランカッサの音。もちろん、ファンダメンタルなんて出やしませんが、それでも一応、イヤースピーカーの振動版がブルブルッ、バリバリッと鳴るわけですよ。ん~??ってなったわけで、改めてこのイヤースピーカーについて、ビクター・サイトで見てみると HA-FXC71 主な仕様 型式 ダイナミック型 再生周波数帯域 8 Hz~25,000 Hz 出力音圧レベル 102 dB/1 mW 最大許容入力 150 mW(IEC※) インピーダンス 16Ω   こういうことですが、まあ最近のイヤーフォン、色々がんばってるんですね。驚きました。それにこれ、なんかの金賞受賞しているようで定評のあるもののようでした。 が、そんなことより驚いたのが、再生周波数帯域が 8Hz~25,000 Hz !!!!!!!!! 下が 8Hz?! なんじゃそりゃぁ~!! クリプッシュ負けてんじゃん。いやいや、クリプッシュどころか、オーディオスピーカー、質はともかく、再生周波数帯域は完敗。これじゃあ、最近の人間がスマホで人生終わるのも分かるような気がする。 質の方もこのクラスだから良くないけど、もっと上のクラスだったら確実に良くなるだろうからね。もちろん、だからと言って、ピュアオーディオが本気出した”良い音”には足元にも及ばないけど、テキトーに作った普及品となると、どうだろうねぇ~。駄目だろうね.. もちろん、iPhone 最高などと言っているアホと同じことを言っているわけではありません。ただ、ピュアオーディオでも普及品となると、デジタル再生に特化した場合、スマホでバッテリー駆動、メモリー再生、しかもそれを小型の有利性を生かした現代の高音質イヤーフォンで高スペックで聴く、となると、ね。 今回は、やっぱりスマホがいいんじゃん、ということではなく、イヤーフォンのスペックについて私が知らなさ過ぎたと言うお話。   ん~、参りました。       YouTubeもGutsy Musik!!  

Sunday, June 16th, 2013 

低音チェック用のオルガン、リッピングし直しました。

先日アップした、マイケル・マーレイのトッカータとフーガですが、リッピングし直しまして、『あなたのスピーカーは大丈夫?低音再生能力をチェック !! 』にアップしている音源を差し替えました。 実は、私のCDドライブの電源は、古いCDデュプリケーターからとった電源と業務用サーバーから取った電源を並列に接続しているのですが、確認しましたら、片方の電源が入っていないことが判明しまして… どうも、最近音が軽いなあ、と思ってはいたんですが、ご覧のとおり、と言いますか見ていただいている画像以上に接続がごちゃごちゃしていまして、つい、電源の確認を躊躇していました。 が、ベームの1977年、NHKホールライブやマイスタージンガーのバイロイトライブ、ともに70年代のライブ録音ものを聴いていまして、いや、こんなはずはない、ということで電源チェックしましたら、案の定、片方の電源のヒューズ代わりに差し込んでいた短いスーナーケーブルが外れていました。ヒューズ外していますので… もちろん、ファンも接続から外しています。 で、改めて再生しましたら、やっぱり無視できない差がありましたので、リッピングしなおすことにした次第です。 ご承知のとおり、電源に関してはデジタルの命ですので、こんな既製品の流用なんかでは駄目なんですが、もう少し落ち着いたら、専用の12V電源などを何とかしたいと思っています。 いつもえらそうなこと言ってますが、私自身まだまだやるべきことだらけで、宿題を沢山抱えている状態です。ただ、やるべきことが分かってているだけに、偉そうなこと言うんですけどね。笑  困ったおっさんです。     新しいバージョンは、既に『あなたのスピーカーは大丈夫?低音再生能力をチェック !! 』にて差し替えてありますが、一応ここにもアップしておきます。 で、比較のために、旧バージョンも載せておきますので、どう違うのか、聴いてみてください。     【マイケル・マーレイ “バッハ/トッカータとフーガ” 】 Ripped in 16bit-48KHz 【Personal】 マイケル・マーレイ(Org.) 【Take】 1.トッカータとフーガニ短調 BWV544 6.プレリュードとフーガニ長調 BWV532 ■録音:1983年5月20日、ロスアンジェルス・ファースト・コングリケーショナル教会 1. 6.   旧バージョン 1. 6.   どうですか? こうして比較すると、新しいほうが、音に密度があり、安定感が増していますね。 一音一音の説得力が、旧バージョンより増しています。 単独では分からなかったんですが、こうして比較すると、旧バージョンは多少上ずっています。 実は、もう一歩位相がはっきりしないなあ、とも思っていたんですよねぇ… ちゃんと確認しなきゃ駄目ですね。 反省です。      

Sunday, June 16th, 2013