Archive for May 6th, 2013

1ビットは音楽を駄目にする。 と思う…..

ちょっと大げさかもしれませんが、私はそう思います。 前回も言いましたが、まず理屈でなく聴いておかしい。 今SACDやDSDネイティブ再生などと言って悦に入っている方たち、あなた方の耳は大丈夫か?皆さんご存知の真空管オーディオ ザ・キット屋という、往年の名器のパクリをやっているオーディオ屋さんがありますが、そこでもDSDが聴けるDAコンバーターを大々的に売り出していますね。笑 音楽の何を聴いているのか… そこに群がっている信者のような人たち、大丈夫か… 次に、高サンプリングは分かったけど、縦軸はどうした?この1ビットオーディオにおけるサンプリングはアナログ波形の縦軸値そのもののサンプリングは行っていないんですよね? 1サイクル前の音より上か下かそのままか、の0、1データ。それでローパス・フィルターで低周波のアナログ波形を抽出、ノイズは上にあるから大丈夫、だそうです。DA変換してないのにいつの間にアナログ波形を作ったの?笑 縦軸値のサンプリングしていないのにね。おかしいよ。基準電圧を設定して・・・云々かんぬん… まあ、実際はもっと複雑なことやっているんだろうと、一応そうしておきます。私も詳しく知らないから。 今日は、普通のCDとSACDのCD層を聞き比べます。 これだとDSDリマスタリングからCDに入れるためマルチにしてますから、1ビットの良さは半減するかもしれませんが、1ビットの音の悪さも隠せますからね。 CDの方は、再発もので、「art」もののデジタルリマスターです。 SACDの方はマスターからの直接掘り起こしなので、高サンプリング関係なく、基本的にこちらの方が音の鮮度は高いはずです。 曲はカラヤンのブルックナー/交響曲第7番から第2楽章。 クラシック音楽の演奏をする上でのアゴーギクの細やかさ。 音と音の間に静寂を感じるか。 カラヤンの描くブルックナーとはどんな世界なのか。 部分的に集中して聴き比べてみてください。 人間の感覚として、最初に聴いた音が後に聴いた音に影響する、でしたっけ? そういううこともありますから、出来ればSACDを先に聞いて次にCDを聴くようにしてください。その方が違いが分かりやすいと思います。MP3に圧縮して狭い世界での比較になってしまったので、CD先に聞くとCDの音が頭に残っているのか、SACDも大して変わらなく聴こえる場合もあるかもしれません。WAVだとそんなことないんですけどね。 逆にSACD先に聞いても同じようには聴こえないです。明らかにCDの方が良いです。 ブルックナー/交響曲第7番ホ長調[ハース版] ~第2楽章:アダージョ。非常に厳粛に、そして非常に遅く  1970年10月19日、1971年2月3日&4日 ベルリン、ダーレム、イエス・キリスト教会   ブルックナー/交響曲第7番ホ長調[ハース版] ~第2楽章:アダージョ。非常に厳粛に、そして非常に遅く  1970年10月19日、1971年2月3日&4日 ベルリン、ダーレム、イエス・キリスト教会 ESOTERIC SACD CD層、2012発売       ブルックナー/交響曲第7番ホ長調[ハース版] ~第2楽章:アダージョ。非常に厳粛に、そして非常に遅く  1970年10月19日、1971年2月3日&4日 ベルリン、ダーレム、イエス・キリスト教会 Abeey Road Technology デジタルリマスタリング、1996発売     解りますか? 何か、出だしの音量違うような気がするんですけど気のせいかな…   脅かすわけではありませんが、これであなたがこれまでクラシック演奏の何を聴いて感動してきたのかが問われます。   もう少し聴き比べをします。

Monday, May 6th, 2013