Archive for August 14th, 2012

やはりピアニストはピアニスト…アシュケナージの “ラフマニノフピアノ協奏曲第3番”

今日はアシュケナージのラフマニノフを聴きます。     ピアノ協奏曲第3番 心のお優しい、ロシアのおじ様、アシュケナージのピアノは、刺激でもって聴くものを圧倒するようなことはせず、奇をてらうところがなく、暖かく包み込まれる安心感があります。でも、とても熱くてね.. 私は好きです。 今日聴く盤は、最初LPで聴きましたが、その音の深く、瑞々しい響きに感動したものですが、どうもプレーヤーの調整ができていなかったらしく、一番大事な最終楽章41’50″あたりからビビリ初め、弦楽の感動的なカンタービレが盛り上がるにつれ不安は増していき(笑)、この曲最大山場42’55″に金管の強奏で完全に音が割れてしまい、感動で満たされるはずが、心にぽっかり穴が開くのでした・・ そういう意味ではCDで聞くことで一番恩恵を受けた盤かもしれませんね。 今こうして、プレーヤーを貼り付けてお聴きいただいていますが、どうもこれは所謂「ストリーミング再生」ではなく、ダウンロード再生のようです。ですから、ご自身のネット環境にもよりますが、再生ボタンを押してからダウンロードされ再生が可能になるまでお時間をいただくことになります。で、再生されたとしても今回のように40分以上のファイルになりますと、途中で再生をやめダウンロードが始まりますので、最初の1分くらいはボリュームをOFFにしてある程度ダウンロードされてからお聴きいただくと良いかもしれません。まあ、よくある不便な、あんな感じです。(笑) そんなんですから、楽章ごとにするつもりが今回は1ファイルにしてしまいまして、不便うをおかけします。   ストリーミング考えなければ・・   【ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番ニ短調作品30】 【Personal】 ヴラディーミル・アシュケナージ(p)、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、指揮:ベルナルト・ハイティンク、1985年5月,Decca 【Take】 1.第1楽章: Allegro Ma Non Tanto 2.第2楽章: Intermezzo (Adagio) 3.第3楽章: Finale (Alla Breve)     この頃は、このくらいの普通に良い演奏が多かったように思います。Deccaの音も大変素晴らしく、コンセルトヘボウの深く淡く包み込む響きを良く捉えています。 アシュケナージの指揮で良いのはやはりラフマニノフの交響曲第2番のあの演奏でしょうね。ピアニストで指揮をやるのにろくな指揮者がいないと以前書きましたが、アシュケナージは成功している方だと思います。でも彼はピアニストです。指揮者する必要なんかありません。二股は所詮どちらかが道楽で、最悪どっちも道楽で終わります。(笑) ああ、それにしてもパリ管の主席指揮者やってたエッシェンバッハ、この人才能なかったなあ~  また思い出しちゃった。 と、忘れてはいけない、ハイティングの頭抜けたバランス感覚とコンセルトヘボウ管の抜群の合奏力。この有機的な演奏、録音の年から約30年たった現代の演奏家に、果たして可能かどうか・・ スマホ弄っている場合ではないと思うけどね・・         ★PC音源はメインシステムで聴きましょう。

Tuesday, August 14th, 2012 

ブログ再開!La sUcalaから”GUTSY MUSIK”へ

大変ご無沙汰しました。 ニコニコ動画への投稿に嫌気がさしまして、レンタルサーバーにしようと決めてから大分経ってしまいましたが、やっと、まだとりあえずですが、ブログ再開することとしました。パチパチパチ!!!笑 今までは、そういうことで、ニコニコ動画をサーバー代わりにしていたため、静止画であっても映像が必要であったのですが、特にその必要はなくなりましたので、ファイルはMP3となっています。で、最初に苦労したのが、ブログに貼り付けるプレーヤーです。YouTubeやニコニコ動画といった動画サイトの貼り付けではなく、自分でブログで音を再生させるためには、プレーヤーを貼り付けなければなりませんが、これがよう分からん!!笑 ストリーミング用のプレーヤーか????と色々見ていましたら、「Red5」と言うものに出くわしまして、これは、Javaで開発されているオープンソースなFlashサーバということで、どうやらストリーミング配信が出来るらしいということでインストール。色々やってみるものの、Javaの知識の全くない私にはちんぷんかんぷん。でも、その過程で、エキサイトブログなどこれまで使っていた既製のブログサイトはシステム上かなり制限がされているということが分かりました。勿論プレーヤーなんて貼り付けられませんし。それで、思い切ってレンタルサーバーにすることとしたんですが、サーバーなどは全くの初めてで、どうしたものかと思っていましたが、とりあえず安いレンタルサーバーのお試し期間をということで、「ロリポップ」というところを使いました。ここは非常に使いやすく全くの素人の私でもほとんど迷うことなくブログを立ち上げることが出来ました。ただ、残念なことに、サーバーへアップロードする際の1回当たりのファイルサイズ上限が10MBと少なく、私には使えません。で、次に「アイル」。これは現在GMOクラウドと社名が変更されていますが、ここは私には向きませんでした。何ていうんでしょうね・・ ロリポップのように初心者をターゲットにしていないようです。サポートも今ひとつ痒い所に手が届かないような・・で、結局決めたのが「X Seaver」。ここは結構実績のあるサーバー屋さんのようですね。上級者も使っているようですし、にもかかわらず私のようなド素人もロリポップと同じようにそれほど迷うことなくブログを立ち上げることが出来ました。 で、サーバーを使う場合に必ず必要なものがあるのですが、実は私、勿論全くその存在を知りませんでしたが、「FTP」なんですね・・笑 FTPとは、File Transfer Protoco、日本語に訳すと「ファイル転送プロトコル」。インターネットやイントラネットなどのTCP/IPネットワークでファイルを転送するときに使われるプロトコル。つまり、自分の手元にあるPCから離れた場所にあるPCにファイルを送ったり、その逆に離れた場所にあるPCからファイルをコピーするための仕組みだそうで、つまり、ブログを立ち上げるにはブログに関するファイルをネット上にあるサーバーに入れる必要があるわけですが、その時に使うソフトということです。っていいますか、そもそも私、ファイル、例えばMP3なんかの音楽ファイルをブログにアップするには、そのファイルのインターネット上の場所、つまりurlですね、これを指定しなければならないという認識がありませんでしたからね。笑 自分のPC内でC:\Documents and Settings\・・・ なんて指定してもダメだなんて、知りませんでしたから・・FTPで一番有名なのが、国産の「FFFTP」です。最初これを使ってアップしてみましたが、私がそのブログを覗くとサーバーへのログインパネルが出て、常にIDとパスワードを聞かれてしまうので、非常に困りました。「X Seaver」のサポートに聞いても自分たちがブログを見てもログインパネルは出なかったと言われるし。ただ、この「FFFTP」でアップロードしたファイルのURLはhttlp:ではなくftp:なので、さもありなん、というう感じはしていて、今度は「WinSCP」というソフトを使ってみました。これによるファイルのURLには「@サーバID」が付加されていて、そのURLでブログに貼り付けてみるとブログを見ると、ログイン画面が出るものの、IDは聞かれず、パスワードのみとなりまして、なるほど・・。つまり、貼り付けるファイルのURLにサーバーIDとパスワードを組み込めばよいといううことが分かりました。で、その方法が分からずにいましたが、なんと!「FTPRush」というソフトですと、ftp://ID:パスワード@FTPホスト名:ポート番号/・・という形でファイルのURLが指定されまして、これを貼り付けたら、ログインパネルは見事になくなりました!!多分、そもそもIDやパスワードを要求されること自体、別のところでの設定がおかしいような気もしますが、まあ、良いでしょう。笑 まあ、まだ、ブログの体裁も何とかしたい段階ですが、その辺はおいおい、ということで。 で、新装開店一発目は何にしようか、と悩むまでもなく、もう既ニコニコ動画にアップしてご紹介する予定だった演奏を聞いていただきます。もちろん、動画ではなくMP3です。   【チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番変ロ短調作品23】  【Personal】アルトゥーロ・トスカニーニ指揮,ヴラジミール・ホロヴィッツ(p)NBC交響楽団、1941年4月19日、ニューヨーク、カーネギーホール、ライブ【Take】1.第1楽章 Allegro non troppo e molto maestoso – Allegro con spirito2.第2楽章 Andantino semplice – Prestissimo – Quasi Andante3.第3楽章 Allegro con fuoco ミスタッチの荒しですが、凄い演奏です。もっとも、本人たちもミスタッチの多さを気にしたのか、同じ年の直ぐ後5月6日、14日にスタジオ録音しています。こちらの方は、ですからかなりミスのないそういう意味では完成度の高い演奏となっていますね。でも、折角このコンビの演奏を聴くのであれば、よりスリリングなライブの方を、私は採ります。  皆さんはいかがお聴きになりましたでしょうか。  これからも、宜しくお願いします。     ★PC音源はメインシステムで聴きましょう。

Tuesday, August 14th, 2012