シューリヒトのモーツァルト "リンツ"&"プラハ"

今日もモーツァルトの交響曲です。
交響曲第36番リンツと第38番プラハ、
カール・シューリヒトの指揮です。
この演奏、宇野氏絶賛の演奏です。笑
名演かどうかはおいといて、
とにかく速いです・・
お聴きください。
【モーツァルト/交響曲第36番ハ長調 KV.425「リンツ」、交響曲第38番ニ長調 KV.504「プラハ」】
カール・シューリヒト指揮
パリ・オペラ座管弦楽団
1961年11月(リンツ)、1963年6月(プラハ)
リッピングドライブ:PHILIPS CDD3610/85
リッピングソフト:POIKOSOFT Easy CD-DA Extractor
PC : Windows XP Pro Core 2 Quad Q6600 2.40GHz
AVI作成ソフト:AVIMAKER
FLVへのエンコーダソフト:MediaCoder
音声はMP3
【曲目】
交響曲第36番
①第1楽章adagio-allegro Spiritoso
②第2楽章andante
③第3楽章menuetto
④第4楽章finale: Presto
交響曲第38番
①第1楽章adagio-allegro
②第2楽章andante
③第3楽章finale: Presto

どうですか?
速いでしょ?笑
シューリヒトらしい贅肉をそぎ落とし、必要なことだけを語りつくした演奏とでも言えば良いのでしょうか。
そういう意味で、これまで私はこの演奏とても好きでしたね。
とても即興的な演奏ですしね。
でも、久しぶりに今回聴きましてちょっと印象が違いました・・
何故こんなに速くする必要があるのか・・
今まではそこが魅力的に感じていたんですがね・・
これまでよりオーディオシステムもグレードは大幅にアップして今までよりも確実に演奏の本来の姿を聴いているはずですから、今まで勘違いな音をしていたんでしょうか・・
それとも私が年を取ったんでしょうかね・・笑
この演奏ではパリ・オペラ座管弦楽団がちょっと指揮に付いていけなくアンサンブルが乱れる場面がありますが、そのため一般的にはオケがヘタ、もっと上手いオケだったら・・という評価が多いのですが、私も以前はそう思っていましたが、今聴き返してみるとそうでなく、シューリヒトのテンポが速すぎるんですよね。
ちょっと尋常じゃないですもん。
フランスのオケは縦の腺を合わせることを第一には考えていませんので、もうワンテンポ遅くして、パリ・オペラ座管弦楽団の響きを生かし、フランスオケ特有の”空間で音を合わせる”演奏にすればもっと違った名演が生まれたかもしれませんね。
勿論これはこれで名演であることには変わりは無いのでしょうが、
何か、好きな盤を一つ失くした感じはありますね・・
それにしても、音良くありませんか?
きりっとして、立体的で・・
皆さんはどうのようにお聴きになりましたでしょうか。
PC音源は、メインシステムで聴きましょう。
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