Archive for June, 2011

Bill Evans Trio / Waltz for Debby ~再生マニアの反省~

今日もジャズをお聴きいただきます。 もし、クラシック或いはマーラー特集お待ちの方いらっしゃいましたら、大変申し訳ございません。 今しばらくお待ちください。 本日お聴きいただくのは、前回に引き続きこれもまた言わずと知れた名盤、 Bill Evans TrioのWaltz for Debby です。 これも、もう何回聴いたことか・・ お店やっていた頃も良くかけましたね。 これ掛けると店の雰囲気が良くなるんですよね。笑 まあ、ジャズファン、オーディオマニア両方の方も良くご存知の盤ですので、自己紹介代わりにかけていました。 ここのところ、音楽の内容でなく、音のことばかりで本当に申し訳なく思うのですが、お許しください。 こういう集中して、ああでもない、こうでもないという時期がないと、音って進歩しないものですから・・笑 それに今やっているのは今までとは違って、PC弄っている(デジタル領域)だけのことですので、それで何処まで出来るか興味もあります。 しかも、ソフトやハードを変えないでやっていますからね。 あ、ドライブは変えていますが、これは仕方なくですので・・ 今回は、前回の「何かが足りない」を反省しまして、 もっと貪欲にベストを尽くそうと思い、調整しました。 ポイントはズバリ!ラファエロのベースです。 もっと言えば、ラファエロがウッドベースを弾いているか、 人差し指と中指の2本で、弦を弾いているか、 これの再生を目指しました。 で、これが出来てくると自然とモチアンもエヴァンスも目の前に現れてくるものです。 果たして、どうなったでしょうか・・・ リッピングドライブ:SONY CDU511 リッピングソフト:POIKOSOFT Easy CD-DA Extractor PC : Windows XP Pro Core 2 Quad Q6600 2.40GHz AVI作成ソフト:AVIMAKER FLVへのエンコーダソフト:MediaCoder 音声はMP3です。 【Bill Evans Trio / Waltz for Debby】 Bill Evans […]

Tuesday, June 14th, 2011 

Art Pepper meets The Rhythm Section~再生マニアの憂鬱2~

今日は、アートペッパーの「Art Pepper meets The Rhythm Section」をお聴きいただきます。 言わずと知れた、名盤です。 これは以前アップしていますが、 全曲ではなかったことと、その時の音が今聴いても結構いいなあ、と思うので、 その時よりは色々リッピングに工夫をしているので、今ならどんなか、 聴いてみたくなりまして、よせばいいのにまたやってやってみたのでした・・ その時は今と違って、「ニコニコ動画ムービーメーカー」で動画を作成していましたし、 今回のドライブは前回のPHILIPS CDD3610/85 からSONY CDU511です。 前回のものは、カテゴリの「はじめまして」にあります。 本当はPHILIPS CDD4801/31でリッピングしたかったのですが、使用しているXRCDの盤面の状態が悪く、キズだらけで、PHILIPS CDD4801/31では途中再生できず、全曲リッピングできないので、今回は比較的キズに強いSONY CDU511にしたのですが・・ 【Art Pepper meets The Rhythm Section】 ART PEPPER (as)、 RED GARLAND(p) 、PAUL CHAMBERS(b) 、PHILLY JOE JONES(ds)Recorded in Jan 1957 リッピングドライブ:SONY CDU511 リッピングソフト:POIKOSOFT Easy CD-DA Extractor PC : Windows XP Pro Core 2 Quad Q6600 […]

Sunday, June 12th, 2011 

ナット・キング・コールの"After Midnight"~再生マニアの憂鬱~

今日は、前回に引き続き、ジャズボーカルをお聴きください。 ナット・キング・コールの「After Midnight」です。 こう暑いと、やっぱりジャズ、それもボーカルが聴きたくなりませんか? そう思いまして、それもさわやかな系のもの、とういうことで、ナット・キング・コールを選びました。 ナット・キング・コール=さわやか系??? 実際、レコーディングされたのも8月頃のようですし・・ 今回お聴きいただくCD、紙ジャケのものなんですが、これがどうも上手く鳴らなくて、あまり好きなCDではなかったんですよね。 どうも重心が高いと言うか、ナット・キング・コールの声が腹から出てこないんですよね・・ どうも肺、或いは喉から上って感じで・・ で、音圧も今ひとつ来ないし・・ 日本盤ですので、マスタリングが原因でもあるでしょうが・・ このおかげで、一連の紙ジャケは買わなくなりました。 そんなこんなで、今回も色々試行錯誤しておりまして、やはり、あともう一歩の感じで・・・ん-そうですね・・ 前回のヘレンはお腹から、全身で歌っているのが分かりましたよね。クラシックの歌手の声もそう言うのをしっかり再生するように気をつけているのですが、ナット・キング・コールのこのCDは、今回もそういった音がなかなか出なかったんです。 で、CDのライナーを眺めていたら、ナット・キング・コール(Vo、p)とありまして・・・?!あ、そう言えば彼はピアニストだからピアノも弾いているんだなと。他にピアニストはいないようですから、彼は弾き語りなんですね!! そう、ピアノの前に座って歌っているんです。 これで、全て合点がいきました。 だって、座っていたら確実に立っている時と力の入り具合は違いますからね。 地に足を付けてしっかり全身を支えて歌うのと、座って、しかもピアノのペダルを操作しながらですから、片足は地面についてはいるものの、体を支えるなんて機能は果たせませんよね。 勿論両腕は鍵盤弾くのに忙しいですから、歌うには身体は確実に不安定です。 慣れているとはいえ、お腹から声は出にくいでしょうね。 歌っているときはマイクに向かって歌って、ピアノの時は鍵盤を見て、っていうあの感じ。 そんな彼のレコーディング姿を想像しながら聴いて見てください。 そして、実際にその光景が皆さんの目の前に、心の中に広がりましたら、嬉しいです。 【NAT KING COLE AMD HIS TRIO / AFTER MIDNIGHT】 1956/8/15 – 1956/ 9/24 CAPITOL NAT KING COLE (Vo,p) JOHN COLLINS (g) SHARLIE HARRIS (bs) LEE YOUNG (ds) WILLIE SMITH (as) HARRY EDISON (tp) […]

Friday, June 10th, 2011