オーケストラ演奏として完璧・・・ “カラヤンのドヴォルザーク”交響曲第8番

そう、この演奏を初めて聴いたのが中学・・何年生でしたか… しかもこの曲を聴いたのもこのカラヤン・ウィーンフィルの演奏でしたから、もうこの曲は何回も聴いていますし、この曲といったらこの演奏と言うほど、ドヴォルザークの交響曲第8番とこの演奏は私にとって、・・・そうですね、少し大げさに言えば、人生を、しかもオーディオ人生を共に歩んできた親友みたいなものです。
最初はレコードで、自宅のパイオニアのプレーヤとプリメイン、ダイヤトーンのスピーカーで聴いていましたが、でも、今でも思い出すのはヘッドフォンで聴いた時の音ですね。分厚くて、色彩的で。演奏も、凄く上手いのに何処かしらイケイケ感のある当時のウィーンフィルがとてもかっこよくてね… 第4楽章ばかり聴いていましたっけ(笑)
そしてCDになってその分厚くも色彩感ある音は消え、私も私のオーディオも混沌の中を生きてきたわけですが、今こうして聴いていると、レコードでもSACDでもないのに、しかも圧縮された音源でここまで聴くことが出来ると言うのは、結局はヘッドフォンで聴いたあの色彩感や分厚い音は聴くことは出来ませんでしたが、当時のあの頃の純粋な驚きと喜びに近い、感動がありますね…  多少、歪っぽいけどね(笑)

 

ドヴォルザーク”交響曲第8番ト長調Op.88 “? Ripped in 24bit-192KHz

【Personal】
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
■録音:1961年9月29日~10月8日、ウィーン、ゾフィエンザール
【Take】
SIDE-A 1.第1楽章 Allegro con brio, 2.第2楽章 Adagio
SIDE-B 3.第3楽章 Scherzo: Allegretto grazioso, 4.第4楽章 Allegro ma non troppo
SIDE-A
SIDE-B

 

この演奏は好き嫌いあるでしょうね。
 

演奏は完璧だけれど、面白くないとか、
洗練されすぎていて、情緒に欠けるとかね。

 
そう思います。
 
でも、これほどに完成されたドヴォルザークの8番を聴いたことないのも事実。

 
カラヤン・ウィーンフィルの中でも指折りの名演です。
 

 

★PC音源はメインシステムで聴きましょう。

 

 

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