素晴らしいぞ !! SHM-CD ! “カラヤン1961年のドヴォ8”

これも昔ダメで今OKなCD、の一つでしょうね。

 
SHM-CDとは… と私が説明するまでもなく、こちらを見れば良いです話です。

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とまあ、CDにとっては良いこと尽くめなわけでして、今更私が絶賛するまでもないことなんですが、これまで、ダメでしたねぇ…
今はさっぱり行かなくなった高崎のハイエンド屋の店員の人とも以前、あれは音がきつくてダメなんだよね~、何て話していたのを思い出しますが、スッキリ、くっきりは良いんですが、音が鋭くドガってしまって味も素っ気もない。
だから、最初に買ったこのカラヤンウィーンフィルのドヴォルザークの交響曲第8番で買わなくなってしまいました。

ところが、ここに来て、その音の良さに気を良くして、カラヤンのブル5と8と春の祭典なんかも買っちゃってんだから、ね。

 
何がそんなに良いのか。

今の私のシステムでは、まず、これまでの印象だった、スッキリ、くっきり過ぎる、から来る音の鋭さはないです。
結局何のことはない。上の説明のとおりの音なんですよ。笑

・透明感ある音質を実現
・解像度が大幅に向上
・バランスのとれた音質
・歪感が少なく、低域の量感不足も解消

です。

で、私なりの感想を具体的に言えば、

1.最初の演奏の始まりの瞬間で、レコーディングの現場の実際の静寂を感じられる。
2.間接音がしっかり鳴る。
3.音の密度が高い。
4.音が自然。
5.サンプリング周波数があがったかのような音。

こんな感じかな。
一番感心したのは、1と5ですかね。
1はつまり、演奏が始まった瞬間、あっ、今静寂の中から演奏が始まったんだ、って気づくと言うか、そう感じるんですね。5は、本来入っていた情報がしっかり拾えている、と言うことでしょう。2もそうか。いや、3もそうだね。って、全部そういうことだ。笑
 

まあ、そういうこと。
 

だいたい、上の画像にあるように、従来の素材との透明度の違いがあれほどあるわけですから、今まで何を聴いていたのかって話かもしれません。

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ドヴォルザーク”交響曲第8番ト長調Op.88
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン
1961年9月29日~10月8日、ウィーン、ゾフィエンザール
第1楽章 Allegro con brio
第2楽章 Adagio
第3楽章 Scherzo: Allegretto grazioso
第4楽章 Allegro ma no

 
mp3/320Kbit/s/44.1KHz

 

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この1961年のカラヤンのドヴォルザークの8番のCDについては、以前ここにも書いてます。

「オーケストラ演奏として完璧・・・ “カラヤンのドヴォルザーク”交響曲第8番」

←この盤でmp3ですが、以前のシステムでリッピングした音もありますので、良かったら聞き比べてください。
 

全く違います。笑
 

どっちが好きかは色々あるかもしれませんけど。

 

でもね、以前のこの手の音からは卒業しなきゃね、ってはなし、なんだよね…

 

 

 

 

 

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