Archive for May 11th, 2013

ジャズはアナログだ!!って誰が決めた?! XRCDで”Meets The Rhythm Section”

お前が生まれる前からそうなんだよ!!って感じですが、アナログの場合、再生に大きな課題があるのは、レコードやられている方ならお解かりですね。でも音はともかく、ジャケットがね、やっぱりいい!やはりパッケージメディアを楽しむと言うオーディオにとって、レコードはかけがえのないもの、オーディオとしてこれ以上の楽しみはないのかもしれません。ジャズに限らず全てのジャンルに言えます。 世の中が1ビットなどと言う粗悪品を流布し、そのうちマルチビットが高級品になる日もそう遠くない?!などとほくそ笑む私ですが、やっぱりアナログを大事にしなくては、とそろそろレコードをまた始めようかと思っているわけです。 もしやるとしたら、プレーヤーはどうしようか、と言うことですが、LINNの45万円のセットがありますよね。カートリッジまで全部つきのあれ。あれ良さそうです。これです。 Majik12、マジック12と言いますね。基本的に私はLINNの音嫌いなんですが、このプレーヤーの音は良いです。グレード上げていけるんですが、最高300万円だとか… パッと見変わらないんですよ。笑 でもThorensのリファレンスも買えちゃうんじゃないかっていうんだから。素晴らしい。いいねぇLINN。 一方、CDでもアナログに匹敵、或いは超えるかも!というサウンドが聴けます。 それがXRCDですね。一時期ちょっと興味が薄れてきていたんですが、1ビットのこと色々見てきて、改めてXRCDのやっていること、そしてその成果が音として、音楽として聴くことが出来ると言うのは、今更ながら有り難く思うわけです。 大事にしなくては、と思います。 で、今日はそれを聴きましょう。 もう定番中の定番。アート・ペッパーのミーツ・ザ・リズムセクション。 1曲目と最後の曲の軽快な曲2つ。 Art Pepper/Art Pepper Meets The Rhythm Section 1. You’d Be So Nice To Come Home To 10. The Man I Love Art Pepper(Alto Sax), Paul Chambers(Bass), Philly Joe Jones(Drums), Red Garland(Piano), Lester Koenig(Producer), Roy DuNann(Engineer) 録音:1957年1月19日 ジャズはアナログだ!って言う人は、雰囲気ではなく、この音より完璧に良い音を出さなくてはいけませんよ。アナログらしい音とかではなく、再生音として。 話はそれからです。

Saturday, May 11th, 2013