Archive for March 29th, 2014

日本男子フィギュア 最高の時

何が最高かって、成績もそうですが、男子シングルの選手の気持ちの充実ぶりです。 羽生選手 「勝った? 勝った?」 「意地です。意地です、ホントに。意地と気合です」 「追いかける楽しさがあった。絶対に勝ってやるという思いがあった」 「僕もこれ目指します」   町田選手 「すべてを出し尽くしたので、後悔はないです。いい戦いができて、本当にうれしいです」 「僕はいつも結弦選手からインスパイアされて、彼を目標に頑張ってきたので。来年は容赦なく、ぶっつぶしにいきます。これ(金メダル)目指すから」   この2人に共通するのは、勝ちたいという気持ちです。 羽生選手の意地というのは、プログラムの「ロミオとジュリエット」を完成させることへの意地とは言っていましたが、それでも、得点発表の時「勝った? 勝った?」でしたね。笑 町田選手も、20年やってきて”最高の戦い”でした、と言っています。 2人とも、最高の演技に満足ではなく、最高の戦いが出来たことに充実感を味わっているようでしたね。 「追いかける楽しさがあった。絶対に勝ってやるという思いがあった」 そういう気持ちがあったからこそ、羽生選手はあの場面で、サルコーも成功したし、危ない着氷も何とか堪え、減点少なく、多少でも加点がつく滑りが出来たんだと思います。 「勝った? 勝った?」に全て現れています。   あとは、高橋選手が続けてくれれば良いですけどね。      

Saturday, March 29th, 2014