浅田選手の喜びようを見るにつけ…

私は、韓国のキム・ヨナ選手に関しては、例のバンクーバー以降、嫌いになりました。

どう考えても、今考えてもあのてんこ盛りGOEはおかしい。

何故、浅田選手の鐘があんな点数なのか。
憤ったものです。
その時はジャッジのこと、疑惑のこと、採点方法のこと、フィギュア・スケートのことを色々調べて、ジャッジがおかしいだろ!とJSUにも抗議の電話をしたりしてました。笑

勿論その少し前から浅田選手がどれほどジャッジに悩まされてきたか色々調べました。

それ以来、この韓国選手の演技はまともに見ていません。ですから、良いも悪いも何も書いていなかったと思います。
ちょっと見たりしても、何か「キャバクラの姉ちゃんが踊っている」かのような振りで、虫唾が走るような思いでした。

 

でもね、ふと、下の記事を見て、思わず思いました。
 

「ご苦労様..」

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フィギュアスケート女子で2位に入った金妍児(キムヨナ)(韓国)は21日夜、メダルプラザで銀メダルを授与された。

 
 セレモニー後のインタビューでは涙を見せ「休養からの復帰は難しかった。うまく大会を終えられ、ホッとしたから」と理由を説明した。大勢のファンを前にした式典を「私にとって最後の五輪のメダル授与式。特別な感情がこみ上げた」と、感無量の思いで過ごしていた。

(2014年2月22日10時17分 読売新聞)

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彼女の住む国のファンは私から見たら異状です。熱狂的に過ぎる。しかもフィギュアスケーターといったら、今までほとんど彼女一人だったのではないでしょうか。

前回の記事へのコメントにもありましたが、その受ける重圧は日本の浅田真央以上だったはずです。

そんな国内にライバルがいない中で、長期休養しその後しっかりオリンピックという勝負の世界で戦える心と体を作り上げ、多少レベルは落ちたものの、滑りきったというのは、それ相応の苦労があったはずです。

その得点は、今でも疑問は残りますが、ジャッジスコアーを見れば、得点さと言うのはほとんどジャンプの加点によるところが大きいわけで、彼女のジャンプであればある程度の点の積み重ねはあるとは思いますが、プログラムコンポーネンツはね… ちょっと、どうして9点台?って感じですが、今回は彼女だけでなく他の選手もそうなので、彼女の問題ではありません。

 

浅田選手の喜びようを見るにつけ…

方や、オリンピックの大舞台で心の準備が出来ず大失敗しメダルも逃し6位に終わったけど、フリーを滑りきったと感激され自身も悔いなしで嬉し涙を流す選手もいれば、方や、国からもファンからも金メダル連覇が絶対視される中、休養後復帰を果たし銀メダルを獲得し「休養からの復帰は難しかった。うまく大会を終えられ、ホッとした」と涙を流す選手もいる。

キム・ヨナ選手はインタビューで、「スケート人生の中で最も印象深いライバルは?」と聞かれると、浅田真央の名前を挙げたそうですね。「私たちほど長年比較され、競争してきた2人の選手はいない。私たちはともに自国で大きな注目を浴びたので、彼女の気持ちが理解できる」と。

で、キム・ヨナ選手は、浅田選手がフリーの演技後に涙を流す様子をモニターで見て、自分にもこみ上げてくるものがあったそうです。

 

私は以前から、キム・ヨナ選手に関しては、彼女の本番で失敗しない確かな技術と精神力に、感心していました。

 
ジャッジの疑惑は本来選手とは関係ないこと。

 

演技後のインタビューでは冷静だった彼女も、テレビインタビューが終わると突然両手で口をふさぎ、激しく嗚咽し号泣。人目のなくなった廊下にでて、「ホワ~ッイ!?」と叫んだそうですね。笑

性格的には色々あるでしょうが、それだけ、勝負に拘っていたということ、とも言える訳で。本来、当たり前のこと。彼女の場合少々行儀が悪いですが。

 

で、一方、浅田選手の喜びようを見るにつけ、

 

「俺のとは違うなぁ~」と。笑

 

キム・ヨナ選手へ

勝負に生き、それを全うした今、私はあなたのその涙に、敬意を評します。

 

お疲れ様…

 

 

 

 

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