世界選手権女子シングルSP GOEランキング

つまり、プログラム構成は、その選手がこれをやりますから審査してください、と申し出ているものですから、自分の能力、力にあったものです。或いはそれ以上でも、練習つんできたので見てください、と言うものですから、選手それぞれの事情で色々です。

でそれが基礎点で分かるようになっていますね。

皆それぞれの能力に見合った出発点。

最終的な勝負ではこの出発点の違いがものを言いますが、それだけで終わらないのがフィギュアスケートのジャッジシステム。

実際の順位獲得点数はこれですが、

3

選手それぞれが練習を積んできた演技の評価がGOEで分かります。

今回は実際の得点引く基礎点で、GOEを出しました。

ただ、試合では回転不足で基礎点が減点されていますので純粋に選手が用意した基礎点とは違いますが、それもルールですから、仕方ないです。

それを踏まえて見て見ますと、

1.(2) カロリーナ・コストナー 8.65
2.(3) ユリア・リプニツカヤ 8.30
3.(1) 浅田真央 8.18
4.(4) 鈴木明子 6.21
5.(5) グレイシー・ゴールド 5.33
6.(6) アンナ・ポゴリラヤ 4.41
7.(9) マエ・ベレニス・メイテ 4.20
8.(8) ケイトリン・オズモンド 2.94
9.(10) 村上 佳菜子 2.17
10.(7) アシュリー・ワグナー 1.90
11.(13) パク・ソヨン 1.88
12.(11) ナタリー・ヴァインツィアール 1.87
13.(12) ポリーナ・エドモンズ 1.54

と言う結果になりました。
( )は実際の順です。

ちなみに基礎点のランキングは、

1.浅田真央 34.63
2.ユリア・リプニツカヤ 32.53
3.グレイシー・ゴールド 32.24
4.カロリーナ・コストナー 31.13
5.鈴木明子 31.13
6.ポリーナ・エドモンズ 30.53
7.パク・ソヨン 30.43
8.ナタリー・ヴァインツィアール 30.33
9.ケイトリン・オズモンド 30.13
10.マエ・ベレニス・メイテ 28.90
11.アシュリー・ワグナー 28.34
12.村上 佳菜子 27.60

村上佳奈子の基礎点が低いのは、ジャンプの回転不足のせいです。

基礎点をこうしてみると、10位前後の選手でも、基礎点自体は上位の選手と3、4点しか違わない。なのに演技構成点を含めた最終的な得点となると、14、5点近くも差が付いてしまうんですね。

やはり、メダルを争うには、本番でGOEをもらえる選手にならなくては駄目と言うことでしょうか。ましてや減点なんてやってはいけませんし、ジャンプでの回転不足もメダル争うには有り得ないことでしょう。

そして勿論、少しでも基礎点を上げられるように常に能力の向上もして行かなければならないと言うことですね。

最後にジャンプのGOEは

1.カロリーナ・コストナー 3.90
2.浅田真央 3.76
3.ユリア・リプニツカヤ 2.90
4.鈴木明子 1.97
5.アンナ・ポゴリラヤ 1.9
6.マエ・ベレニス・メイテ 1.7

 

 

 

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